一週間だけのバカンス #交換留学日記 11
2024年10月28日 考えることが多くてあっという間におばあちゃんになる
日中、テスト勉強をして、夕方から友人とお茶をした。
曇っていて、小雨が降ったり止んだり。
久々に会った友人は、今月、仕事を辞めたと言う。
来月からしばらく故郷に帰るとは言っていたが、仕事を辞めるつもりだったことは、知らなかった。
コロナ前からユトレヒトでアートを学び、デザイナーとして仕事をしていたが、会社は大手クライアントの仕事ができてもクリエイティブの楽しさがなく、消耗するばかりで疲れてしまったとのこと。
彼女は結婚願望もあり、30歳なのもあり、親からのプレッシャーも感じると言っていた。
彼女との会話を通じて、わたしは本当に「結婚」という行為に対する興味が薄いのだなと感じた。
家に帰ったら、他愛もないことを話せる誰かが居る環境には憧れるけれど、その誰かが結婚相手でなくてもいい。
結婚より出産や子育てのほうがシリアスな問題だわと言うと、彼女は真逆の優先順位だと言い、それもまた興味深かった。
世界を飛び回りたい欲求、仕事や趣味を追求したい欲求、学びたい欲求、誰かと人生を共にしたい欲求、こどもを育てたい欲求……ぜんぶ一度に、漏れなく叶えばいいのにね。
2024年10月29日 誰とも喋ってない
試験期間、残すところ、あと3日!
今日は、試験が一つ。
朝から図書館にこもり、今までの授業のスライドやテキストを見直す。
夕方にテストを受けて帰宅。
そして、今日、誰とも口をきいていないことに気づく。
次のセメスターに入ったら、修論に集中するのみで、授業がない。
誰とも話さない日が、また増えてしまうのかな。
今度こそ、ラトビアでアルバイト(かインターン)やりたいな……。
2024年10月30日 また誰とも喋らない
丸一日、試験勉強。
テストが次第に終了していき、図書館の混雑のピークは山場を超えたみたい。
それでも、昼頃になるとほとんどの席は学生で埋まる。
オランダとラトビア、どちらが好きかと度々聞かれる。
どちらもいいところがあるから、どちらの方が好きかどうかは決められない。
ただ、学生の数は圧倒的にオランダの方が多い。
その上、いろいろな国から学生も集まっているから、何度もnoteでも言及している通り、勉強する環境としてはオランダに軍配が上がる。
ラトビアの学習環境が、今後どんなふうに発展していくのかは興味深い。
リガ駅周辺の開発も進んでいるし、今後、環境が大きく変わるのは間違いなくラトビア。
そういう意味でも、冬に帰ったら、現時点でのラトビアをちゃんと見ておきたいなとも思う。
2024年10月31日 とても落ち込む。でも。
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