デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション
なんじゃこのタイトル
って言うのが最初の印象で
でも表紙の絵が可愛かったので即買い
あと、浅野いにお先生の作品ということも決め手でした(至極当然)
大まかな話の筋としては
人類滅亡へのカウントダウン
その中で日々を仲間達と過ごしていく、というもの
まあまあ怖いんですけど、
人間が日常的に思い描く不安
社会の制度や人生に対する不安
そういったものが象徴的に描かれている作品だと思いました。
このまま学んでも果たしてそれが生かされる場が来るんだろうか、とか
自分が年老いた時にきちんと生活を守ってくれる制度はあるんだろうか、とか
そういった若者世代の私たちが漠然と抱える不安
この作品を読み進めるうちに、
とりあえず日々をしっかり生きよう
そう考えられるようになりました
至るところに伏線があって
何度も読み返しては次巻を楽しみに心待つ
ここまで奥深い作品はあるのか、と言う感じです
ネタバレは好きじゃないので、このへんで。
いつか映画化とかされてほしい。
生きてるうちに咲かせるだけ
花咲かしていきたいっすよね