情報リテラシー論第8回
今回の情報リテラシー論 第8回のテーマは
位置情報で激変の生活習慣でした。
今回の位置情報というワードで思い出したのは
中島みゆきの『どこにいても』です。
乙女心が全開の失恋ソングです。
『どこにいても あなたが急に通りかかる偶然を それは 気にかけているの』
という歌詞に時代を感じます。
私はゼンリーをやっていませんでしたが、もしこの時代にゼンリーがあったら
『あなたが急に通りかかる偶然を』という歌詞が
『あなたが通りそうな場所をゼンリーで調べる』…とかになるんですかね。
みなさんはフリーWiFiを使用しますか?
講義前に見た動画があまりにも衝撃的だったのでその話をしようと思います。
私は、仕事用のPCでフリーWi-Fiに接続しては行けないと聞いていましたが
単に社内の情報が覗き見られてしまうだけだと思っていました。
ところが、覗き見ならまだ良いと思えるほどの乗っ取りが発生するそうです。
出先でとりあえずフリーWi-Fiを探して接続する癖がある方は、カフェなどの無料Wi-Fiによく似たSSIDを設定し、間違ってアクセスさせるように仕向ける手法を疑い、きちんとそのお店などのWi-Fiなのか確認してから接続するのが良いと思います。
遠隔操作を行うアプリを勝手にインストールされ、スマホを丸裸にされる可能性があります。
仕事なら、データを盗まれて情報漏洩 → 訴訟問題に
プライベートならSNSを乗っ取られる → 知り合いや親が詐欺被害に
クレジットカードや銀行情報 → お金を盗まれる
ショッピングサイトのログイン情報が盗まれる → 勝手に高額な買い物をされる
深刻なストーカー被害に遭わないよう
みなさんも自分の情報を意識して守りましょう。
また、SNSなどに情報を載せるときは、店や会場を去った後にしましょう。
近くにきたからたまたま…というふうを装って実際に会ってこようとする人もいます。
実際、高校時代の私の友達はなりすましのInstagramのアカウントを知り合いと勘違いしてやり取りをし、情報がダダ漏れになっていました。
話していて違和感を長い間感じなかったのは、SNSの位置情報などから普段の生活圏内がバレ、相手側が話を合わせることができたからだと思います。
これらの話を聞いてから、位置情報が怖くて
私はBe Realやゼンリーを利用したことがありません。
もちろん、Googleマップなどの混雑状況などは位置情報機能の恩恵だとはわかっていますし、きっと待ち合わせや緊急事態時には役に立つと思うのですが、使いこなせないうちは中島みゆき的な昭和世界観に生きていようかなと思います。