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演劇のヒトリゴト
こんにちは。三崎トーカです。
今日は、私が演劇について考えていることを書き記します。
(好きな作品リストとかは後日挙げます🙇)
これは、決して多くの人に共感してもらえるものではないと思うので、ほぼ私の日記みたいなものだと思って見てください。
また、誰かを批判したり傷つけたりすることがしたいわけではなく、ただ自分の考えを述べているだけに留まるということだけ、ご承知おきください。
私は、演劇を学ぶために大学に入ったわけだけど、今はあまり演劇を学ぶということをしていない気がする。演劇を学問として、知識として、得たいと思わなくなった。
前までは私は演劇を作る側の人間だったんだけど、そこを抜けてから、演劇を作る側に立つことがなく、(作る側に参加したいとも思わず)演劇を消費する側に立たされているんだよね。作る側にいたときは、「客来いよ!」と思っていたんだけど、客側になると「じゃあ作る側が工夫しろよ!」と思っている。
最近、演劇って宗教だなーと思ったりする。もちろん、好きな人の演劇は観に行ってしまうし、そういった知り合いの作品を観に行く文化は(芸術全般に言えることだけど)あるし、賞レースじゃない限り作品に優劣はつけられないから、駄作は観ないとかそういうことでもないんだけど、チケットノルマとか、お世話になっている方に金落とすとか、なかなかに宗教じゃん!と思ってしまう。それを受け入れていく文化があるがゆえに、世間と断絶があるのは至極真っ当だよね。演劇に身を置く知り合いがいる方は観るし、演劇に関係ない人は一生観ないし。その上、このインターネット社会じゃ、演劇が“ハイカルチャー”になるのも頷ける。
今は演劇を観る側だから言うけど、もっと世間に開かれた演劇ってないのかなー。いや、あると思うんだけどね、私が知らないだけで。例えば、演劇を映像で提供する(テレビとかyoutubeとか)って、本末転倒な気もするんだけど、入りとしてはよいのでは?とも思う。むしろ、コストかかる生ものの演劇から入れって言うほうが難しい話。
演劇を大学という場所で専門的に学んでいると、“ハイカルチャー”としての演劇を知ることが多いから、どうしてもそれが全てかのように錯覚してしまう。でも、演劇はあくまで伝達手段としてのハードルが高いだけで、内容が必ずしも大衆向けじゃないというわけではない。
だから、演劇人とそうでない人を繋げるものがあったらいいよね、と思っている。演劇がサブカル的立ち位置で消費されるようになったのはごく最近なんだよなー。私は、演劇を知らない人でもとっつきやすい演劇つくりたいなと思って大学に入ったんだけど、皮肉なことに、エンタメ演劇はあまり学べなかった。ただ、経験としてどういったアプローチが効果的なのかを様々な演劇を通して考えていく活動はできたから、ひとまずよしとする。
本当は、サブカル的立ち位置のなかでも、私が求めているものと、世の中が求めているものに相違があるから、そこをもっと話したいんだけど……
それはまたの機会に。
ここまで読んでくださりありがとうございました!
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