占星術の残念な点:ハウス
この記事では、占星術の残念な点である「ハウス」について説明します。
記事の要点です。
ハウスによって、能力が発揮される場面が分かる
ハウスの解釈は1つではなく、100種類くらいある
占星術は複数の解釈ができるので、気にし過ぎない
ハウスとは
ハウスは、天体から授かった力が発揮される場面を教えてくれるもの。
占星術では、太陽、月、そして、水星から冥王星までの計10天体を使います。
10天体にはそれぞれ象徴するものがあり、例えば、水星なら「知性」だったり、 火星なら「攻撃性」だったりします。
そして、占星術では人は皆10天体が象徴するものを多かれ少なかれ持っていると考え、それが「天体から授かった力」となります。
例えば、天体から授かった力がコミュニケーション能力だとすると、それが「社会」で発揮されるのか「家庭」で発揮されるのかが、ハウスを見ると分かるわけです。
ハウスは複数ある
ハウスの考え方は一つではなく、複数あります。
だから、占星術の解釈はハウスの種類だけできるわけです。
つまり「金運に恵まれていますね!巨万の富を得ますよ」と占われても、別のハウスを使って解釈すると「金運は人並み。地道に稼ぐタイプですね。」となり得ます。
Wikipediaによると、ハウスは100種類くらいあると言われているそうです。
こんなに多いと、何を信じていいのか分からなくなりますね。
占いを気にし過ぎず、喜び過ぎず
このようにハウスが100種類もあるのは、どうしてでしょうか?
個人的には、占星術の結果を裏付けるエビデンス(証拠)が無かったり、根拠が薄かったりするので、沢山の解釈があるのだと思います。
占星術の本やネットを見ると「占星術の最近の研究では…」のような記述を見かけますが「どんな研究してんねん!」って感じですね。
だからもし、占星術で悪いことを言われても全然気にする必要はないし、良いことを言われても喜び過ぎない、そのような姿勢が大事かなと思います。
おわりに
今回は占星術のハウスについて説明しました。
占星術、ちょっとダメダメですね。