【占星術】ASC・DSC・MC・IC は当てにならない
この記事では、占星術の ASC(アセンダント)・DSC(ディセンダント)・MC(エムシー)・IC(アイシー)が当てにならない理由について説明します。
記事の要点です。
ASC・DSC・MC・ICはホロスコープを4つに分ける点。
ASCは自分自身、DSCはパートナー、MCは社会での活動、ICは家庭や考え方について教えてくれる
ASC・DSC・MC・ICは(古代の)星座と関連づけて解釈されるので、当てにならない
ホロスコープを4つに分ける点
ASC(アセンダント)・DSC(ディセンダント)・MC(エムシー)・IC(アイシー)はそれぞれ、以下を意味します。
ASC: 東の地平線
DSC: 西の地平線
MC: 太陽の通り道の中で、一番高い地点
IC: 太陽の通り道の中で、一番低い地点
ホロスコープ上では、ASCは左端、DSCは右端、MCは上の方、ICは下の方にあります。
ホロスコープを4つに分ける点と考えると、分かりやすいかも知れません。
ASC・DSC・MC・ICから分かること
ASC・DSC・MC・ICからは、以下のことが分かります。
ASC: 自分自身
DSC: パートナー
MC: 社会での活動
IC: 家庭、考え方
ASCで分かる「自分自身」というのは、例えば、周囲の人があなたに対して抱く印象だったり、オーラーのようなものだったりもします。
DSCの「パートナー」は、結婚相手やビジネスパートナーなどですね。
MCの「社会での活動」は、仕事のような経済活動に限らず、ボランティア活動や芸術活動なども意味しますよ。
ICの「家庭、考え方」は、MCの反対側にあることから、活動を支えるような場所(家庭)だったり、価値観(考え方)だったりします。
星座と関連づけて解釈される
今説明した、ASC・DSC・MC・ICは星座と関連づけて解釈されます。
例えば、出生時のホロスコープの右端(DSC)に乙女座があった場合、「貴重面な人があなたの人生のパートナー」みたいな解釈ですね。
ちょっと雑ですが。。。
このような感じで、自分の印象(ASC)、社会での活躍の仕方(MC)、自分も気づいていないような価値観(IC)などが、星座と関連づけて占われます。
しかし、その星座はホロスコープ上の(古代の)星座なんですよね。
以前の記事で取り上げたように、占星術が生まれた当時は良かったのですが、現代では論理的な整合性が取れていません。
だから、十二星座占いと同じくらい、ASC・DSC・MC・ICの解釈も当てにならないのではと考えています。
おわりに
今回は、占星術で使われる ASC・DSC・MC・IC が当てにならない理由を説明しました。
ASC・DSC・MC・ICに限らず、ホロスコープ上の星座を使っている限り、ダメじゃないかなと。
ただ、前々回の記事のように、実際の星座を使えば良いと言う訳でも無さそうです。