皆さんは、偉大なサッカー選手を知っているだろうか。
久しぶりに胸がいっぱいになり、想いが溢れたのでnoteを書こうと思う。
皆さんはカターレ富山の背番号22番椎名伸志選手を知っていますか?
私は確か中学生の頃冬の選手権をテレビで観て、青森山田でサッカーをしていた椎名選手のことを初めて知った。でもその時はすごい選手だな〜ってくらいだった。そこから何年も経ち、私自身もいろんな経験をして、最近になって前十字靭帯4回目から復帰した椎名選手のことを改めて知って、そんな選手が居たことに驚きと刺激をもらった。何よりも話してみたいと強く思った。それからいろんな偶然が重なり、(いや、必然だったのかも)お会いできる機会があった。
私は前十字靭帯5回断裂から現役引退した。椎名選手は前十字靭帯4回断裂から復帰した。数時間では語りきれないほどの話が沢山あり、とても貴重な時間だった。その中で私がここに書き留めておきたいことが4つある。
1.サッカーが何よりも好き
度重なる大怪我をして、それでもこうして乗り越えてこれた理由は沢山あるが、お互いに即答できたことは、なによりもサッカーが好きで、どんなに高い壁があっても、『サッカーがしたい』という気持ちが強かったということ。ただ、サッカーがしたい。ボールが蹴りたい。という気持ちや、サッカーができた時の何にも変えられない嬉しさや楽しさを知っているからこそ、どんな苦しみにも耐えられる。サッカーができた時、今までの苦しさや、悔しさを忘れてしまう。それだけ自分にとってサッカーが全てであるということ。この気持ちが無ければきっと、乗り越えることは困難で、簡単に辞めてしまっていただろう。そう再確認できた。
2.叶えたい夢や目標がある
大きい、小さいとか関係なしに、叶えたい夢や目標がちゃんと自分の中にあったこと。その夢や目標を叶えたいから、諦めきれないという気持ち。めちゃくちゃ大事なことだと改めて思った。叶う、叶わない関係なしに、その夢や目標を持てることそれ自体がとても幸せだと改めて実感したし、それを言葉にできること、夢や目標を持つことの素晴らしさを誰かに伝えれること、それがどれだけステキなことで大切なことなのかをすごく考えさせられた。
3.受け入れる
なぜ、今こうして自分自身の経験を話せるのかと考えた時、自分に起きた出来事全てを受け入れることができているからだと思った。過去は変えられない。言い訳をしても、ああしとけばよかった、こうしとけばよかったとどんなに後悔しても起きた出来事を変えることはできない。それでも前を向いて進んでいくにはその過去を受け入れることが大事なことだと思った。情けなさとか苦しさとか弱さとか、強さも含めていろんなことをちゃんと受け入れることができたなら、きっとどんなことがこの先待ち受けていようと前に進んでいけるのだと私は強く思った。
4.自分にしかできないことをする
似たような経験をした人はこの世界に沢山いると思うが、誰1人として同じ経験をすることはない。自分にしか経験できないこと、自分にしか経験できなかったことが山程あって。怪我をして良かったなんて一度も思わないけど、でも今の自分があるのは怪我があったからで。大怪我を何度も何度もしたってことは全然誇れることではないけれど、その経験はめちゃくちゃ自分の武器で。その経験をプラスにするのもマイナスにするのも自分次第なわけで。私は自分にしかできないことが何なのかはまだわかっていないけど、自分にしかできないことがある。ってことだけはこの経験をしてきた中で強く思っていて、でも自信とゆうか、何かがまだまだ足りなくて。今回、椎名選手とお話して自分にしかできないことをする。ってことがめちゃくちゃ大切だなって改めて気づかされたと同時に、背中を押してもらえたような気がした。まだまだ自分にしかできないことが何なのかは模索中だけれど、きっといつかそれが目標や、夢になってる気がするし、そうしたいなと思う。何かを発信するってことも大事で。実際に椎名選手はそれを行動に移すことができていて、尊敬する。
その椎名選手のことを皆さんにも是非知ってほしい。
そんな椎名選手だからこそ今行なっていることがこちら↓
他にもまだまだ沢山の話をして、いろんな感情になったり、気づきがあったりしたのだけれど、この4つだけは絶対に書き留めておきたかった。
生きてきた環境も、サッカーをしてきた環境も、背負ってきたモノも、失ったモノも、学んだことも、何一つとして同じモノはないのだけれど、それでも今まで感じてきた感情や、考えていることはどこか似ていて、共感することも多くて、すごくすごく感慨深かった。何度も何度も大怪我をして、いろんなことを経験してきたからこそ、わかること。プラスな気持ちもマイナスな気持ちも全部ではないけれど分かりあえて。言い方が悪いかもしれないけれど、他の人には到底分かってもらえない気持ちだったり、分かってもらおうと思ってもなかった気持ちを初めてってくらい話してみたのだけれど、ああ、こんなにも理解してもらえるのか。こんなにも共感を得れるのかと、話しをしていく中ですごく感じて、言葉にするのは難しいのだけれどすごく、それが嬉しかったし、救われた気持ちになった。感謝してもしきれない。出逢うことができて本当に良かったと心の底から思っています。
そんな椎名選手のプレーを少しでしたが、今日見ることもできました。
自分が叶えることのできなかった、サッカー選手とゆう夢を、幾度となく繰り返し起きてしまった大怪我に、想像をはるかに超える苦しさや、悔しさや、孤独と、恐怖と、不安に立ち向かって、ちゃんと前に進んで、もう一度サッカーをするという目標を叶えた椎名選手の背中はとてつもなく大きかった。ピッチの上で楽しそうにボールを蹴っている姿を見て、とても嬉しい気持ちになったと同時にそれ以上にすごくすごく悔しい気持ちになりました。私だってあの場所に立ちたかった。夢や目標を叶えたかった。その想いがより一層強く込み上げてきました。だからこそ、この現実を受け入れて、今の自分にできることを精一杯頑張っていこう。そう改めて強く強く思わされました。とてつもなくいい刺激を貰いました!!
本当にありがとうございました。
私の尊敬する偉大なサッカー選手です。
もちろん1人の人としても。そして、心の底から応援しています。
まだまだ話足りないのでまたゆっくりお話ししましょう!一緒にお仕事も何かできればいいな。そして、いつか一緒に笑顔でボールを蹴れる日が来ることを目標にして、私も頑張っていこうと思います。
まとまってるのかまとまってないのかよくわかんないけど、想いが溢れすぎたので、許してください。笑
それではまたいつか更新します。