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4U2ndカバー曲を勝手に妄想

アローラ、岬サニーゴです。月末なのでnote更新します。

気がつけばGWに入りましたね。自分はGW最終日に予定があるくらいで、今は特にすることもなく、のほほんと生きています。皆さんはなにか友人と遊んだり旅行にでかけたり、あるいはライブに行ったり、もしくはライブに行ったり、あわよくばライブに行ったりするのでしょうか。


来い!!!!!!!!!!!!!!!!!!


わからない人に向けて一文だけ説明すると、ナナシス(Tokyo 7th シスターズ)というコンテンツのある(バンド)ユニットのソロライブが以前存在しており、その次の2ndライブがツアー形式で今年行われ、その第一投がGW最終日の5/8(日)に札幌で行われます。


4U1stライブのイラスト


自分がナナシスを知ったのは4U1stが終わった後なので、ライブのことを円盤を見てでしか知っていません。が、そのライブの内容があまりにも良かったので、今回2ndライブが行われることを本当に嬉しく思います。

4Uのライブは演者のパフォーマンスやトーク、裏方のバンドの演奏ももちろん素晴らしいのですが、自分が特に感動したのはカバーパートです。
4Uはアルバムを出したため、シングルも含めると一定以上の曲数は存在しています。しかし、それだけでライブをするには少し無理があるため、ナナシスの他の楽曲を数曲カバーしました。

↑GOODなSONGs↑


ただカバーは、ナナシスの多くの曲がアイドルの曲なのに対し4Uはバンドユニットなため、単に歌うのではなくバンドアレンジが行われています。これだけでも素晴らしいのですが、それを4Uがライブで歌う背景があったり、4Uがその曲その歌詞を歌うことに大きな意味が見出せたりするので、とてもいい笑顔になれます。

導入が長くなりましたが、今回は4U2ndライブにかこつけて、4Uがこれを歌えばつまりそういうことだよな?という一方的な妄想を書き連ねます。
異論は認めるので、みんなで解釈を投げ合おう!(解釈は自由ノルマ達成)

SAKURA

心に鍵をかけた
初恋はSAKURAになる
それでも咲き続けて
大人になって あなたを忘れてく

SAKURA 1サビ


公式カバー曲です。公式さん、ぜひもう一度お願いします。

このカバーがどうして。ヤバいのかという話は下の記事で書いています。

ざっくりまとめると、「恋は憧れのようなもの」という文脈がナナシスの別媒体にあり、九条ウメに過去に憧れていた人間がおり、その上で初恋の失恋を歌うことがデカいという話です。その他にもSAKURAの結論が九条ウメの自説「一時の流行で終わってしまうアイドル」とシナジーがあるとか、九条ウメと似た境遇を持つアイドルがSAKURAの歌唱メンバーにいるとか、梅と桜という対比関係が存在するなど、多くのフレーバー的文脈が同時並行で存在しています。非常に麗しい。


Behind Moon

いつのまにか
あの季節は過ぎて
壁にかけた想い出も剥がれた

軽くなった荷物と引き換えに
風邪をひいた台風の夜

Behind moon 1A


SAKURAの次にカバーしてほしい曲です、シンプルに1Aの歌詞が4Uの共感を誘いすぎているので。ただ、この曲のバンドアレンジがどうなるのか全然イメージが湧かないので、どうなんでしょう……

この曲もSAKURA同様に失恋の曲(多分)です。ただ、あちらがフレッシュな初恋を歌っている一方こちらで歌われているのは"季節"に称されるほど深く入れ込んでいた恋なので、ウダウダと相手のことを未練がましく歌っています。
ちなみに、ナナシスにおいて季節のパラメータは重要なもので、例えば1A「台風の夜」ということは夏も終わり、すなわち『何か』の趨勢の陰りが見えつつある時期であると考えられます。


もちろん4U視点でこの『何か』とはセブンスシスターズのことです。

同様に、剥がされた「壁にかけた想い出」はセブンスのポスターですし、「旅を終えた友だち」はセブンスの話をしなくなった(九条ウメの)友人たちですし、「あなたのいない世界では なにもかもが枯れてしまうの」は大絶叫パートとなります。狂う……


14歳のサマーソーダ

抜けるような青空の下
いつまでも ロンリー・フォーティーン・ソーダ
忘れないよ 君だけが夏だった

14歳のサマーソーダ ラスサビ


Q. 九条ウメにとって14歳の夏といえば?


A. 2032年7月7日


…………


なぁ……………………………………………………


ということで、九条ウメにとって14歳の夏といえばセブンスの解散ライブですね(九条ウメ8/30生まれなのでこの当時13歳な気もしてきたが、まあバレへんか……)。
九条ウメにとってセブンスの解散はまさに青天の霹靂、つまり「夕立ち」に相当します。これ以上の説明は最早不要でしょう。BPM8くらい落としてエモーショナルなバンドサウンド奏でてくれねぇかなぁ。


Clover×Clover / 佐伯ヒナ

見上げたら
まだまだ届かない空
海の見える丘で
持ち出した青いりんご齧ったら

香った5月のフレーバー
見知った味を忘れても
叶えたい夢があると
心に誓うの

Clover×Clover 2A, 2B


佐伯ヒナソロでお願いします。ええ、佐伯ヒナのソロボーカルです。はい、佐伯ヒナでお願いします。


佐伯ヒナは基本的に巻き込まれ体質ですが、そんな彼女が自主的に行った行動の一つに、九条ウメと鰐淵エモコの仲間に入ったということがあります。佐伯ヒナは他二人と違って他人と丸いコミュニケーションが出来る子なので、学校にちゃんと友達がいて満足して生きているタイプの学生です。

ではなぜ彼女は4Uに加入したのか。ゲーム内シナリオのEPISODE.4Uにて、彼女はこう発言しています。

わたしがウメちゃんとエモちゃんに会ったのは、高校に入ってからなんです。
2人は幼馴染みだから、もう組んで演奏してたんですが……わたし、それを聴いてすごく感動したんですよ。
ああ、これがわたしが聴きたかった曲なんだ、これがわたしのやりたかった音楽なんだって。
そんな風に言われても、意味わからないかもしれないけど……とにかく、その時わたしはそう思ったんです。
だから2人とバンドを始めた時は本当に嬉しかったんですよ。
4Uとして一緒に、自分たちの好きな音楽を作っていけることが、わたし、嬉しいんです。

4U・アルティメイタム(後編)

ここでClover×Clover1Bの歌詞を見てみましょう。

光った四葉のクローバー
育った街の空からじゃ
果たせない夢があると
教えてくれたの

Clover×Clover1B

四葉の輝きを知って普通の三葉じゃ満足できなくなった、佐伯ヒナの衝動はそのように考えられないでしょうか。四葉と4Uで"4"をダブらせてるのも嬉しいですね。この文脈の上でサビ頭Green my daysBraveという歌詞を悠々と歌ってほしく思います。

ということで、佐伯ヒナとサンボンリボンの旅立ちとのシナジーを理解していただけたでしょうか?
公式頼む!佐伯ヒナにアイドル然とした歌詞をもっと歌わせてくれ!!!


タンポポ / 佐伯ヒナ

淡い淡い淡い
わたし恋をしてるの
初めて気づいて
素直にそう言えるの

高く高く高く続く空へと
舞う飛び方を
教えてくれたのは君だよ

タンポポ 1サビ


前述のクロクロと同じ理由です。4Uで明るい恋愛できるのが佐伯だけなの本当に面白い。

上の歌詞もそうですが、2Bの

降り出した春の小雨
何故か愛しくて
昨日のわたしにさよなら告げたの

タンポポ 2B

という歌詞も同様に素晴らしいですね。シンプルにワードセンスがいい上に、佐伯ヒナが九条ウメと鰐淵エモコのやり取り(小雨)を見て笑顔になる情景が容易に想像できます。
更に、セブンスに恋をした九条ウメが、今度は恋される側になるっていうのがそれまた美しいバトンの流れですね。まあこれ4UじゃなくてLe☆S☆Caの曲なんですけど。


お気づきかと思いますが、4Uに合う曲と銘打っているものの、基本的には4Uの過去エピソードとシナジーのあるものを歌わせたいという思いで選曲されています。自分が停滞のオタクだということもありますが、EPISODE.4Uを乗り越えてもう数年が経つ彼女たちが歌うとすれば、それは彼女たちの曲でしか有り得ないと思っている節があるからです。
あと、そんなピンポイントな曲はt7sアイドルソングズにほとんど見当たりませんでした。強いて言えば、クソガキ感が出せるYou Can't Winコドーモ・デ・ヒーローとか歌ってくれると嬉しいかも知れません。ポップめなバンドサウンドでいうとラブリー♡オンリーDon! Kan! Boy!とかありかもしれませんね。でも九条ウメにラブリー♡オンリー歌われても嬉しくないし、鰐淵エモコがDon! Kan! Boy!歌うのは解釈違いすぎる……


AOZORA TRAIN / 鰐淵エモコ

憧れていた世界のすごい人たちは
何色の空に弱さ捨てたんだろう

AOZORA TRAIN 1B


佐伯ヒナのソロカバーを提案したならば、鰐淵エモコのソロカバーも差し出しなさい。聖書にもこうかかれています。
とはいえ、この曲は鰐淵エモコが歌うには音域が高すぎるかも知れませんね。どうしよう……

鰐淵エモコは毒舌とよく紹介されていますが、その手のキャラクターはたまに出す本音や弱音が高打点で良いとされています、押し並べて。そしてこの曲は隠している本音を出したい、強がってるけどもっと親密になりたい、そういった感情を透明感あるフロウで歌っています。つまりこれを鰐淵エモコが歌うと……?

ほら もうずっと そうギュっと
抱きしめたいけど言い訳を集めて
『笑って、意地悪なその声で』
言えないからせめて
一緒に次の駅まで

AOZORA TRAIN 2サビ


4Uカバーだと思うと自分はこの歌詞でEPISODE.4Uの解散シーンを思い出しますね。皆さんはどうですか?
鰐淵エモコの決して表には出さない素直さとか臆病な面にフィーチャーした曲ということでAOZORA TRAINにならせてくれねぇかな。


Purple Raze / 鰐淵エモコ

夢に見たからサジェスチョン?
くだらないから晴れ模様で
塗りつぶしたSKY BLUE
何故か切なくなって

Purple Raze 2A, 2B


瀬戸ファーブのソロ曲です。

鰐淵エモコと瀬戸ファーブは同じベーシストとして通じるところがあると自分は思ってるんですが、どうなんでしょう?
ベースという楽器は一般に誰かと演奏することを想定した楽器なので、わざわざベースを始めるというのは色々と妄想の余地があります。どこで書かれていたか覚えていませんが、実際瀬戸ファーブがベースを始めた理由は人と演奏するためだったはずなので、鰐淵エモコもそういう理由だったりすると嬉しいですね。

あともう一つ妄想を語ると、鰐淵エモコがやりたい音楽にこういう音楽があってもいいとも思っています。

初期4Uのポップなテイストは明らかに九条ウメの手腕ですし、新しいドルソンが供給されない世界で注目されやすいから作った、という背景を感じます。t7sというコンテンツ的には4UとQOPの各バンドの音楽性は被らないようにする必要があるため、という理由がおそらく大いにあるとは思いますが。
それでは鰐淵エモコはどういう音楽性を持っているのか。EPISODE.4Uの描写的には、広く浅く音楽を拾っているイメージがありますし、セブンスシスターズの音楽も神聖視するほどは評価していないように思います。九条ウメや瀬戸ファーブなら七咲ニコルと羽生田ミトの影響を受けた曲だと簡単に断定できるのですが、鰐淵エモコの場合は作中の特定キャラに影響を受けた描写がないのでわかりません。
唯一ヒントがあるのはソロ曲の青空Emotionですが、正直この曲をそこまで咀嚼できてないので自分はわかりませんでした。ベースソロ渋いねぇくらいしか言えることが無い。

4Uのベース・鰐淵エモコの強さと凛々しさを気持ち良く引き出したロックチューンが登場!
疾走感溢れるイントロを皮切りに、間奏ではファンにおなじみの「1,2,3,4U」を取り入れるなど、
まさにエモーショナルで聴き応えたっぷりの名曲に仕上がっている。

https://t7s.jp/release/ingame/54.html

とt7s公式サイトに紹介されていますが、実際どうなんでしょう。少なくともポップではないということはわかりますが、鰐淵エモコのやりたい音楽が見えてきませんね。こういう文章書くと就活でやりたいことが見えないって散々言われたことを思い出して嫌な気分になってきた。


ともかく、4Uではなく鰐淵エモコの音楽としてPurple Razeはありではないかという話です。

いつも脱力してるけど
そいつは表の顔ってやつさ
吹き飛ばして弾く
右手のBLOWIN'

Purple Raze 2サビ

とか歌ってほしくないですか?
あ、そうでもない?そう……



まとめ

これは4月分のnoteですが現在5月6日。4U2nd札幌まで1周間もあるし4Uのこと思い直すか~と思っていたら、もうあと2日後になってしまいました。

2日後!?!?!?

急に怖くなってきました。飛行機チャペったらどうしよ……


何はともあれ、こうして色々書いているうちに、4U2ndの実感が湧いてきました。ラブデビトリトリハロマイラッキーラッキーと、SAKURAとあと1曲くらいカバー聞かせてくれ~~~。
ミクチャ最速先行なので当日はいい席だという期待も楽しみに拍車をかけます。連番のオタクと肩組んで多動きたいですね。

ちなみに札幌も博多も、所属している京7研というサークルの会員と連番で行きます。
八王子のチケットは…………?


求:4U2nd八王子のチケ
出:誠意

厳しい条件とは思いますが、是非ご一考よろしくお願いいたします。

誠意も見せれたし今回はこのあたりで。次は4U現場で会いましょう。それではまた5月。