うつのみや花火舞台裏~その5:初代会長~
「会長の時に見る花火よりも、その翌年一般のボランティアとして駐車場の警備をしながら見る花火が一番最高なんだ」
その話を聞いたのは初代会長の事務所に訪れていた時だった。
13年前にうつのみや花火大会を立ち上げた初代会長は今では有名なミュージシャンのPVやスポーツの紹介動画等を手掛けている。毎年花火大会のイメージソングのPVを作ってくれていて、今年も快く引き受けてくれたのだけど、その時にこの花火大会に対する心意気を語ってくれた。
多分それくらい会長というのは重責があるんだと思う。
他にもいろんなエピソードがあって私は大きな感銘をうけていた。こんなパワフルな人だからこそ復活させることができたんだなと。
そしてそれによって復活し、大きな成長を遂げながら今もなおボランティアで13年間続いているこの組織の素晴らしさを改めて感じていた。
初代のエピソードがあまりの話に圧倒されて、面白くて、もっともっとその話を聞いていたくなった。
その時ふとこの話が映画とかになったらいいなと思った。
こんなおもしろエピソードを聞いたら募金もしたくなるし、その背景を知れば花火のボランティアをしようと思ったり会場に足を運んでもらえるに違いない。
もしそうなったら本当に最高だなと、そう思うようになっていた。
つづく・・・
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?