うつのみや花火舞台裏~その1:栃木ゆかりのみ~
「花火のボランティアって知ってます?」
それを聞かれたのは2018年の12月のとある栃木での交流会でのことだった。その時までもちろんその存在を知らなかったし、正直私は今までボランティアというものについて自ら率先してやりたいと思ったことがなくて、そんなことを言われても別に興味を持てないでいた。
自分のやりたいことができていない状況の中で、他の人のために奉仕する時間は持ていないなと思っていたからだ。
なので話半分に聞いていたのだけど、その男性がやけに熱心だったし、ボランティアとしての規模も大きく毎月会議をしているとのことだったので、とりあえず一回くらいは話を聞いてみてもいいかな~というそんなぐらいでした。
結局私はその場で来月宇都宮市役所で開催される全体会議に参加する約束してその場を後にしたのでした。
そしてこれがおそらく全ての始まりだったように思う。
もちろんこの時の私はやるかどうかも決めてなかったし、ボランティアってやりがいの搾取じゃないかという風潮もあったので、まさかこどもたちに大人が本気になった姿を見せるためにやってる活動だなんて知る由もなかったのでした。
つづく・・・
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