うつのみや花火舞台裏~その14:当日早朝~
「死にそうなくらい眠いぞ・・・このまま死んだら死因は睡死になるのかな?」
朝4時に起きた私は昨日早く眠れなかったことを後悔していた。当日はいろいろ準備があるということで会場には5時集合ということになっていた。
このあと炎天下の中3時間駐車場で立ちっぱなしで警備するとわかっていれば、もう少し早く寝ていたかもしれない。いや、きっと暑さに強い自分を信じて就寝時間は同じになった気がしないでもないが笑
朝焼けが寝ぼけまなこに突き刺さる中、会場に着くともう何人も人が集まっていてた。
当日は交通規制がしかれるためそのための道路にコーンを並べたり、屋台の人や場所取りで早く来た人をちゃんと誘導する必要があったのだ。
午前中の太陽は灼熱に燃えさかり、熱中症になって気分が悪くなる人もいた。熱中症マニュアルに従って適切対処しているボランティアメンバーを横目に私は駐車場入り口に立っていた。
ついにきた。いよいよ始まるな。徐々に眠気が覚め私は少し気を張っていた。
しかしこの時はまだ猛スピードでしのびよる積乱雲の姿に誰も気づいてはいなかった。。
つづく・・・
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