幸せの視点を変えることで根本的な幸せに気付くことができる
私はある出来事をきっかけに、今の人生に満足していると感じている人、自信をもって幸せだと言える人はどのくらいいるのだろうという疑問を抱くようになった。
そんな疑問と照らし合わせるかのように自分自身に問いかけてみる。
"今私は幸せだと自信を持って言えるのだろうか"
問いかけの答えを見つけるために、まず私にとっての幸せとは何かを考えてみることにした。
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私にとっての幸せは、"誰かの役に立つことや影響を与えることができたと実感すること"。
例えば、私が教員時代の教え子が「将来、先生(私)みたいな教師になりたい」と言ってくれた時。その子にとっての目標になれたということや夢を持つきっかけを与えられたことが幸せだなと感じた一つの例である。
だからこそ私は、誰かの役に立つことに繋がる行動をとることが自分の幸せだと思っていた。
そんな中、最近ある人から言われた言葉がある。
「誰かのために何かしたい、役に立ちたい。そう思えることは凄く素敵なことだけれど、大前提に自分が幸せでなければならない。」
この言葉を聞き、振り返って考えてみるとこれまで私が幸せだと感じていたことは、その場だけ(=短期的に消費していく幸せ)に過ぎなかったということ、そしてこれまで幸せだと思っていたことは相手主体だったということ、に気付かされた。
そうではなく、
・美味しいお魚や大好きなチーズが食べられることや、頭を真っ白にしてぐっすり眠れること
・海や山などの自然が周りにあり、空気がおいしい場所で過ごすことができる、好きな人たちが周りにいて、人と比べず素直な自分でいられること
・上記2つが満たされていて、その上で誰かの役に立っていると実感ができる仕事ができること
など、自分主体で考える幸せは長期的に続くことが多く、自分が幸せな状態だからこそ相手の幸せも考えられるようになるのだと気付くきっかけにもなった。
最初の問いに戻る。
"今私は幸せと自信を持って言えるのだろうか"
答えはYESだ。
誰かの役に立てるように、そしてそれが自己実現へと繋げていけられるように、これからも根本にある自分の幸せを見つけていきたい。