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夏の終わりのおセンチにはあったかい素麺を。

※だらだら書いてて書き終わって読み返したら恐ろしいほどにエッセイストかコラムニストへの憧れがでた文体になってしまっているので少し小っ恥ずかしいなコイツくらいのテンションのほうがいいかも。あぁ恥ずかしい…。※


一週間の出張を終えて、一人暮らしのおうちに帰ってきた。

朝、気球に乗りたかったから同期の家に一泊して先輩と一緒に早朝からチャレンジしてみたけど、天候で気球には乗れず、軽い朝活して駅前でやってたイベントで一杯だけ呑んできゃっきゃして帰ってきた。

久しぶりに同期とも会えたし、先輩をも巻き込んで遊びに行けたのめちゃくちゃ嬉しかったなあ。

朝早かったし、お酒入れたのもあって帰りの電車の中の約3時間ほぼ気持ち良すぎるぐらい爆睡してた。

「夏らしいこと今年したかなぁ」

そんなことを考えながら車窓を見てぼーっとしてたのに意識飛んでた。

家に着いたのは実際16時過ぎくらいでいつもやったら今から飲みに行くかあって時間やけど、今日はいつも仲良い先輩も彼氏に会いに東京行ってるしなあとふと見たSNSには楽しそうに花火大会に向かうストーリーが流れてきて。
「あぁ、今日花火大会かあ」と一言出てきてしまう。

頭の中ではフジファブリックの若者のすべてが流れてきたけど、最後の花火見てないし!!!!

1週間、慣れない人たちと慣れない仕事にやっぱり精神的に楽しいだけではなかったし、気も使ってただろうし。ダンスも行ってないしなぁ。また明日から始まる1週間分、またさらにその先の仕事の見通しをつけないとなあとか考え出したら、楽しみな反面プレッシャーも出てきてちょっと不安。

大丈夫かなあ、最後までやり切れるかなあ。

そんな不安をぼーっと考えながら、壊れてた自転車の修理を出しに行かなきゃと行った帰り道。

もう夕方には私の地域は半袖じゃ肌寒いなぁと思いつつ、こんな秋の初めどころか冬の気配まで感じる。今日誰かと最後の花火見にいきたかったなあとなんか少しおセンチになってしまった。

やっぱり一人の寂しさと上手く付き合える日は私にはまだ来ない。

同期に電話してみようかなとか、気になってる近くの居酒屋一人で行ってみようかな、とか。色々選択肢は考えたけど、なんだかんだそれぞれに理由つけてやめた。結局こうやってどこかに自分の感情吐き出して整理するのが自分の中では整理がつくんよ。

ただただふと寂しくなる瞬間、季節の変わり目を感じる。

「それでもいまだに街は 落ち着かないような気がしている」

そんな帰り道でふと思ったのが、

「あ、優しいお出汁のにゅうめんたべよ。」


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