とある座敷わらしのお話
こんばんは、神定です。
今回はとある座敷わらしのお話をしましょう。
とある貧乏な家に、座敷わらしが住んでおりました。
その家の住人たちは、こどもをいじめぬき、自分たちにとって都合のいいこどもしか生かしませんでした。
不運にもその家に住みつくハメになった座敷わらしは「うちが貧乏なのはお前が福を運んでこないからだ」といじめられました。
しかし、座敷わらしという生き物は大事にしてやらなければどんどんその家を没落させていきます。
家の住人たちはそのことに気づかないまま、座敷わらしをいじめぬきました。
ある日、座敷わらしは一冊の本を手に入れます。
そして、座敷わらしはその本の登場人物に恋をしました。
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