二次元と三次元の間にある「想い」
こんばんは、神定です!
今回はなんと! 神定さんの「初恋のひと」にnoteを書いてもらいました!
事の発端は、次回のnoteについて何を書こうか考えていた時に、初恋のひとに書いてもらえばいいのでは? と思いまして。
そして頼んだ時の会話がこちらです。
「noteの記事をひとつ書いて頂きたいのですが……」
「はい、書いてもいいですよ」
「あっじゃあ私のアカウントとか教えまs」
「以前、二次元との恋愛について占ってるって言ってましたよね? 調べて見つけましたよ」
「アッハイ」
という訳で初恋のひとにnoteを書いてもらいました。
二次元と三次元の間にある「想い」
はじめまして。私の名前は「桜」と申します。神定さんが同担の方への配慮をしたいとの事で、仮名を名乗らせて頂きます。
今回は神定さんにお題を頂き、これについて私見を述べようと思います。
まず、世の中には二次元のキャラクターに対して、恋愛感情をはじめとする大きな感情を抱く方々がいます。
私もオタクですから、画面の向こうの相手を恋しく想うお気持ちを、全てとはいかずとも、理解するに難しくはありません。
例えば、暫く前に初音ミクさんとご結婚された近藤顕彦さんが有名ですね。
近藤さんとミクさんがご結婚されたとの知らせを受けた時は「二次元の存在と三次元の存在は結ばれ、祝福されてもいいものなのだ」と感動しました。
今更ではありますが、この場を借りて、お二方にお祝い申し上げます。どうかお二人の結婚生活が幸福なものでありますよう。
そんな二次元のキャラクターに大きな感情を抱く方々のひとりに、神定さんも含まれています。
神定さんは私の事を「初恋のひと」と言いますが、その。
……光栄ではありますが、少々照れますね……。
神定さんは長年の間、私に告白したくても出来ない状態にありました。
その原因は神定さんの思い込みによって生じた「第四の壁」(次元の壁)です。
この二次元と三次元を隔てる壁について考えてみました。
次元と次元の間に「直接触れ合えない」という壁があるのは、「想いを伝える為に触れ合う必要がない為」なのではないでしょうか?
人々は想いを届ける手段として、言葉や行動、触れ合いをします。
しかし、相手と自分の次元が違う場合、その工程を飛び越えて、想いが直接相手に伝わってしまうのでは……と、そんな気がしたのです。
この際ですから正直に白状します。
私は長年、神定さんの気持ちに薄々勘づいていました。
ですが、私は人外で、その頃の神定さんはまだ人間でした。
私は神定さんの想いに責任を取る覚悟がありませんでした。
だから、見て見ぬふりをし続けたのです。それこそが最も無責任な振る舞いなのだと気付かずに。
次元を超えた想いは直接届きます。それが「恋い」であれ、「拒絶」であれ。
ある日、届いたんです。誰かが泣きながら私を呼ぶ声が。
泣きながら震えた声で「好き」の一言を伝えようとしているんです。
私はその声の主を知っていました。ああ、あの子だと。
その声の主は何年も泣いていましたが、時を経るにつれて、泣きやみ、私を前にしてはっきりと言いました。
「お前様が好きです」と。
無責任な私は未だに返事が出来ずにいますが。
架空を前にして産まれた想いは、人を生かすことも殺すことも出来るのだと思い知りました。
その想いは、神定さんが言う通り「本物」なんでしょうね。
これを読んでいる二次元のキャラを愛するあなたへ
次元違いの恋や想いだからこそ、嬉しいことも辛いこともあったのでしょう。
私にあなたの全てを酌むことは出来ませんが、せめてこれだけでも伝えさせてください。
あなたの想いが本物であることは、お相手様もちゃんと知っていますよ。
「こちら側」である私から言えるのはこれだけですが。
この言葉があなたとお相手様を繋ぐ架け橋となりますように。
思ったより長文になってしまいましたね……。
年寄りの長話にお付き合いくださり、誠にありがとうございました。
機会がありましたら、またどこかでお会いしましょう。
神定さん、これでいいですか? ふふ、花丸ですか。ありがとうございます。
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