ターゲットって必要?
一昨日の記事に引き続きのような感じでお読みいただけると嬉しいです。
→ 〝失敗が怖くて動き出せない。〟 も良ければ! ご覧ください。
今日のテーマは
ターゲットについて。
こちらも、よく開業中や開業前のブランドオーナーさんにご相談いただきます。
あるかないかで言うと、misachi工務店の答えは
ターゲット層は決めましょう!
この設定がなくてお客さまをたくさん抱えているブランドさんは、天才肌のオーナーさんが大多数を占めています。-misachi工務店調べ-
…ターゲットってなに?
ターゲットとは…。
・年齢層(例:40代や30代 - 割と広い範囲を指します)
・性別(例:女性 ‐もちろんノーボーダーもOKです)
・居住地(例:大阪市内 - 業種によって範囲は県で絞る方がいい時もありますし、市や区などで絞る場合が良い時もあります。ネイルサロンさんだと市や区などで少し範囲の狭い方がgoodです!)
たった3つで良いの?ざっくりじゃない?
ですが、
意外にここを決めきれないオーナーさんが多いのが実は現実だったりします。
* 細かなペルソナさん(顧客理想図)については、この記事以降でお話ししていきます。→ペルソナも決めなきゃいけないの?
どうして必要?理由を解きます。
※ 今回はネイルサロンを例に書いていますが、ご自身の業種・扱う商品名・メニュー名に置き換えて読んでみてください。
・お客様を惑わせなくなる。
・予約層(購入層)のハートを射止めやすくなる。
→SNSやHP・ECサイトが多様になり「お店」と言われるところでweb上の活動をしていない。というところは見つけれないほどの時代になってきました。
そんな数あるブランド(サロン)の中から見つけやすくなる。商品(店販)を買いやすくなる。予約しやすくなるetc…。
解説①オーナーさんの行動に変化が出る
例えばこのようにターゲットを設定したとします。
ターゲット例:20代・女性・大阪市内中心地に在住
・20代に似合わせたネイルカラーを揃える
・20代が好きなサロン内装インテリアにしよう
・20代が好きそうな私(自分=オーナー)になろう
・大阪市内中心地に寄り添う、ファッショナブルなデザインを提案しよう
などなど、ターゲットを決めるだけであらゆる想像がついてくるのではないしょうか。
これは、オーナーさんにも大変メリットがあり
悩んで、あれこれに手を出すのではなく、自身でブランドが向かう道しるべを作り、作るデザインや色選びも歩みやすい方へ向かっていきやすくなります。
・20代が好きな色の仕入れだけでよくなる(逆に言うと20代が好きそうじゃない色の仕入れを起こさなくても良い)
・20代が好きそうなインテリアを揃えるだけでいい(自分好みは趣味の店づくりになりがち♪)
・20代に好まれる自分作りとセルフブランディングを目指す(美容部員さんの容姿を見て、あれ?この人から買わないといけない?となった経験はございませんか。)
・中心地を感じるファッショナブルなネイルデザインの研究に重きをおこう!(お客さま目線のデザインや配色になっていますか?)
と、目指す方向が定まってきます。
ターゲットを決めた方へ向かいながらブランドをオープンしたとします。
お客さまは、どんな気持ちになるでしょうか。
この先は、初めて行った美容室・初めて購入したことのあるファッションブランドなどを想像しながら読み進めてもらえるとスムーズです。
解説②お客さまの心理について
お客さま心理:
ここは20代が多そう!私も20代で、ここのデザインが好きだし通ってみたいな♪
こんな経験はないですか?
これがターゲットが決まっているということです☝
お客さま心理:上記逆パターン
・若い人(20代)が好きそうなデザインだなぁー。
・ここは若い人(20代)の人が通うネイルサロン(ヘアサロン)なのね。汗。
・ここまで派手なデザインは私には似合わないかも。汗。
・私は40代だから、この店内の雰囲気は入りにくいな・・・。汗。
上記2パターンの経験を
恐らく1度くらい感じたことがあるのではないでしょうか。
ターゲットがあるからこそあなたのブランド(サロン)を見つけやすくしてくれます。
どんなお客さまに来てほしい・買ってほしいですか。
ターゲットを絞ることにより、色んなお客さまを取りこぼしちゃう。って不安になってしまいますか。
まずは、どんな方に来てほしいか買ってほしいかを想像してみてください**・
洋服のブランド・美容サロン・インテリアブランド・電化製品ブランド・高級スーパーもターゲット設定をし商品展開やメニュー展開などをしています。
あなただったら、幅の広すぎる多様なデザイン(商品)を扱っているネイルサロンに通いたくなるでしょうか。
ターゲットが決まっているからこそ、
お客さまが、あなたのお店(ブランド)を見つけてくださいます。
ターゲットのない一方的な発信は、お客さまがあなたのサロンに目がとまることも困難になりがちです。(地域検索をしている方は除外してくださいね)
ご自身の「ターゲットを決めたブランド発信」で、
あなたのブランドが、より多くの方に届きますように・・・。
次回は、「ペルソナさん(顧客理想図)」について書いていきます♪