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卵子凍結決断しました
今から半年前に卵子凍結を行いました。
私の卵子ちゃん達、
12個は冷凍されグレイスバンクで出番を待ってます。
私の体験記をシェアしたいと思いnoteに綴ります🐣
未来への投資、それは突然やってきた
「卵子凍結」という言葉を知ったのは、もう10年以上も前のこと。千葉の浦安市が、ある大学病院と共同で、卵子を凍らせて保存する取り組みを始めたというニュースを耳にしたんです。当時はまだ30代前半で、「そんなの、お金持ちの人向けの特別なことなんじゃない?」なんて、どこか他人事のように思っていました。まさか自分が、将来、そんな選択肢を真剣に考える日が来るなんて、想像もしていませんでした。
タイで出会った、私の未来を凍らせる選択
36歳、海外赴任でバンコクに転勤しました。念願の海外転勤のキャリアを手に入れた一方で、私の心はどこか寂しかったのも事実。結婚も出産も、遠ざかっているように感じていました。
そんなある日、友人のパーティで出会った女性との会話が、私の人生に大きな転機をもたらしました。
シンガポールからわざわざタイを訪れていた彼女は、卵子凍結のために来ているというのです。シンガポールでは卵子凍結の上限年齢が35歳と聞き、驚くと同時に、自分にもできるかもしれないという気持ちが湧き上がってきました。
「卵子凍結」という言葉は知っていましたが、実際に実行した人に話を聞くのは初めてでした。彼女の話は、まるで魔法の言葉をかけたように、私の心に響きました。
そこから私は、卵子凍結について徹底的に調べ始めました。インターネットの情報は膨大で、どれが正しいのか分からず、知り合いには事あるごとに質問攻め。まつげパーマをしながら、タイ人スタイリストさんにも相談したほどです。
バンコクの街を歩きながら、未来の私と対話しているような気がしました。この経験は、私の人生に新たな選択肢をもたらし、自分自身と向き合う貴重な時間となりました。
この記事は卵子凍結・保管への理解向上のため、グレイスバンクの提供でお届けしています