卵子を凍結した日
卵子凍結、そして生まれた感情
待ちに待った、そして同時に少し怖かった卵子凍結の日がやってきました。
有給休暇を取り、緊張しながら病院へ。
手術室のような雰囲気の診察室で、いざ採卵。
正直、想像していたよりもずっと不快感がありました。あの時ばかりは、「こんな思いをするなら、凍結なんてしなければよかったかも…」と、一瞬、後悔の念が頭をよぎりました。
モニターに映し出される、自分の体から採取される卵子の映像を見ながら、なんとか気持ちを落ち着かせようとしました。
無事に採卵を終え、個室で休んでから帰宅。
休憩の後に11個、帰宅した後に更に1個、合計12個の卵子が無事に凍結できたと聞き、安堵したと同時に、自分自身を誇らしく思いました。
私の未来を預ける場所、それは…?
卵子凍結、無事に終わってホッと一息…と思いきや、次は凍結する場所の選択です。
病院から、自院で保管するか、グレイスバンクという専門機関に預けるか、という選択肢が出されました。
話を聞いてグレイスバンクに即決しました。一番の魅力は、"移動できる"ということ。
国内の提携病院はもちろん、海外へも持ち出せるなんて、なんて自由なんでしょう!
将来、どこに住むか分からない私にとって、この柔軟性は本当に魅力的でした。
それに、料金体系も分かりやすかったんです。
卵子1個1個に料金がかかるのではなく、ゲージ単位での計算。
迷わずにグレイスバンクに決めました。
この記事は卵子凍結・保管への理解向上のため、グレイスバンクの提供でお届けしています