外出自粛、春を楽しむ
私の家族は喘息を持った祖母と母親、姉がおり、昨年私自身も喘息を経験。自分を守る、そして自分の家族や友達を守るためにも不要不急の外出を控えています。
土日の予定はフルキャンセルし、飲み会はオンライン飲み会を実施してみた。
そして本当は滋賀の海津大崎や京都へ桜を撮りに行きたいと思っていましたが、断念。
この土日はスーパーやドラッグストアの帰りにどれだけいい写真が撮れるか週間にしてみました。笑
公園では小学生が数名で遊んでいて。
私は学生時代、おそらく学校が始まらないなんてことはなく、当たり前の卒業や入学を迎えられていたんだなぁと実感。
中学や高校の卒業式はかなり大きな分岐だったので、卒業式ができなかった学生さんたちはやるせないと思う。人間がどれだけ新型のウイルスに悩まされようが、桜は毎年、咲くね。
桜の散る瞬間、あっと声が出そうになるぐらい美しかった。この感覚はいつ覚えたんだろうって思うぐらいの切ない気持ち。昔から時間と天気がぴったり合った綺麗な景色は写真に残さなきゃ、って気持ちが強くてそれは今にも残ってるなって思う。
この写真のすぐ後に、白のバンがゆっくり公園の前に止まった。
静かにドアの窓があいて、後部座席に小さなおばあちゃんが乗ってた。おそらくヘルパーさんと思われる運転席に座ったお姉さんが、綺麗だねって声をかけた。
おばあちゃんは、すごく綺麗だね、といった。ゆっくりと白いバンは交差点を左折していった。
おばあちゃんは何年桜を見てきたんだろう。
それでもこの季節が来る度にこの花を綺麗って思う気持ちは忘れないって素敵ね。
だから、来年もきっと桜は咲くし、その桜は今年の桜と同じぐらい綺麗だなって思えるんだろうから、今は我慢して近所の桜を楽しみます。
わざわざ観光地にいかなくても日々の生活を楽しめるのが、私たち日本人のいいところでしょ。
sugi
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