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カナダ留学の話

今回も私の留学のついてお話しさせてください。

私は現在、10年間在籍した日本の学校を辞めて、カナダに高校留学中です。
みなさんが想像するのは多分、バンクーバーやトロントなどの都会が多いのではないのでしょうか。
しかし私は、そんなものには掠りもしないような
田舎に住んでいます。

正直言って、すごく不便です。
日曜日にはバスが運行していません。
友達と街で遊ぶ、と言っても大抵二時間でやることがなくなってしまう。
そんな街です。

でもこの街には、不便さ以上の楽しさがあります。

自然を感じる楽しさ。
歩く楽しさ。
新しい発見がある楽しさ。


留学は『楽しい』『嬉しい』だけでは決してありません。
どちらかといえば『辛い』『苦しい』が七割だと思います。
でも毎日がとても楽しいのです。

多分、3割の中にある喜びの一つ一つがすごく大きく感じるから。

多分あのまま日本の学校にいて卒業して就職すると
すごく安泰だし、両親も近くにいるからすぐに助けを求められるし、
不安なことなんて一切なかったと思うんです。
でも多分、

公園でピクニックしたり、
ただ散歩をしたり、
一眼レフで写真を撮ったり、
そんなことは一切しないと思います。


そんな不便な場所だからこそ、訪れる一つの喜びが圧倒的に大きいのです。


毎日の生活の中に少しでもいいから幸せを見出す。
現代社会では難しいかもしれないけれど、それができれば、きっととても楽しみながら人生を全うできるんだろうな、って思います。


今日も私はそんなことを考えながら生きています。

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