CBD American Shaman製品のご紹介
はじめに
初めまして。私は、2020年より、アメリカ、カンザス州カンザスシティに拠点を置き、CBD原料の輸出販売をする会社、Hachizen corporationを経営しております、ホジソン美紗(Misa Hodgson)と申します。
今日は、以前私が勤務していた、CBD American Shamanの製品をご紹介したいと思います。
CBD American Shamanとは
CBD American Shaman(CBDアメリカンシャーマン、以下 Shamanと呼びます)は、2014年にアメリカ、ミズーリ州、カンザスシティに設立されました。
CBD産業の黎明期から、バイオアベイラビリティに着目し、その開発を進めてきたパイオニアです。
※バイオアベイラビリティとは、服用した薬物が全身循環に到達する割合をさし、その数値が高いほど、体に吸収されていると言えます。
Shaman(祈祷師)
人間とともに生まれ、人類と共に生き続けてきた天然の植物、麻。
きびしい環境でも、たくましく根を張って育ち、衣料、寝具、油、薬、栄養になる麻は、人々の生活にかけがえのない素材として、太古の昔より重宝されてきました。
また、麻に含まれるカンナビノイドが、生体内のホメオスタシス(恒常性)のバランスを正常に戻す作用によって、シャーマンと呼ばれる伝統的な治療しや祈祷師は、麻をホリスティックで神聖な薬とし、人々の病を治癒することに使用していました。
CBD American Shamanは、先人より受け継がれる古代の知恵、麻によって病を治癒したシャーマンのように、カンナビノイドシステムを通して人々の健康を促進し続けることを理念としています。
ナノ CBD 水溶性オイルの利点
大切なのは「濃度」ではなく、「バイオアベイラビリティ」
全米には300店舗以上の取扱店がありますが、シャーマン社の売り上げの90%はナノ化水溶性製品によるものです。
以下、ナノ化されたCBDの利点と有効性についてお話ししたいと思います。
シャーマンのナノ化製品は、水に入れ、軽くかき混ぜるだけで、水と混ざって半透明になり、安定して分離することはありません。
最も重要なのは、飲み物の見た目や味を劇的に変えることがなく、迅速な効果が得られることです。
その効果は、例えるなら、アルコールが作用するように早く、飲む前から体への作用を予想することが出来ます。
↓水溶性製品の、水への適合性の動画はこちら
https://note.com/preview/n5f1e8858e7db?prev_access_key=1deb505531d0b7073ecb82bdb5907a33
ナノテクノロジーのメカニズム
シャーマンは、超音波を使用したナノテクノロジーを採用しています。
強い超音波によって液体中に気泡を作り、それを崩壊させることで分子を微細なサイズに分解、独自のフォーミュレーションで包み込むことによって、原料が水と混和します。
このミセル化されたCBDは、粒子サイズがはるかに小さくなると同時に、表面比率が大幅に高くなるため、細胞に結合する表面積が増加し、結果、より早くより多くのCBDが血流に到達するしくみとなっています。
イメージとしては、例えば、BBガンの球がいっぱいつまったバスケットボールが、床に置いてあるのを想像してみてください。床のごく一部しかカバーしていません。さて、バスケットボールが開いて、BBガンの球が床にこぼれるのを想像してみてください。それらは床全体に広がっていきます。それと同じ現象を体内で起こすことが、当社のナノテクノロジーなのです
粒子のサイズは、直接吸収率に影響します
左側のレポートは、CBD150mg/mlを含むMCTとCBDオイルの混合物(非ナノ)のデータを示し、左側は当社の水溶性オイル(ナノ化)のデータです。ナノ化前のティンクチャーの平均直径は1333nmでしたが、水溶性オイルは96nmとなり、13分の1のサイズに縮小されました。
研究によれば、100nm未満の粒子は体内への吸収が高まりますが、50nm以下の場合は細胞壁や細胞質を通過してしまう可能性があります。
シャーマン社のナノ化オイルの平均粒子サイズは50-100nmをターゲットとしており、このサイズは小腸をスムーズに通過し、迅速に血流に到達するメカニズムを提供します。
ナノ化CBDのバイオアベイラビリティに関する資料のほとんどは、自社製品のマーケティング目的で行われた研究結果です。
これは、独立した研究は少なく、麻の産業が未熟で、カンナビノイドやCBDに対する国家の支援が不十分なためです。
しかし、他の医薬品の研究から、CBDをナノ化した場合の効果を仮定することができます。
上のグラフは、医薬品の粒子サイズ4種と、その血中濃度を示したものです。
緑色の線は、粒径が100nmの医薬品を示しています。摂取して約2時間後の血中濃度は、青色400nmのそれと比べて、約4倍高くなっていることから、粒子サイズが100nmに近づくほど、その血中濃度、つまりバイオアベイラビリティが高いことかがわかります。
通常のオイルの粒径サイズが1333nmだったことを考えると、ナノ化された製品のバイオアベイラビリティがそれより高いことは疑いの余地ががありませんし、ナノエマルジョン化することによって医薬品のバイオアベイラビリティが劇的に改善される事実は、製薬会社の行うたくさんの研究において証明されています。
脂肪が血流に到達する仕組み
ナノ化CBDのバイオアベイラビリティや即効性を理解するために、人間の脂肪吸収メカニズムを理解することは重要だと思いますので、簡潔に説明します。
脂肪はトリグリセロールと呼ばれ、口から小腸に達すると胆汁と蠕動運動により乳化され、すい臓のリパーゼによって分解されます。その後、カイロミクロンに取り込まれ、最終的にリンパ経由で血流に到達します。このプロセスは複雑で時間がかかり、脂溶性CBDの効果は摂取後4時間後に最大となる傾向があります。
要するに、オイルベースのCBDを経口摂取する場合の問題点の一つとして、
脂肪の吸収は、このように、基本的な化学反応と、腸の蠕動運動に頼っているため、非常にゆっくりと長く複雑で、結果、遅発性となってしまうことです。
この下のグラフでわかるとおり、脂溶性のCBDは、摂取してから4時間後にやっと最高の血中濃度に達するというデータがでています。
脂溶性と水溶性のCBDオイルを経口摂取したラットの血漿濃度
上のグラフは、脂溶性と水溶性のCBDオイルをラットが経口摂取した際の血漿濃度を比較したものです。
脂溶性は点線、水溶性は直線で表されています。
脂溶性CBDオイルを摂取した場合
脂溶性CBDオイルの血中濃度は、摂取してから2時間後に血中に放出され、
4時間後にピークに達し、その後4時間かけて徐々に減少します。
しかし、この過程では、血中濃度を一定に保つことが難しく、安定した効果が得られません。
理由の一つとしては、上記で述べたように、脂溶性のCBDオイルは、ミセル化しなければ体内に取り込まれないことで、もう一つの問題点は、
個人によって効果の出方が違うことです。
なぜなら、脂肪を運ぶ船となるミセルや、カイロミクロンの大部分は、脂肪酸によって作られているため、投与前に脂肪分の多い食事をしていない場合、十分な脂肪酸がないため、実際にはまったく吸収されずに排泄されます。つまり、空腹状態でオイルベースのCBDを経口摂取した場合は、そのほとんどが捨てられてしまうのです。
CBDを摂取する前に脂肪の多い食事をしたかどうか、個人の酵素の働き方が関わってくるため、確実に効果を得るためには、量や濃度を上げるしかなく、結果、コストがかさんでしまいます。
水溶性CBDオイルを摂取した場合
一方、ナノ化された水溶性オイルは、ミセル化されたオイルが一気に吸収されるため、30分以内に血中に到達し、4時間後にピークに達し、そのピークがその後6時間均一に続くことから、高い即効性と効果の持続性を示しています。
ナノ化されたCBDの利点
ナノ化されたCBDの利点は、飲む時点ですでにミセル化されているため、腸での長く複雑なプロセスをスキップできることです。
脂肪のように混合ミセルや、リポタンパク質に形を変えなくても、個々の分子が体内を移動するだけでよいので、すべてが一度に体内に入るため、非常に迅速に作用します。吸収率があがることによって、投与量も想定しやすくなるため、1%の濃度で十分な効果を発揮します。
U.S. Hemp Authority(U.S.ヘンプオーソリティ)の認証
急成長するCBD産業ですが、規制されていない業界の性質上、事実でない情報や偽物もたくさん出回っています。
CBD American Shamanは、麻を製造する企業および製品が、安全かつ適切な方法で機能していることを保証するように設計された、麻における唯一の認定プログラムであるU.S. Hemp Authority(U.S.ヘンプオーソリティ)の認証を得ており、厳しく徹底した規制基準を遵守しています。
この認証は、大手のElixnol社(エリクシノール社)やMEDTERRA(メディテラ社) も取得しております。
また、すべての製品は、第三検査機関による成分分析表を確認できるQRコードが添付してあり、品質管理や成分の安全性を確認することができます。
水溶性CBDへの移行
この業界で20年の経験を持つシャーマンは、専門家とエグゼクティブマネージャーのチームを率いています。
リアルタイムの品質管理のために、現場には三人の化学者を常駐させ、
さらに、2人の医師が医療ディレクターとしてカンナビジオールと関連するどんな質問に答えます。
米国では、水溶性CBDへの移行が始まり、主流になりつつあります。
他の多くの科学者が考えるように、近い将来、それは他の摂取方法を引き継ぎ、最終的には利便性が新しい文化として広く受け入れられることが期待されるため、このCBDオイルのナノエマルジョン化は大きな進歩と考えられています。
CBD American Shamanは、体のバランスを自然に保つエンドカンナビノイドシステムを通じて人々を助けるため、常に新しい技術と方法論の開拓に努め多岐にわたる水溶性製品ラインにおいて、正確さと一貫性を実現し、常に卓越性を追求したいと考えています。
最後に
ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。
CBD American Shamanの製品はまだ日本に未上陸ですが、今後、輸入を開始する予定です。
取り扱いをご希望のかたは、以下までご連絡をお願いいたします。
Hachizen corporation
代表 ホジソン美紗(Misa Hodgson)