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殻を破って自己表現を楽しみたい
「これからの人生、どうしたらもっと
シンプルに楽に生きられるだろう??」
2021年にステージ3の乳がんに罹患し
人生の時間には限りがあることを体感してから
この課題と向き合ってきました。
仕事、子育て、家庭生活、社会生活、
この切り離されたタスクをひと繋がりにして、
余分なものを削ぎ落とし、軽やかにしなやかに
何かを生み出しながら生きられたら最高なのに!!
だから、病気の治療中から
☑オン・オフのない暮らし、
☑ライフワークの発掘や挑戦、
☑自分らしいビジネスの創造、など、
身の回りを整えながら
想いのまま、手当たり次第やってみていました。
ただ、3歩進んでは2歩下がるような、
なかなか抜け出せないような、
というか逆にぐちゃぐちゃに散らばっているような、
そんな感覚を抱きつつ早3年・・・
2025年の今、その課題の糸口を見つけつつあります。
ワークとライフは統合できるのか?
そんな課題と向き合うために
昨年4月から引き寄せられるように受講している
青野まさみさんの
「ザ・コンソーシアムモデル構築講座」
ビジネス講座なのですが、
中身はめちゃくちゃ「生き方=ライフスタイル」が
テーマになっています。
(私なりに受講しながら感じること)
講義では大勢の受講者さんと共に
コミュニケーションを取りながら
同じ課題に取り組んでいます。
ただ、受講する人によって
全然違う目的や使い方をしているんですよね。
職種も役割も性別も年齢層も性格も
人生のフェーズもぜーんぜん違う。
そんな個性溢れる人たちが、交わり合いながら、
お互いの違いを感じながら、
それぞれの人生の目的に向かって進んでいけるように
主催である抽象化の達人・青野まさみさんによって
仕込まれた「場」なんです!
ちなみに、この講座の最初に掲げた私の目標は
「純粋な感性と情熱を大切にしながら生きられる
環境づくりの実現」
(かなり抽象的ですが
なんとなくでも伝わると嬉しいです)
先週末、その講座の一環である合宿に
参加してきました!
今回2度目となる合宿のテーマは
「殻を破る、異世界と握手」
「?!?!」って感じですよね!!
ということで、
このテーマを胸に過ごした二日間の記録と一緒に
私なりに紐解きながら、
徒然なるままに書き進めていきたいと思います。
私のこと
ここで、私のことを語らせてもらいます。
私は正直、これまでの人生で
集団行動や社会生活を過ごしながら
「アレ?私ってなんか他とズレてる??」
と感じることがよくありました。
目の前のことに没頭していて、
気づいたら周りに誰もいなかった!!
ドキドキしながら発言した後に
なぜかシーンってなる!
なーんてことが日常茶飯事。
(この謎は未だ解明できてないので、
誰か教えて下さい)
だから、他の人を見ては、
あの人はなんで的を得たことを発言できたり
先回りして人のことまで考えて行動できるのだろう。
自分のことしか考えられない私はダメな奴、、涙
って今でもそう感じています。
同じようなタイプの人でも、
「これが自分スタイルだ!」って
堂々と生きている人もいてかっこいいな~と
横目に見ながら、
私は空気読めないくせに、空気読もうとして
しどろもどろになってしまう経験を
たくさんしてきました。
だからでしょうか。
いつしか人前で発言したり、自分を表現することに
自信がなくなってしまいました。
(家づくりのプレゼンの時だけは
謎の女優マスクが被れるのはここだけの話w)
この講座にも、様々なキャリアをお持ちで
人間性も尊敬できて、
心地よい気配りのできる方ばかり。
そんな中、いつも自分のことで精一杯で
中身ぐちゃぐちゃな私は相変わらずしどろもどろ、、
私もみんなみたいにカッコよく振舞ってみたいなぁと
やってみるも、すぐにボロが出ちゃいますよね〜^^;
でも、前回7月の合宿で「自己開示」をテーマに
思い切り感情むき出しで過ごしたら、
こんな間抜けな私でも受け入れてもらえたんです!!
あー私ってこのままでいいんだ!
むしろ、私からこの不器用さを取ったら
なにも残らないじゃないか!
だから、思うままに生きよう!
って心底思えたんですよね。
間抜けで不器用な自分に愛着が持てたんです。
それからは、ものごとの見方や捉え方が変わって、
なんだか世界が柔らかく見え始めました。
そこからトントンっと
新しい領域のお仕事にチャレンジできたり、
創造性を発揮したり、
自分の意見を落ち着いて言える様になったりして、
「自分を世に対して使う」ってこうゆうことか!
という感覚を手に入れられました。
殻がまたできた
でもですね、時と共にその感覚は風化していきました。
社会生活の中で自分の感覚を信じながら
どんどん踏み込んでいくうちに
だんだん他の人との摩擦が起こってすり減り、
疲弊する自分に逆戻りしていました。
自分から見た社会の枠組みは
そう簡単に突破できるわけではなかった、、
(たぶん突破する必要なんてないのに)
また、メンタル弱々で少しのことで自信を失う私は、
根本的には全然変われていなかったのです。
理性を持って「普通」に立ち回らなければならない。
だけど、感情が優位になってくると、
うまく立ち回れず空回る。。
あーもーつかれた、、
もっとクールに全方位を見渡しながら
仕事ができる人、立ち回れる人になりたいー!
年末に向かうにつれて萎縮していく自分に
幻滅していました。
誰に言われてもないのに
「そうか、もっと冷静で
感情を抑制できる人間になればいいんだ」
それが私の課題なのかも。。
と勝手に決めつけて
私はまた、自ら殻をつくったのでした。
まだまだ続く「私のこと」
冷静でロジカルに立ち回りたい
という憧れを抱いた自分ではありますが、
そもそも私という人間は、全く真逆。
夢みがちで妄想癖があって、
「情熱」や「想い」など、人からしたらなんじゃそれ?
って言われるようなものが
原動力となって走れる仕組みになっているんです。
(これも、今回の合宿で
メンバーから言ってもらって気付けたこと)
だから、冷静でロジカルに過ごせたところで、
肝心のエンジンが動かないんですよねー!!
だからかーー!
最近抜け殻のようになっていたのは・・・
じゃあ、今のこの状況を突破するには
どうしたらいいのか?
ここで、この講座の初めに私が個人的に設定した目標
「純粋な感性と情熱を大切にしながら生きられる
環境づくり」
と繋がったのです☆彡☆彡☆彡
そうか!そのために
「殻を破る、異世界と握手」をしに
私は今回の合宿に参加したのだと
感覚的にキャッチしました。
殻を破るために、変えるのは自分?
よく、「自分が変われば世界は変わる」といいますが、
本当にそうなのか。
ここで、今回の合宿のメニューのお話し。
初日に「対話型アート鑑賞」というものに
取り組みました。
1枚の絵を見ながら、
10人いれば10通りの解釈が出てくる。
その中に正解なんて存在しない。
安心できる環境で自由な発想を交換し合うことで、
それぞれの創造力や表現力が向上していく。
そんな体験をしました。
その要領で客観的に自分を捉えたとき、
私自身の本質や考えは、
なにも変えなくて良いのは分かった。
ただ、殻を破るために変えるのは
自分の身の回りで起こるものごとの「解釈」と
自分の感じたことの「表現の仕方」だけだ
と気付きました。
そうそう。
私は本当に口下手だし、
思うことを上手に表現できない。
だから茶化すために自虐ネタを言ってみたり・・・
それに、散らかった脳内を整理して
表に出すことが大の苦手なんです。
なにが言いたいか自分でもよく分からなくなって
「どーせ私なんて」って解釈が歪んで
ネガティブになりがち、、
これが私の思考のクセなんですよね。
だからいつしか、
表現することを諦めてしまっていたのかもしれない。
でも前回の合宿でも実証済みなのだけど、
人との会話の中で、
相手に心を開いて、心を落ち着けた状態で
相手の言ったことに対する
自分自身の捉え方や解釈を緩めると
もっともっと自信を持って柔軟に
自分の考えを返すようにできるようになる。逆も然り。
このことを今回また実感でき、
この様に言語化できたのでした。
もっと自己表現を楽しみたい!!
ここまでで見てみると、
だいぶ前回より冷静に分析できるように
なっているではないか!!
自分自身の感情や情熱を活かしてあげるために、
私の左脳ちゃんがメキメキと成長している⤴⤴
極めつけは、2日目の忍者修行!!
山の中腹に建つお屋敷と、
周囲に張り巡らせた手作りのアスレチック!!
御年86歳、忍者の格好をして
「ブラボー」と叫ぶ「お頭」の無邪気な笑顔や
夢を語る真剣な眼差しに思い切り心を動かされました!!
そうか!これが「自己表現」か!!
私もこんな風に1つのことを
生涯をかけて極めていきたい!!
あまり多くの人と関わるのは得意ではない私ですが、
「もっと自己表現」したい!
という欲求を前にしてみたら、
何だって楽しみながらできそうだぞ〜!!!
と感じてメキメキやる気が出てきたのでした!!
異世界と握手して、殻を破る
ここで再度今回の合宿のテーマと
向き合いたいと思います。
「殻を破る、異世界と握手」についてです。
これまで書いてきたことによると
私の殻は「自己表現を抑制するもの」であること。
私は自己表現(=殻を破る)をもっと自分に許して
磨き上げたいんだ!
そのために異世界と握手しに行くんだ!
と気付きました。
殻を破って ⇨ 異世界と握手
ではなく、
異世界と握手して ⇨ 殻を破るんだ
(手段) (目的)
私にとっての殻は
卵の殻みたいに全部覆われたものではなく、
被ったままでも顔を出したり外をチラ見したりできる
亀の甲羅のようなもの。
だから、チラチラ外と関わりながら、
異世界と握手したりして栄養を養って、
むくむくと成長してそろそろ準備が整ったよ〜
という時が来たら、その時の最高の状態で「自己表現」するんだ!!
ということに意味を見出すことができました!!
だから私の殻は、自分から出たくない時は
誰かを迎え入れられるスタンスなのかもしれない
と思いました。
(あ、これ、アートセラピストのメンバーも
言っていたかも)
まとめ
そう考えると、私は
異世界と握手しながら ⇨ 殻を破る
というサイクルを一生続けていくのかもしれない。
どんどん次の殻が出てきて
⇓
殻の隙間から異世界と握手
自分や他者とすることでどんどん変化していく!!
⇓
「自己表現」という形でパッカーンとする!!
毎回違う課題があって、
いかに良い形でパッカーンて表現できるか!!
これを楽しむ人生って最高!!って思いました。
正解や終わりなんてない!人生のサイクル♻
だから私は、これからの人生においても
「お!新しい殻ができてきたな〜」
「そろそろ修行するか〜」ってなったら
敢えて新たな自分や他者と積極的に関わって
自己表現をすることを楽しむ人生にしたいな〜
って思いました。
そのために、
今後は「自己表現の方法」にフォーカスしながら
学びを深め、行動していきたいと思います!!
長文を読んでいただき、ありがとうございました。