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名古屋でお散歩ぶらり旅 21年2月

退職前の有給消化中、2月某日。 緊急事態宣言中なので、おおっぴらに旅行はできませんが、感染対策をしつつ、地元愛知県に帰省するついでに、名古屋で一人旅をしましたので、その旅行記です。 我ながら、自分らしい名古屋プチ旅ができて満足だったYO ! 

角丸(味噌煮込みうどん)

まず1日目はお昼からスタート。 先月寄った時は、まだ年始のお休みだったため断念した、角丸さんの味噌煮込みうどん。ずっと気になっていた冬限定の牡蠣入り味噌煮込み、ついに食することができた! 

下の方から発掘すると、大きめの牡蠣が4つ出てきたぞ。 お汁にも牡蠣のだしが感じられ、本当に美味しかった! 土鍋で提供されるため、とてもお熱いので、焦らず小皿によそって食べましょうね。 (焦って、火傷しそうになった人は語る。)

名古屋の味噌煮込みうどんは、麺が固いのが有名ですが、こちらのお店のは固くなく、ちょうど良い食感。 お店の人もきさくな感じで、一人でも入りやすい。 今回改めてメニューを熟読したところ、味噌煮込みだけではなく、お蕎麦やきしめんにも力を入れてそうなので、次回は別のメニューも注文してみたいな。 

お店を出て、腹ごなしに近くを歩いていると、CBC本社の壁面が気になった。 調べると、矢橋六郎さんという岐阜出身の洋画家の作品だそう。 好きな女性画家(イラストレータ)さんの内の一人、Niky Roehrekeさんの描く画にも通じるような。 女性の裸体画が、いきなりばーんと歩道に出てくるの、オープンで面白くて、いいなぁ〜。 街角芸術、大切。

名演小劇場(映画館)

去年の5月、閉館中の映画館への寄付を(少額ですが)した際、そのリターンとして、チケット1枚分の鑑賞券をもらいました。 指定の映画館を名演小劇場にしていたので、それを使うために約6年ぶりに訪問。 

この映画館は、とても古く、スクリーンも小さいです。 普段シネコンで観てる人からしたら、びっくりするかもしれません。 でも、この昭和な空気感、不思議と落ち着くんだよな〜。 タイムスリップ感があって、映画が好きな人が集まってきてるサロン感も味わえる。 ミニシアターが好きな方には、是非一度訪れて、この空間体験をしてみて欲しい映画館の一つです。 

この日は、デンマーク映画を鑑賞しました。 
感想は、Filmarksに書きました!

西原珈琲店 栄店(喫茶店)

映画の後は、もちろん喫茶タイム。 愛知県に住んでいたころ、栄や久屋大通へのお出かけ中、この喫茶店に行くのが好きだった時期があって、それを懐かしんで、地図で場所を思い出しながら。

前回の旅で訪れた本山にある本店同様、こちらお店も木を基調とした落ち着く雰囲気の内装で、また、奥まった場所にお店が位置するため、隠れ家感もあってお籠り感しっくりくる〜。 名古屋の中心地、栄にあるため、客層は比較的若い人が多い印象ですが、カウンター席だけの一角もあって、一人でゆっくり読書をする場所としても◎。 少しお高めの価格設定ですが、珈琲豆の種類やグレードも豊富で、ケーキやサンドイッチなど軽食も充実しているので、お腹空いている時にもおすすめ。

このあと、矢場町にある素敵な雑貨屋さん、Seant に寄ったり、矢場公園のあたりをぶらぶらしてたら、あっという間に8時近くに。。 緊急事態宣言のため、夜ごはんはテイクアクトしかなく、手羽先などを調達して、急いで伏見のビジネスホテルへ戻りました。 

コーヒーショップ カコ 花車本店 (喫茶店)

2日目、朝の名古屋モーニングは絶対ここ!と決めていたお店に、やっと行くことができました。 この日は祝日だったので、少し混んでたけど、運良く待つことなく、カウンター席をゲット。 注文したのは、もちろんこの定番メニュー。 あんこ+ホイップクリーム+自家製ジャム4種類、楽しめるこれ。 見よ、このビジュアルを、じゃん!

あんこの甘さとフルーツジャムの酸味が、絶妙な味のコラボレーションね。 ただ、クリームもたっぷりなので、結構甘いです。 わたしは甘いの好きだけど、この量の甘さだと、提供された珈琲の倍量ないと、ちょっときつかった。 二人で行って、半分ずつ食べるのがちょうど良いかな〜。 

お店は結構狭いので、混んでると少し忙(せわ)しなく感じるかも。近くの分店の方が広くて同じものを食べれるみたいだけど、本店は内装の感じや雰囲気が、ほっこりんぐ。 モーニングじゃない時間帯に行くと空いてそうだし、名古屋駅からも歩いてこれる距離なので、また次も来たい。  

お持ち帰りもできるみたいです◎。

Touten Bookstore(本屋)

金山におしゃれな本屋さんができたという噂を聞きつけて以来、次必ず行こうと思っていたので、やっと来れて嬉しい。 金山は地元から名古屋に出て来る時の中継駅として、若い頃よく使っていた駅なので、懐かしい気持ちで駅を降りました。 

てくてく10分ほど、本当にここにあるのかな?と訝しみつつ歩き進むと、住宅や喫茶店がある、正直なんでもない通りに発見。 周りとのギャップ笑。

お店のサイズは、そこまで広くはないけれど、漫画、雑誌、小説、絵本、実用書、そして自費出版の面白い本まで、セレクトされた本たちは文化系好きのツボついており、ついつい手にとってパラパラと立ち読みしたくなります。

珈琲やビールもその場で頂けるようになっていて、近所にあったら絶対通ってしまう。 気になる本がたくさんあったけど、荷物を増やせなかったので、この日はLover's Nagoya という名古屋についてのZineだけ購入しました。 (このZineも、手作り感と地元愛が詰まってて、すごくいいの。 にやにやしちゃう。)

熱田神宮

本屋さんから歩いて、熱田神宮へ。 今年はよく考えたら、まだちゃんとした初詣をしていなかったので、おみくじも引いて、お参り。 

梅が綺麗に咲いていたよ。

お昼を過ぎて、時間が押してきたので、少し急ぐ。 最後にもう1軒行きたいカフェを目指して、東山線に乗り換えて、池下に向かう。(ちなみに、ドニチエコきっぷを使っているのは、当たり前田のクラッカー。)

PEGGY COFFEE 本店 (カフェ)

PEGGY珈琲は、東山線の池下という駅から歩いて10分くらいの場所にある、赤のドリッパーがトレードマークの地元カフェ。 軽食はそれほどメニューありませんが、珈琲の種類は充実していて、気分や好みで選ぶことができます。 コロナの影響か席数は少なかったのですが、珈琲だけを買いに来るお客さんや、お洒落なおばあちゃんも一人で飲みに来ていたりして、地元に愛されてる感じ、おしゃれ過ぎない塩梅が良き。

実は朝の甘いのが胃に残り、あまりお腹が減っていなかった。。 そこで、ちょうどよくチーズトーストがあったので、注文。 パンがふわふわ系で美味しかった!

その後、覚王山のえいこく屋紅茶店と、今池に移転されたシマウマ書房さんに行くも、なんと両方ともお休みだった。 また今度ね! 

最後、近くにあったピアゴ(地元のスーパー)で、スガキヤのラーメンなどを調達してホテルに戻る。 

帰りの新幹線の中で、赤福(2個入りがあるんです!)を食べながら、今日のあんこ率高いな、、と罪悪感を感じてきたので、1個は明日用に取っておく。

新幹線からは、富士山。 座席を窓側にすると、「いつ富士山来るかな」ってソワソワしちゃう、、せっかく同じ値段なんだから、富士山見える席にしなくちゃ損とか思ってしまうのは、わたしだけか?

新幹線は時刻通りに新横浜に到着。 Back to my Normal life. 

以上、今回の名古屋プチ旅の記録でした。 
30代半ばを迎えて、日に日に地元愛が高まる今日この頃。 知っていたようで、知らない面白さがある名古屋の街。 愛知県出身の関東出稼ぎ組としては、郷愁心をくすぐられつつも、この街の持つ変な、じゃなくて、ユニークな魅力、ローカル愛をもっともっと味わって共有したい!という想いがより一層強まりました。 また次の帰省が楽しみだわん。

1度目の日記は⇩

おわり! 

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