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発想の卵を育てよう!【勝てるデザインワーク11】

今回は、勝てるデザインワーク11の「作り方が分からない案を出せ!」を行いました!

方法は、広告の要点を把握し、書籍『勝てるデザイン』を広く伝えるため、すぐに作れなそうな駅内広告の企画を手書きのラフで10案出そうというワークです。

まずは、広告の要点を把握したいと思います。
私は、駅内広告と、電車広告を作成したので、その2つについて調べてみました。
すると、次のことが分かりました。
駅内広告:駅の利用者を訴求するために、駅の構内に掲示される広告媒体。ポスター、サインボード、デジタルサイネージ、フラッグ広告、柱巻広告、フロア広告、自動改札ステッカー広告、大型ボード、ホームドアステッカー広告などがある。
電車広告:電車の車両の内側や外側に掲載する広告。利用者が乗車している間に広告と接触させるため、読み込んでもらいやすい状況下での訴求が可能である。
今まで意識してこなかったのですが、駅や、電車でとても多くの種類の広告が使われていることが分かり、驚きました!

次に、どこで、誰が、何を伝えるかを書き出したいと思います。
どこで:駅または電車の中
誰が:著者が鉄道会社とタッグを組んで
何を伝えるか:『勝てるデザイン』を広く伝える
私は、興味を持ってもらって購入につなげるということよりも、知ってもらって興味を持ってもらえるということを念頭に置きました。
バイトに行ったり、他の活動をしたり、友達と会ったりする際に電車を使う機会が多かったので、その電車の中でアイディアを考えることにしました。どんなにくだらないものでも、小さなものでも、一旦思い付いたものは手帳に書き記しておこうと思い、その中でもこういうのできたら面白そうだなとか、ワクワクするなとか、でも作り方ってどうやるんだろう?と思ったものを10案考えました。

①デザインのポイントやワンポイントアドバイスを載せる

停車ボタンを危ないときは押してくださいのポスターだったり、駅内にあるポスターに対して、ポイントだったり、ワンポイントアドバイス等が元のデザインのが映っている何秒後かに、映るようにして、また何秒かした後に、書籍の宣伝のものを映すという案です。画面が切り替わるものは、動かないものよりも目に留まりやすいのではないかと思い、この案を考えました。

②電車の窓の外の方に一文字ずつ文字を入れて宣伝

電車の外窓に一文字ずつ文字を入れて、ネオンサインのような感じで、ジリジリしたイメージで宣伝する案です。電車が駅のホームに到着したときに、電車を1回は見る人が多いのかなと思ったので、目に留まるかなと思いました。また、遠くからでも目立つと思うので、何!あの電車面白い!となったり、全ての電車にはしないようにすると、見れた!ラッキー!という風にみんな思ってくれるかなと思い、この案を考えました。

③お悩み解決!?電車内の広告

電車の中のドアに、掲載するというものです。タッチパネルを用いて、今どこでデザインに対し、お悩みを持っているのか、二択式で答えていき、最終的にこのワークをしたらいいという答えやアドバイスが出るようにします。そして、アドバイスがででてる画面の中に書籍の告知も必ず入れるようにするという案です。電車の開く扉と椅子の間にはよく人が立っているのを見かけるので、そのような人たちが興味を持ってくれるのではないかと思いました。

④話しかける広告

駅のデジタルサイネージにそっくりそのまま作られた著者が映り、著者が広告の近くで待っている人や近くに来た人に、最初はちょっとした世間話で話しかけて、一回ほど言葉のラリーをした後、書籍の宣伝をする(例:実は『勝てるデザイン』という書籍が発売されてまして、、、)という案です。著者はご本人ではなく、デジタルで作成されたものです。著者はいつでも動くわけではなく、ランダムに指定された時間のみ動くしかけにしたいです。駅で待っている時の少しの暇つぶしになると思ったのと、ランダムに動くことで、そこに当たった時の喜び等相まって強く記憶に残るのではないかと思いました。

⑤何が出るかなワクワク切符

切符の裏に著者の一言やデザインのワーク、何かイラストなどを書いたものと、書籍の紹介がランダムに書くという案です。占いみたいに、今日は何が書いてあるんだろうと興味を持ってくれる人が増えるのではないかと思いました。

⑥つり革キャラクター

吊り革のところに著者が笑ってるイラストで吊り革を作って、その上に名刺サイズのものを入れれる箱を作って、そこに名刺サイズの厚紙でできたものを入れます。その厚紙には、書籍と著者の笑った顔と、書籍のおすすめポイントを表に書いて、裏にSNSで掲載してもいいと言ってくれた人の感想を書いたものをランダムに選んだものを掲載して、ハッシュタグをつけて書くという案です。もしかしたら自分のものも掲載されるかもしれない!というワクワク感をもって書籍に少しでも興味を持ってくれる人が増えるのではないかというのと、つり革がインパクトが大きいかなと思ったので、書籍が認知されやすくなるかなと思いました。

⑦試し読み

電車の中のドアに、③と同じようにタッチパネルを設置し、試し読みできるようにするという案です。③でも書いたのですが、電車の開く扉と椅子の間に立っている人が多いなと思ったので、お!ちょっと読んでみようかなと思ってくれる人が現れるのではないかと思い、この案にしました。

⑧床から広告が現れる!?

駅の床何箇所かに人の靴が触れるとその場所に書籍の広告が現れる場所を作るという案です。わ!びっくりした!という大きな感情の動きと、そのびっくりで広告を見てくれるのではないかと思い、この案にしました。

⑨エスカレーターからどうも~!!!

エスカレターの手を持つ部分何箇所かにランダムでボタンを設置しておき、そのボタンを押すと、3Dで書籍が出てきて、おすすめを話すというものです。設置してる場所は利用者の方には教えないこととします。その方が、出会えた時の喜びが生じると思ったからです。せわしなく人が行き来する駅でも、足を止めてもらえる時間がある!と思い、そこからこの案がでました。

⑩びっくり!飛び出す3D!

目の錯覚を用いて、ある一定の方向から見ると巨大な著者の方と巨大な『勝てるデザイン』の本がドーンと電車の車両の上から飛び出してきそうに見える車両を何個か作るという案です。すべての電車に作るわけではないので、見れた時のラッキー!というのと、インパクトで、記憶に残りやすいかもしれない!と思い、この案にしました。

このワークを通して、、、

ちゃんと案として通るものはどれだけあるのだろうと思いました。案と呼べるのか、何を言っているのかわからないというものになるのか、そこの境界線が難しいなと思いました。また、人に記憶としてインプットしてもらい、かつ本当にこれをして訴求できるようになるのかというのが分からなかったので、実際に試してみたいなと思いました。このワークで意識したことは、感情を動かされないと人の記憶には残らないのではないかと思ったので、嬉しいや驚き、気になる等の感情を動かすことを意識して、ワークに取り組みました。また、「CIAOちゅ~る」が10周年記念で電車をジャックするという企画をされている車両にたまたま乗る機会があって、その時に、サラリーマンの方たちがすごく興奮して、喜ばれていたので、きわめて少ないもの、偶然にしか出会えないもの、は人の記憶に残りやすいし、人と話すときの話題にもなると思ったので、そこも意識して、案を作成したらいいのではないかと学びになりました。案を出すときに、私だったら足を止めるだろうか?触るだろうか?、それがサラリーマンの人だったら?学生だったら?○○な人だったら?とすごく人の立場に立って考える習慣がこのワークでついたなと思いました。

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