最長片道切符旅がしたい…でも何すれば?(2023最長片道切符編-3)
どうもこんにちはー
今回は、最長片道切符の旅の準備の過程を書いていきます。
最長片道切符の旅をするにあたって、まず何をすべきか。それは紛うことなく、旅行をするための「旅費の確保」です。
乗車券代だけでも高額なのに、それに加え、途中新幹線や特急等の有料列車を使うため、そのための料金券代も必要です。また、短くとも約1か月はかかる旅行なので、その分宿泊や食事の費用もかさみます。
途中観光をはさみながら旅行したいならば、現地での観光代やそのための移動費も必要になることもあります。
自分は、30~40万円くらいはかかると見積り、何か月かにわたりバイト等でしっかり費用を貯めていきました。…貯めきることはできなかったんですけどね。
費用の確保ができたら、「旅行の計画」をします。
自分は、旅行を始める約4ヶ月前くらいから既に計画を立て始めていました。
最長片道切符を使用している過程だけではなく、その前後の計画も必要です。
現在の起点駅は北海道・日本最北端の稚内駅、終点駅は九州・新大村駅です。スタートとゴールがとてつもなく離れてるので、もしどちらかの付近に住んでいても、一方へ行く・帰るためにはそのための移動は必須です。
自分は関東に住んでいるので、スタート前に関東から稚内へ行き、ゴール後に新大村から関東へ帰るという過程もしっかり計画をしました。
旅行の過程の計画は、基本的にはこの日にはここまで進むという感じで、その日その日で到達地のノルマを設定していく感じです。
途中で、観光をはさむならどこへ行くか。移動が必要になるならば、どの交通機関を使うか。徒歩にはどれくらい時間がかかるかなど。
また、ルートには2、3時間に1本の路線や、1日に数本しか来ない路線もあるので、その場合には何時何分の列車に乗るかという計画は必要になります。もし乗り遅れたら、その後の旅程にも影響を及ぼしてしまいますからね。
自分は今回、少し急いでルートを進めていきたかったので、途中の観光は本当に行きたい場所やもし時間ができたらという感じで、できるだけ最小限にしてスムーズに進めていく旅程を立てていきました。
また途中の乗り継ぎもできるだけ最小限に抑えたかったので、毎時1本の路線から都市圏・首都圏の路線までも、乗る列車の時間をおおまかに決めていきました。
Wordなどを用いて計画表を作っても良かったのですが、面倒だったのでスマホのメモに全部打っていました。作ったとして、もし行程を変更する時に手元で書き換えやすかったからです。
乗った列車の約9割は、この時間に列車に乗るというのを細かく事前に決めていました。遅延などが発生したら、その都度計画を練り直したりしていましたが。
到達地が決まらないと、宿泊場所も決めることはできません。
ホテルやゲストハウス等に泊まりたいという方は、事前に各日で予約をしておかなければなりません。当日予約でもいいと思いますが、空いてる保障がないですからね。
自分の場合、宿泊費はできるだけ最小限に抑えたかったので、基本的に安いネットカフェ泊で計画していました。
ホテルの場合も、複数の予約サイトにわたり宿捜索をして、少しでも安く済むようにしていました。ある日は楽天トラベル、またある日はHotels.com、またまたある日はAgodaだったり。
このようにホテル選別する際のデメリットとしては、予約の管理が一括にできないこと。面倒くさいですが、別々のサイトごとで予約の確認なんかをしたりする必要があります。正直あまりおすすめはしません。
ネカフェは主に「快活CLUB」でしたが、泊まりまくったおかげで、今では快活CLUBのプラチナ会員にまでなってしまいました笑
ネカフェなら予約は特に必要ないので、最悪の場合到達地に着かなくとも大丈夫ではありました。
しかし、ネカフェも空いていれば泊まれません...何回か行っても満席なことがあって、空くまでしばらく待つこともありました。
安く泊まれるホテルやネットカフェがある街が限られる中で、自分なりに上手いこと調整して宿泊地の計画を練りました。
特にネットカフェは、日本中どこにでもある訳ではなく、主要な街近辺・街道沿いくらいにしかないですからね。
最長片道切符の旅行を始める日が近づいたら、「最長片道切符の発券」をします。
JRの乗車券や特急券等の発売は、使用開始日の1か月前の午前10時から発売が開始されます。最長片道切符の発券には相当の時間がかかるので、発売が開始されたら早めに申し込むのが良いです。
使用開始日の1週間前に申し込んだとしても、開始日から使い始めるのは不可能でしょう。ちなみに自分は、1か月前の日に申し込んでおきました。
最長片道切符は膨大な数の経路ゆえに、一般的な駅の券売機や指定席券売機・みどりの券売機等での購入はできません。
必ずみどりの窓口で、申し込みから受け取りまでをしなくてはなりません。
申し込む際には、どのような経路にするかを、紙に書いたりパソコン等で打ち印刷したりしたものを持参する必要があります。
1本目の記事で、以下のような経路の用紙をご紹介しました。
パソコン上のWordで作成し印刷したものです。これを窓口の係員に提示し、発券を申し込みます。
発券の過程は、ここで紹介すると長くなってしまうので別の記事でまとめておきます↓↓↓
(更新したら貼ります!)
そして、「旅行の持ち物準備」をします。
様々な場面・トラブルに対応するために、かなり入念な準備を行いました。
スマートフォン
ノートパソコン
財布(現金やクレカ・学生証等)
モバイルバッテリー(4個)
充電機器コード類
一眼レフカメラ
最長片道切符・乗車券指定券類
衣類(5日分)
室内着上下(各2枚)
バスタオル・フェイルタオル(各2枚)
(※1)ハンカチタオル(3枚)
駅スタンプ用ノート
手提げ袋・レジ袋(複数枚)
筆記用具(ボールペン・シャーペン・油性ペン等)
雑紙
ビニール袋(複数枚)
箱ティッシュ
ウェットティッシュ
歯ブラシ
髭剃り
手持ち鏡
コンタクトレンズ(約30日分)
目薬
メガネ
絆創膏
くし
JTB小さな時刻表(※2)
耳栓(※3)
アイマスク(※3)
携帯ハンドソープ(※4)
シャンプー・ボディソープ等
シミ取り(※5)
雨具・折りたたみ傘
シューズカバー(※6)
予備靴(※7)
日焼け止め
ボディシート(※8)
爪切り・毛抜き
初心者マーク(※9)
これらの中から、個人的に「これ!」といった物をピックアップしてご紹介します。(※印)
1.バスタオル・フェイルタオル(各2枚)
ネットカフェ泊や途中温泉等に入浴する事もあることから、1組余分に持っていきました。ネカフェ等でシャワーを浴びる際、バスタオル使い放題の店舗もありますが、設置していない店舗ではタオルの持参が必須です。
2.JTB小さな時刻表
時刻表は基本的にスマホでパパッと調べる事はできますが、途中電波の入りが悪い所等ではアナログな紙の時刻表が役立ちます。持っていくとしたら小さい物が良いです。
3.耳栓・アイマスク
ネットカフェ等で泊まる際、個室ではなくブースやオープンシートを利用しましたが、寝る時に周りの音や目に入る明るさを少しでも軽減するためです。
4.携帯ハンドソープ
石鹸等を使って手を洗いたい場合、設置がなかった時用に持参しました。
5.シミ取り
何かの拍子で衣類にシミがついてしまった場合、すぐに処置できるようにするためです。
6.シューズカバー
長旅な故、濡れた靴を乾かす事が容易ではないので、雨で靴が濡れるのを防ぐことができます。
7.予備靴
靴の破損・故障はすぐにはどうする事もできない状況も予想されるので、予備用として持参しました。
8.ボディシート
猛暑が続く中の旅行であるので、汗だく&汗ベタになってしまった時に使う事でとても心地よくなります。メンズビオレの超スースーするやつを持参しました。
9.初心者マーク
普通免許を持っており初心運転者であったので、レンタカーを使う予定もありましたし、もし車で移動せざるを得ない状況になった場合のためです。
といったように、自分としてはかなり力を入れて荷物の準備を行いました。
これらを常に必要な物とそれ以外の物で、ウエストポーチと巨大なリュックに分けて入れました。
少々の移動の際で、小さい荷物だけでも移動できるようにするためです。
学生なので学割証を持っていく事もできましたが、発券しようとして大学へ行ったら、いつの間にか夏休み期間の事務受付休業中でした...
という感じで、最長片道切符における準備等についてご紹介いたしました。
次の記事では途中少し触れた、最長片道切符の発券の過程について簡単にまとめます。
次回↓↓↓
ご覧くださりありがとうございました!