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夕方出発で翌日に日本最北端に辿り着きたい!〜0日目(2023最長片道切符編-5)
どうもこんにちは!
今回から本編書いていきます。1日1記事で収める予定ですが、内容が濃い場合は前後編分けたりするかもしれませんが、ご了承ください。
それでは、まずは稚内までの0日目スタートです。
羽田か成田どっちから飛ぶか…
都内の大学に通っていて、距離でも時間でも一番近いのは羽田空港だったので、北海道へ飛び立つには羽田へ行くのが妥当。
航空券代も抑えたかったため、当日予約限定の格安航空券であるANAの「スマートU25」・JALの「スカイメイト」を狙っていました。
「スマートU25」「スカイメイト」はいずれも、12歳以上25歳以下限定で購入できる当日便予約の格安運賃です。通常運賃よりも、とても割安な価格で購入することができ、「スマートU25」「スカイメイト」共に予約便の当日0時から購入できます。
3連休前日のこともあって、夕方以降の羽田発新千歳行き・旭川行きはほとんど席が埋まっており、当日の深夜0時で照会した時点でANAの格安運賃の枠は全便満席でした。
この感じではJALも無理だろうなと思い、羽田発の航空券は諦めることに。
一応函館行きの便も考えましたがそれでは間に合わないため、当日羽田発で安く買えない場合は、成田空港から飛び立つことを事前に考えていました。
成田となると、都内からはかなり遠くなり、新千歳行きの発着便はLCCがほとんどとなります。しかし、時期も時期でLCCも航空券代が高騰。ここで賭けたのが、唯一の成田発新千歳行きのANA便。
成田発の国内線はLCCがほとんどですが、ANA路線は中部・伊丹・新千歳、JAL路線は伊丹・中部の便が定期で運航されています。
その新千歳便を照会したところ、スマートU25の運賃枠が数席空いており、予約をすることができました。
当日成田空港に到着できるのは17時頃で、LCCで搭乗できるPeach583便・ジェットスター119便は2万円以上、20時発のPeach589便は到着が遅すぎるので、LCC特有のコスパ性が皆無なのと到着時刻から、そのANA便に乗るのが最善だと判断しました。
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大学飛び出して即空港へ直行
7月14日、大学で3・4限連続の同じ科目の講義でしたが、4限は演習形式で出なくても大丈夫だったので、3限が終了すると同時に大学を飛び出しました。
スカイライナーを使わないと間に合わなかったので、上野駅到着後は京成の駅に急行してライナー券を購入の後乗車。
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京成上野 16:20発
↓ スカイライナー65号
成田空港 17:03着
成田空港に発着する国内線は、ANA・JAL・ジェットスター・Peach・スプリングジャパンの5社が就航しており、第1ターミナルにANA・Peach、第2ターミナルにJAL、第3ターミナルにジェットスター・スプリングジャパンが乗り入れています。
成田は羽田と違い発着便のほとんどが国際線なので、国内線出発のゾーンはターミナルの端っこに置かれています。とりあえず案内表示に従って歩けば迷わず行けると思います。
ついに新千歳へ飛ぶ
駅から地下通路をしばらく歩いて地上のターミナルに上がり、チェックイン後ANAのカウンターで手荷物を預け、保安検査を通過します。
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出発ロビーの案内板には、Peachの便が多くある中に、ANAの伊丹行きと新千歳行きがあります。ANAの成田出発便はこれで終わりです。
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今回搭乗するのは、17:50出発の札幌・新千歳空港行きANA2155便です。
また、よく見ると「NH2155」に加えさまざまな航空会社のロゴの便名が表示されていますが、これらは全てコードシェア便の便名です。このANA2155便だけで、
・ユナイテッド航空
・エアカナダ
・シンガポール航空
・タイ国際航空
・エティハド航空
・オーストリア航空
・フィリピン航空
・ベトナム航空
の8社にわたりコードシェアがなされています。
国際線の発着が多い空港ならではのコードシェア便ですが、このANA2155便のコードシェア数はかなり多い部類に入ります。
そして搭乗開始時刻になり、Aゲートから搭乗。
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コードシェア数が多いのもあって、国内線にしては外国人の割合が多かったです。
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そして数々の国際線の旅客機を横目に…
18:01、成田空港を離陸。
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成田をANAの国内線で飛び立つのはとても新鮮でした。そのまま順調に飛行して気づいた時には北の大地。
19:30頃、新千歳空港に着陸。
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札幌方面へ移動
手荷物を受け取って、さっそくJRで札幌市街方面へ向かいます。
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先に出発するエアポート203号が混雑していたので、1本後続の205号で新札幌駅まで向かいます。
新千歳空港 20:32発
↓ 快速エアポート205号
新札幌 21:00着
新札幌駅で地下鉄東西線に乗り換えます。
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新さっぽろ 21:07発
↓ 札幌市営地下鉄東西線 宮の沢行き
大通 21:26着
この後は大通バスセンターから夜行バスに乗るのですが、まだ少し時間があるので狸小路やすすきのを散歩しました
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狸小路の吉野家で、油淋鶏から揚げ丼を夕食にお腹を満たした後、大通バスセンターへ。(あの油淋鶏丼超美味かったな…)
夜行バスで稚内へ
大通バスセンターは、地下1階と地上階に乗り場があります。地下2階の地下鉄からの通路から上がると、地下1階は通常の路線バスの乗り場で、雰囲気は札幌駅のバスターミナルと似たような感じでした。
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今回乗るのは、北都交通が運行する高速わっかない号の23時発の夜行便。予約は、事前にインターネットの高速バス予約サイト「発車オ〜ライネット」でしておきました。
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バスの席数も多くなく、日によっては満席のこともあるので予約はお早めに。札幌駅が出発地でない点も注意ですね。
稚内方面への夜間の移動は、昔鉄道では「利尻」という夜行の急行列車が運行されていました。寝台車も連結されていましたが、特急に格上げされ臨時化された後、2007年9月の運行を最後に稚内行きの夜行列車の歴史は幕を閉じました。
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現在では、稚内へ夜通しで行く手段は自動車か夜行バスしかありません。
大きな荷物はトランクルームに預けることができますが、希望の際にはバスセンターの窓口に申し出ることで、荷物タグをもらうことができます。
関係ないですが、待合室内のテレビで「耳をすませば」が放映されていました。ちょうど金ロの時間でしたね~23時前ですから。
バスが入ってきて乗車。
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23:00、大通バスセンターを出発。
写真には写しませんでしたが、車内は3列独立シート。トイレ・充電用USBも完備で、フットレストとレッグレストが付いていました。
到着は早朝なので、出発後すぐ寝る体制に入りました。
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そして、そのまま眠りにつきました。
何回か目が覚めましたが、おぼろげな記憶によると、おそらくバスは途中から日本海側の道路を経由していました。
地図を確認した時の記憶では、国道232号を走行していたので、おそらく留萌の方へ抜けた後に羽幌を経由して、幌延辺りから国道40号を北上したのだと思います。
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そして、稚内市内に入ると路線バスのように、市内の停留所に止まりながら走っていました。
ついに5:15頃、稚内駅に到着!
0日目の総括
当日の航空券予約は、3連休直前としては賭けに近いものでしたが、何とか安く買うことができてよかったです。
スカイライナーにも乗り換えで歩いていたら乗り遅れていたので、正直かなりギリギリの状況の中で稚内へ向かいました。旅行開始前日に稚内目指してもなんとかなるもんですね笑
まあ…皆さんはもっと余裕をもって、稚内には前日入りしておきましょうね。夜行バスなんかではなく、ホテル等に宿泊して、しっかり睡眠をとっておくのが良いです。
自分は意地でも安く抑えるため、宿泊をケチり寝ながらも移動できる夜行バスを選択したわけです。
某鉄道・旅行系YouTuberの方が、稚内より近ければ近場とおっしゃっていますが、夕方に東京出発して夜行乗って朝に稚内着いているので、稚内も全然近場ですよね笑笑
1日目以降の記事はこちら
1日目前編の記事はこちら↓↓↓
最長片道切符編のサイトマップはこちら↓↓↓
(更新したら貼ります!)
ご覧くださりありがとうございました!