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プレッパーになるための備忘録
私はプレッパーというものになんとなく憧れがあります。
思ったきっかけは特に大層なものではなくて、ただ単にロマン的なものです。秘密基地とかサバイバルとか好きですよね?男の子だけのものじゃないですよ?大人の秘密基地としてのプレッパーです。
もちろん、知った理由自体はもうちょっと切迫したものはあります。例えば、地球温暖化とか、戦争とか。
あなたもそういった不安を抱えたことってないですか?
そうでなくとも、やっぱり災害大国なので備えることは必要で、プレッパーでなくとも普段から一般的な範囲で備えるということは必要です。
このページはプレッパーを前提としているので、かなり大げさな備えではありますが、一般的な災害への備えとして使える情報も書いていきます。
あと、詳しいことは別ページで色々書きますね。
参考文献は最後に記しておきますが、このページは度々更新していくので、そのたびに追記させてもらいます。
はじめに
プレッパーは言ってしまえば災害や戦争といった非常事態において、自分たちだけ生き残ろうという試みです。
なので、そういったときに略奪、そうでなくとも恵んでほしい人が殺到するような事態に陥らないように秘密で備えるべきです。
もちろん、複数の個人やグループで共同の備えをする時には情報をある程度共有することになりますが、外部への情報はなるべく遮断するべきです。
情報が出回ったのならば、自分たちが生き残るための資源を守るために手を汚すことも覚悟しなければなりません。
資源を守るということや、現実的にどれほど備えられるかということを考えると、何に備えるのかによりますが、集団で備えるほうがいいかもしれませんね。
このページや関連するページでは、都市で集合住宅に暮らしている方も想定しようと思いますが、集合住宅ではその住宅がプレッパーを想定しているようなほとんどない環境でもない限り、難しいものだろうと考えられます。
ですから、特に長期に渡るサバイバルを想定する場合は、ある程度広い自分の土地をもっていることが前提になるでしょう。
短期間であれば、集合住宅でもある程度持ちこたえられるかもしれません。あなたの計画によるものだと考えてください。
備える計画を立てる
ただやみくもに備えればいいというものではありません。
何に備えるのか、どのように非常時の生活へ移行するのか、どれほどの期間を耐える想定なのか、どのような地域なのか。様々ありますね。
そういうことを事前に計画しておく必要があります。
備える際にどういう備え方をするのかというのは、もちろん実行段階で変更することはあるでしょうけど、やはり大きな変更というのは負担が大きいです。
事前にしっかり計画しておきましょう。
備えるもの
一般的に人間が生きていくために必要なのは
服
食べ物
水
住居
設備
エネルギー
衛生
娯楽
社会制度を保つ仕組み
このあたりが挙げられると思います。
長期に渡るサバイバルを想定するのであれば、物を作ったり補修する物資や技術も必要です。現代人は簡単な履物すら作れません。
もし、文明が崩壊するようなことを想定していて、その再興まで視野に入れているのなら、知識として本が必要でしょう。もちろん、再興に必要な知識が必要です。
服
現代ではおしゃれや防寒、防暑が目的になっています。
サバイバル環境下であれば、医療に頼れず衛生的と言えない環境を生きていかなければならないということを踏まえると、体に傷をつけないという用途に使えます。例えば、靴を履かずに外を歩けば、足に傷がついて感染症に悩まされるでしょう。
短期間のサバイバルだけを想定するのであれば、服をたくさん用意しておけばいいでしょうが、長期に渡る場合は補修する必要が出てきますし、さらには自作する必要が出てきます。
食べ物
人間が食べるということをやめればたちまち衰弱して亡くなることは当たり前だと思います。
ごく短期間であれば食べないで耐えることもあるでしょうが、それも体が弱るので食べるべきでしょう。
ある程度の期間になれば必ず食べないといけません。
もうちょっと長くなれば、カロリーだけでなく、栄養バランスをよく考えないと衰弱するでしょう。
短期間であればたくさん用意しておけばいいでしょう。
しかし、長期間に渡るのならば、自分で食べ物を作り出すということを考えなければなりません。
水
現代では水道を使ってすぐに水を用意できますが、サバイバル環境下ではごく短期間であっても水道が使えないことを想定するべきでしょう。
農林水産省が発行している「災害時に備えた食品ストックガイド」(参考文献の3つ目)によると、水は一人当たり一日3L必要だとされています。
水分補給だけでなく、煮炊きにも衛生にも使用しますから、これほどの量になっているのだろうと考えられます。
これは長期に渡るサバイバルだと、物を制作するために必要な水が必要になるので、初期は多くを備蓄に頼るにしても、水の自給はどこかで必要になります。
また、短期間であっても、洗濯や洗体といった衛生にも水が必要になります。
住居
サバイバルに必要なものにおいて、もっとも大規模になるのが住居であろうと言えますね。
これは備蓄するということを考えると、もともとサバイバル状況下でも使える住居を用意しておく必要がありますね。
とても長期になるサバイバルになると、損傷が問題になるでしょうから、補修の知識や技術が必要になります。もしかすると、一から建築する知識も必要になるかもしれません。
設備
短期であっても、備蓄を保存するための設備が必要になります。
ですが、多くはこれは長期に渡るサバイバルに必要なものでしょう。
例えば、布を作るとか、食べ物を生産するとか、水を確保するとか、そういった設備です。
エネルギー
短期であっても煮炊きに必要なもので、生きるためには主に熱源ということが言えます。
期間によってメインに確保しておくべきエネルギー源というのは違っていて、よく災害で備蓄に言われるのはカセットボンベです。手軽であり、比較的安全な燃料になります。
長期に渡るものであれば、畜力や、水力といった動力の昔ながらの利用法を考える必要があるでしょう。
とても長期に渡るサバイバルであれば、最終的には電気を利用するための設備を整えて、生活を豊かにしていくように目指していきます。
衛生
衛生を整えなければたちまち感染症にかかってしまうでしょう。
衛生とは傷口の扱いだけでなく、体を洗うということも含まれています。かつては皮膚病がかなりの脅威だったそうですね。
もちろん、保存食を作るための消毒にも使う物資がここに含まれます。
娯楽
生きるために後回しにされがちですが、娯楽がないと精神面に多大な悪影響を与えます。
ごく短期間のサバイバルであれば、電気を使用した娯楽を楽しめますし、インターネットも使えるとは思いますが、プレッパーで想定するような事態だと電気を使用しない娯楽が重視されるでしょう。
社会制度を保つ仕組み
集団でプレッパーをするなら、何らかの方法で秩序を保つための仕組みが必要です。
古くは(広義の)宗教がその役割を担っていましたが、今となっては他のものによってもいいと思います。
法律のようなものを作ることで社会の枠組みを作っておくことは必要ですね。
危機を感じ取る
プレッパーというのは備える人と言えますが、そもそも有事になりそうだなと感知できないと初動が遅れます。それは致命的なものであるかもしれません。
近隣諸国との関係悪化はわかりやすく戦争のサインでしょう。テロリズムは明らかに個人的なものならともかく大きなサインと言えます。
テロリズムが起きやすい大きなイベントなどはプレッパーにとっては要観察であると言えますね。もちろん、プレッパーであるのに大きなイベントのようなテロリズムが標的とするものに参加するのは軽率であると言えます。
守るべきものを守るために
当然ですが、自分や家族など守るべきものには優先順位があって、今挙げたものは一般的にかなり高い優先順位でしょう。
どれほど危険に見えるものが近くに来たら警戒するべきなのか考えておくことが、守りたいものを守る方法です。
終わりに
プレッパーはロマンもあり、いざというときの備えということで頼もしさがあります。
色々調べてこのページはさらにコンテンツを充実させていこうと思いますので、時々見ていただければなと思います。
また、あなたが考えているプレッパーであることが生かされる事態を教えていただけたらなと思います。