もっと積極的に仕事を嫌がろう
最近はというものの、仕事を人生の生きる意味のように捉えている人が多いと思っています。違うという異論もあると思いますし、実際仕事が嫌だという人はたくさんいると思いますが、仕事が人生における自己実現だという言説がはびこっているのは確かだというのは同意してもらえるかと考えています。
なので、本格的に仕事を嫌がって、自分にとっての生産性を高めることで、仕事から人生を取り返してやろうということを考えていきたいと思います。
ちょっと説教臭いところもあると思いますが、普段これ良くないよねと思っているところを呼びかけるものなのでご了承ください。
まず、仕事の生産性とは
仕事とは生きるためにお金を得ることです。もっと昔は直接的に生活するための物資を得る手段のことでした。
ということは、お金を得るということを自分にとって最大化するということが、仕事における生産性の最大化にほかならないと思います。
もしくは、仕事以外の人生の満足度を最大化することも仕事における生産性を最大化するということにつながると考えられますね。
自分にとっての利益を考えることが重要で、与えられた仕事を適切な水準でこなしていさえすれば、それ以外は特に仕事の生産性を高めるということは考えなくてもいいはずです。もちろん、仕事そのものの生産性を高めることで昇給や余暇の増加を拡大できることが期待できるなら別です。
仕事の生産性というよりも、仕事をこなしているにも拘らず、自分が稼ぐお金、つまり給料は増えていないよねということです。
ここで2つ選択肢が生まれますね。
余暇を増やす
仕事は最小限にして余暇を増やすという方向性です。
実際、最近は娯楽も安くなりましたから、やろうと思えばやれる人も増えているのではと思います。
ここで老後資金はという話もありますが、老後資金は生活保護を受けずに無職をするという前提のもと、言われている概念です。
大雑把に言えば、老後も働けば老後資金はかなり少なくてもいいということになるでしょう。一時期流行ったサイドFIREみたいなものですね。
私はこのページを書いている時点では29歳ですが、年金は期待できないとは考えています。しかし、大幅に減ったとしてもなくなりはしないだろうという考えのもとこれを言っています。
そもそも、大幅に年金が減った未来では普通の人が子どもを作ってとか考えていると老後資金は貯まるはずがないでしょう。
そうなると、いかに余暇を増やして、その月に生きるお金を稼ぐかに注力するほうが現実的ではあります。子どもが欲しい人もいると思いますが、老後を迎えて優雅に暮らす資金を集める遠い未来を考えるよりも、短期的な必要な金額を集めるということのほうが大事です。
何があるかわからない遠い未来を考えるよりも、情報が揃っている短期的な状況に最適化するほうが合理的じゃないでしょうか。
賃金を最大化する
仕事における労働者にとっての生産性とは時給がどれほど高いかです。
仕事をすることでどれだけの貢献をしたかではありません。このあたり勘違いしてしまっている人が多いのだと思います。
あなたは賃金を上げるためにどういう努力をしたでしょうか。
仕事を頑張って会社に貢献したと答えた方は全く努力していません。経営者目線で考えれば、会社に貢献したからと言って賃金を上げる理由がありません。経営者はやるべきことをやっただけじゃないかと言うでしょう。それが合理的な経営者だと思います。
そもそも、経営者は賃金を上げるような非合理なことをしたくはありません。本当に人材の流出が止まらずに首が回らなくなるようなときでしょう。
あなたは、最後に本気で経営者が考えるように賃上げを要求したことはいつでしょう。
結局のところ、労働組合活動をしようということなのですが、それなしには賃上げは経営者の気まぐれを待つ以外にはありません。
両方の選択肢に言えること
労働組合活動をしようということ。それ以外にないと言えます。
会社が吹っ飛ぶかもしれない?いいじゃないですか。それなら転職しましょう。経営者の生活よりあなたの生活です。
労働組合がない?それなら組織しましょう。
労働組合に参加したら首になる?それなら、経営者から訴訟で組合費をいただきましょう。
喧嘩するべきときに喧嘩しないのなら、あなたは相手の要求をすべて飲まなければなりません。
まとめ
仕事が嫌と言いつつ行動に起こせないというのは良くないと思っています。仕事は自己実現ではなくて、あくまで会社に利益を渡す行為です。自己実現したいなら起業しましょう。
おわりです。
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