【自己紹介】アラサー歴女のMirukoです。
はじめまして、Mirukoと申します。
まったくの無名である私の記事を訪れていただき、
ありがとうございます。
ここでは私について紹介させていただきます。
まずは簡単に自己紹介
Miruko / 瞻子
・早稲田大学文学部卒業(日本中世史)
・学芸員資格所持
・歴史をテーマにテレビ番組制作や出版、事業開発などの仕事を経験
・鬱病とパニック障害の発症を機にフリーランスに
・趣味は史跡めぐりと読書
要するに、歴史が好きで、いろんなメディアで歴史を扱ってきたアラサー女です。
noteでは主に、歴史や古典文学に関する記事を投稿していきたいと考えています。
そんな私ですが、実はかつては……
“歴史嫌い”でした
高校2年生の頃まで、歴史は大嫌いでした(笑)
「嫌いな科目」にいつも体育と歴史を挙げていたのをおぼえています。
そんな私が歴史に興味をもったきっかけは、
明智光秀 でした。
ある日、歴史好きの母が見ていたテレビ番組で、
本能寺の変の動機についての諸説を紹介していたのです。
当時は「明智光秀」の名前すらおぼえていなかった私…。
それでも、“志半ばの主君・織田信長を裏切って死に追いやった悪いヤツ”という印象はもっていました。
ところが、テレビを見ていると、
「光秀が信長を裏切ったのには深いワケがあったのかもしれない…。」
と思えてきて、何も知らずに光秀を“悪いヤツ”と決めつけていたことを申し訳なく感じたのです。
それ以降、明智光秀について、戦国時代について、いろいろと調べていくうちに、気づけば“歴史の沼”の深みにハマりました。もう抜け出せません。
思えば、それ以前の私にとって「歴史」とは、
“不確かな過去の出来事”を、テストのためにただひたすら“暗記させられる”もの でした。
そのとき、本能寺の変の動機について自分で調べて考えてみたことが、
私にとって初めて「歴史」に自発的にアプローチした経験だったのです。
「歴史」の面白さは“受け身”ではわからない、
たしかな史料と、自身の経験や価値観をもとに自分で考えるからこそ面白いのだと知りました。
そもそも、何も知らない私ごときが、歴史を“不確かなもの”だと決めつけていたことも、とてつもなく失礼なことだったと気がつきました。
さらに、最近になって私は「歴史」の力を再認識させられることになりました。
それは……
私の心を支え続けているもの
それが、紛れもなく「歴史」だと感じているからです。
現在、私は鬱病とパニック障害で通院しています。
心は何度も地獄の底に突き落とされます。
そのたびに私の心をすくい上げてくれるのは、先人たちの知恵や言葉です。
過去数千年の記録の中には、本当にいろんな人がいて、いろんな出来事があって、いろんな考え方があります。
この世でどんなに孤独でも、その膨大な記録の中を探せば、必ず自分の心に寄り添ってくれるもの、自分の心境と通ずるものがあるはずです。
なんといっても、とにかく“膨大”ですから…。
さらには、それが「実在の人物」で「実際の出来事」であることが、心強いことこの上ない。
…というわけで、
そのうち誰かの心を救うこともあるかもしれないという期待も抱きつつ、
私はとりあえずnoteを通じて、歴史や古典について書いていこうと思います。
とはいえ、私は浅学ですので、いろんな方々との交流の機会を得て、より多くのことを学ばせていただきたいという思惑もあります。
「下学して上達す」
どうぞよろしくお願いいたします。