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#5 物語の構造
前回に続き、大変興味深い投稿をFBに頂いたこちらの絵(事前公開)ですが
https://www.facebook.com/kohei.morinaga.9/posts/3592664990783109
今回のテーマは”物語の構造”です。
神の視点から解に必要な情報だけ取捨選択・抜粋された試験の”物語”とは異なり、対話し探っていくのは自分自身です。
そこには情報が確かであるという保証もなく、「ここまで聞いたらよい」というような明確なゴールもありません。
患者さんから引き出せる情報の質や量も会話のテンポや信頼関係などが無視できない要素として重要になってきます。
そんな大変ずくめな? 物語 の聴取ですが、この意識があるのとないのでは”診療の質”は文字通り”次元”が変わってくると思うのです。
論理的思考の骨組みがよりリッチな肉付けがされるので、今まで気づかなかった生活習慣と疾病の関連性に気づいたり、文脈を治療方針に活用してより満足度が向上することにもなるでしょう。
”物語”は気づいてこそ、です。
そしてあらゆる身体診察や検査、それを検出できるものは現状では存在しません。
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![森永 康平 🌱ミルキク](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/75867027/profile_829dc28fbd549877720993a1f23dd218.png?width=600&crop=1:1,smart)