「響けユーフォニアム3」 第一回 あらたなユーフォニアム 視聴者ノート
原作未読勢です(略)noteの記事にするまではいかない気がついた事や好きな演出、個人的なメモをまとめておきます。
気になった事
冒頭ディスコキッドの謎
別のnoteを書いたのでご参照ください
文字組のタイトルをレイヤー
久美子が登校しはじめるカットで SOUND ! EUPHONIUM の文字。京アニ作品で文字組みのタイトルをアニメ映像にレイヤーして表示するパターンってけいおん!!のOP以外でありましたっけ? しかも、足のクローズアップ演出という事で、小川太一副監督から石原・山田尚子両監督へのリスペクトを感じさせるカット。
黒江による通過儀礼のスルー
黒江が「全国大会金賞を目指す」事を確認する北宇治高校吹奏楽部の根幹を成す通過儀礼をスルー
これが吉とでるわけなく凶と出そうですよね。全国金賞の夢を追いかける前に黒江を何とかしないと部活が崩壊させられるのでは?と思います。
久美子はこれまで比較的ロジックよりの相手に対して、感情的に説得をするという感じで戦ってきた印象があり、4象限マトリクスに落とし込んでみたらその通りでした。黒江は公式発表を追いかけると"天然”や"感情"が強そうな女の子です。久美子は糸口は見つけられるのか?
低音は4人欲しい・・・
久美子「ユーフォチューバあと2人づつはほしい所だよね」と話している所に4人の1年生が見学しにきてくれますが
葉月「どうして低音パートに?」という質問に
と浮かない返事。
その後の、久美子と麗奈の会話で「入ってくれそうではあるけど、うち1人はクラリネット希望だって」と話があり、結局低音パートには入らなかったようです。
行動が矛盾していて、ちょっと怪しいですね。何か問題を抱えているのか、もしくは問題を起こす子なのかもしれません。
3人しか入らなかったとはいえ、黒江が居るので結局4人になることは予想できますが、初心者3人と天然の黒江・・・怪しい香りがぷんぷんしてきたぞ。
アンコン編の結末
部全体の実力が上がっている事を示唆する情報ですね。全国大会金賞も狙えなくはないといった所でしょうか。
久美子の父親
久美子のお父さんはお姉ちゃんの事があったにも変わらず「3年生だろ・・・いつまで部活なんだ」と家父長制度を引きずっているような話ぶり
久美子の不安
「いつか慣れる、慣れるはずだという願い」 と久美子自信も言っていましたが、まだなれていないようです。今後の部活運営に少し不安要素として残ります。
ベテラン松本美智恵先生による3年生編のテーマ発表
「自分が何者か、そして何者でありたいのか、きちんと考えてほしい」当然進路の話しも出てきますよね。
時計止まってる?
3期ヤバいネタが仕込まれているのでは・・・まだ疑っている段階ですがリズと青い鳥の再来あるのかもです。
山田パー & 山田マスク
足の演出は近年では他のアニメ作品でも観たりする事がありますが、このパーとマスクの演技は山田尚子監督印でしょう。それが京アニの伝統として残ったという事実が嬉しい。
久美子と黒い鳥
「絶対にみんなを上に連れて行く自信があります」と別のシーンで言ってましたが、上が似合う高坂麗奈ドラムメジャー。まるでリズと青い鳥のみぞれの立ち位置。
「本番がんばろう!」とか「ハッピアイスクリーム」とか言い出すんじゃないかとドキドキしました。
加藤葉月 チョキチョキ
アンコン編ではキャラクターデザイン池田和美さんによるリニューアルされた作画から、中二病の小鳥遊六花みたいな可愛さを受け取り個人的にキュンキュンしましたが、それに加えて3年生という事で少し大人びた作画になっているようで素敵ですね。特に加藤葉月が垢抜けた感じがします。髪も切ったのかな?
引用
「響け!ユーフォニアム3」 より引用させて頂きました。
©武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会2024