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"響け!ユーフォニアム3" オープニング TRUE "ReCoda" 映像考察

はじめに

原作未読勢です。いよいよ2話でゲキヤバOP映像が公開されたので、今回は主に映像について検討を進めたいと思います。

TRUE "ReCoda"の歌詞については、2本記事を書いたのでご参考ください。

【最重要】白い背景・音符が浮いてる謎の空間

白い背景・浮いた音符・紫系 『音符空間』

白い世界に音符が飛んでいる。今まで無かった表現。演奏する時に入りこむ久美子の心象世界か?学校の椅子に座っているから練習中なのだろうか。この後も何度か出てくるのでこの空間を"音符空間"と名づけておきます。

なぜかこの空間にいるときは色の塗り方が違うのか、作画が幼いというか本編と違うように感じる。紫色に光ってる。つまり麗奈に当たった光を見てませんか?

麗奈が泣く理由って・・・

久美子・麗奈が泣いてる!2人が泣く理由は、北宇治全国大会金賞についてなのか・・・?

後悔なのか・・・・

歌詞で考察した"後悔"のフレーズの通り、そういった結末が待ち受けているのか・・・動揺

春夏秋冬を駆け巡る2人(見やすいように右から左に配置してます)

音符空間の春夏秋冬、背景の色が変わって、3学年の1年間・卒業の春まで描かれるのはほぼ確定でしょうか。くみれいの2人が中心となって365日のストーリーを進める事を表現しています。

面白いのは久美子が麗奈の手を引っ張っている所ですね。麗奈は孤高の努力家で実力もあり、一期 "おまつりトライアングル"で見せたように精神もかなり安定していて、隙がないキャラクターという印象です。

とはいえ3期は人付き合いは部長・副部長にサポートしてもらい音楽に集中するとの事でした。久美子にもかなり頼るシーンが描かれるのかなと想像できます。

北宇治の部員がカラフルな色となってドラムメジャーの目から広がる!

麗奈の目からパーティクル!!!!!!!!1期OPで久美子の目から出てきたパーティクルを3期で麗奈も出せるようになったか!!!久美子と違ってカラフル!!!今回は公式WEBを見ると、各キャラクターに色づけがされているので北宇治高校吹奏楽部全員の演奏を抽象化して表現しているのでしょう。実際に次のシーンで演奏がはじまります。

全国大会のような演奏シーンの後に、音符空間の久美子ベンチらしき場所、膝枕で麗奈が横たわってる!!!!

麗奈が久美子の膝枕で横たわり・・・冬?

おいおいおい、京アニで横たわるのはヤバい!!!が仰向けじゃなくて良かった。全国大会が終わるのは11月頃なので、雪が降っているということはアフター全国大会・・・・!!!!!!!何があったんだ!!!麗奈ーーーーー久美子が支えているのが唯一の救いか。ぶっちゃけもうこれは全国大会金賞の夢敗れたにしか見えないんですが・・・

春の桜の季節だった?

いやしかしちょっとまって、すぐ次のカットで春っぽいシーンになって着彩されると、色がついただけで全く別の意味を持つようなそんなシーンになっています。物の配置は全く変わっていません。(音符の降り方だけは変わっていますが・・・)そして麗奈も目覚める。

色が抜いた状態から着けるという演出はユーフォ2期のOPで前例があります。ユーフォの色があえて隠されてた状態で話が進み、中盤に色が解禁されると銀色のユーフォニアムが現れて、田中あすかの"響け!ユーフォニアム"を受け継ぐ話だよってわかる構造でした。

新3年 + 1年後の桜か?卒業入学シーズンですね

久美子が顔をあげて、桜のカットで締め。来年の春まで3期で描きそうですね。

重要な部分を再度

全国大会でカラフルな光を放って(演奏に力を尽くして)色が抜けて倒れているだけか?

麗奈の目から色が出る → 演奏シーン → 色は麗奈の目から抜けてる(全力を使い果たす) → 色が抜けた雪、または白い世界になっている → 春になって回復をする。

この考えだと、北宇治高校が金賞取れる取れないに関わらず成立すると思います。まだ麗奈の全国金賞の夢は消えてない!

さらにエンディングを見ると、本作品では冬 = 高坂麗奈が割り当てられている事がわかります。したがって冬自体に悪いイメージを持つ必要がないのかもしれません。

過去の回想

フィルム焼けのような演出 = 過去の回想

卒業していった先輩達がポンポン出てきて贅沢なシーン。3期には居ないんだなとファンとしては感傷に浸ってしまいますね。

このシーンの前後には焼けたフィルム演出のようなものが入っているので、音符空間ではなく、たまこまーけっとなどでもあった過去を思い出す演出であったので間違いないでしょう。

のぞみぞが出てこないのは久美子にとって重要な先輩では無いことが窺えます。

部室シーン〜センチュリーホール

1期いち部員だったのが皆んなの前に立つ存在に

1期のOPの韻を踏んで久美子の目から白色のパーティクルから名古屋センチュリーホール?決勝大会までは駒を進めそうですね。

キャラクターについて(抜粋)

高坂麗奈

皆ほとんど左向きなのに1人右向きに進む

OP序盤に主要なキャラクターカットが矢継ぎ早に出てきた流れで最後に麗奈。北宇治カルテットの流れで出てこないとなると、重要な立ち位置なのでしょう。高坂麗奈推しとしては期待も高まりますが・・・右向きに進んでいます。久美子と麗奈が手を繋ぐシーンなどを筆頭にOPは全体的に右向きに進行しているカットが多いように感じますが逆向きなのが気になりますね。孤独を感じさせる演出。

義井沙里

低音パートにまじる義井沙里。君はクラリネットパートじゃないのか?

新一年生4人が並んでいるカット・・・義井沙里はクラリネットパートだから一緒にパート練習はしないと思うので、新一年生同士で集まって楽しくやってると考えれば良いのか、もしくはクラリネットパートに馴染めないなんてことがあるのかも・・・?

2話の高坂麗奈の金賞宣言のカットでも手の叩き方が拝んでるような感じで心ここに在らずな感じでした。怪しい子です。

前回の記事でも違和感のある子だと思って取り上げていました。

黒江真由

銀色のユーフォニアム。青い瞳なので黒江真由

北宇治高校吹奏楽部の制服を着て、銀色のユーフォニアムを持った黒江。強キャラ臭がプンプンしてくる彼女が、どのように説得されて北宇治に馴染むのか楽しみですね。

久石奏

アンコン編のシャドーボクシングに続き、猫パンチ?

久石奏は一瞬パンチをしていますが、アンコン編でやっていた謎のシャドーボクシングでしょうか。"猫被り"だから”猫パンチ”に修正されているように感じました。

加藤葉月

コンクールの舞台に立てたのか?!涙腺崩壊しちゃうかも

奇跡が努力の先にあるなら限界は、あたしが決める!響け!

TRUE サウンドスケープ より

まとめ

ユーフォ3期 OP "ReCoda"の映像公開に合わせて、重要そうなシーンを抜粋で紹介しました。特に音符がただよう心象風景のような空間は物語の行末を暗示していそうということで、重点的に取り上げました。思わせぶりですが、罠もありそうで読解が難しい演出でした。

あとは本編を見てくださいという事なのでしょう。楽しみたいと思います。

引用

「響け!ユーフォニアム3」 より引用させて頂きました。
©武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会2024


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