社内交流施策と実施後アンケートレポートを公開しちゃいます!
こんにちは、ミラティブ・人事企画の角です。
ミラティブの人事企画では社内施策の終了後、社内アンケートを実施しています。アンケートの声は次回施策の方向性を示す羅針盤のような役割です。今後、不定期ではありますが社内施策とアンケートレポートを可能な限りnoteでオープンにしていきたいと思います!
今回は2023年3月〜4月に開催した「1Qお疲れさまキャンペーン」についてレポートします。
ミラティブにおける社内交流施策
その時々における組織状況に応じたイベントや交流施策を実施しています。過去企画と似通っていても、打ち出し方、細かいルール設計などを工夫し練度を上げていくことを大事にしています。
▼2022年12月・年に1回の全社イベントレポート
▼2023年4月・アフターコロナに向けた取り組み
利用者の使いやすさ向上を目指した「1Qお疲れさまキャンペーン」
今回の「1Qお疲れさまキャンペーン」は2022年秋に開催した「すごい豪華な飯が食べられるキャンペーン」略して「すご飯」を振り返りつつ企画しました。
「すご飯」から「利用者の使いやすさ」とは?を学ぶ
「すご飯」を企画した当時、新しいゲームや機能のリリースラッシュが落ち着いたところでした。いつもより盛大に「お疲れさま!」をしてもらいたいという意図で食事代補助・1回10,000円というセッティングをしました。これ自体の評判は良かったのですが、「組織図単位とプロジェクト単位で2回開催したい」という相談が数件ありました。
こういったニーズが生まれる背景は、多くの企業や組織と同様にミラティブの組織においても1人のメンバーが複数のトピックにまたがっていることが多いからです。
例えば、プラットフォームの機能開発のプロダクトマネジャーからすると図のようになります。
他の例としては
プロダクトマネージャー:プロダクトマネジメント部、開発チーム
3Dデザイナー:エモモ制作チーム、3Dチーム
iOSエンジニア:技術部、開発チーム
となります。実際はより複雑で1チームのみに所属、あるいは3チーム以上に所属という場合もあります。
上記の背景からの「組織図単位とプロジェクト単位で2回開催したい」という相談でしたが、予算の兼ね合いもあり、ルール変更は難しいという判断に至りました。お楽しみ企画で一部メンバーに「モヤっと」を生み出してしまったのは申し訳なく、「利用者の使いやすさを多角的に考える」という学びを得ました。
「1Qお疲れさまキャンペーン」は「利用者の使いやすさ」にフォーカス
「すご飯」から半年。今回「1Qお疲れさまキャンペーン」を企画しました。ポイントは、利用者の使いやすさにフォーカスし「1回あたりの補助額は減ったが、補助回数と開催方法、開催単位の選択肢を広げた」です。
「1Qお疲れさまキャンペーン」実施後アンケートを公開!
企画のフォーカスポイントである「利用者の使いやすさ」に寄与した企画だったのか?ここからキャンペーン終了後アンケートの結果をご紹介していきます。
利用人数:前回の「すご飯」とほぼ同程度の利用人数
100名近くの方が参加してくださいました!
参加回数:全体の78%が1回以上参加。2回目以上の参加者は全体の40%超
2回目の利用をしなかった理由を掘り下げてみると以下の3点です。
忙しかった、日程が合わなかった
組織図・プロジェクト以外での開催がなかった
地方在住のため
上記理由のうち、割合としては1と2が最多でした。時期(開催期間)や会の開催単位をどうするか、が2回目の参加を促進につながるポイントになりそうです。
会の開催単位:業務関係(組織図・プロジェクト・業務上の関わり)が最多。次点が部活動単位での開催
組織・プロジェクト単位での開催割合が圧倒的に多く、補助回数を1人2回としたことで組織や事業運営にフィットした労い・交流機会を生み出せたことが読み取れます。
また、開催単位を組織やプロジェクトに限定しなかったことにより
地方で同じ地域に住んでいるメンバー同士
部活動単位での開催
といった部署間交流を生み出す機会に繋がる結果となりました。
「キャンペーンの2回目利用枠が余っています!部活で交流会しませんか?」といったコミュニケーションも生まれていました。
前回企画「すご飯」と比較した「1Qお疲れさまキャンペーン」に対する評価
前回の「すご飯」と比較して「よかった」「すごくよかった」と回答した人の合計は全体の26%に達しました。
(実際のアンケートコメント)
2回参加できた。兼務をしているので嬉しい。
オンライン開催が出来たので、ありがたかった。
オンライン開催ができたので前回遠方で参加できなかった人とも交流できて良かった。
お疲れさまキャンペーンは、どの集まりで使うか選択できて、オンラインでも使える点も良かった。
1人2回参加することができる、開催単位と開催方法の選択における自由度が高かったという点も、利用者の使いやすさ向上につながっていることが読み取れます。
また、オンライン開催に対してのポジティブな意見が多い背景としては、以下のようなメンバーの利用促進に繋がったことが考えられます。
物理的に出社することが難しい方
デザイナー(デスクトップPCを使用しているため)
地方在住メンバー
家庭事情などで夜の外出が難しい方
一方、「悪かった」「すごく悪かった」と回答した人の合計は20%でした。内容としては以下に対する意見が多かったです。
お店の選定に苦戦した
1回あたりの補助額が減ったため
会社補助額+自己負担で補助額以上の食事をすることができないルールだったため
(実際のアンケートコメント)
すご飯と比較して補助額が少ない分、お店の選定が難しかった。
5,000円/人をオーバーした分は自己負担可能にしてほしいです!
この点については次回改善していきたいと思います!
社内アンケートは人事企画の羅針盤
ミラティブの社内交流施策についてのリアル、いかがでしたでしょうか。
ミラティブでは「ユーザーさんの声に向き合う」という姿勢を非常に大事にしており、社内アンケートに対しても真摯に答えるカルチャーです。社内アンケート回答は率直なものも多く、非常に有益です。企画の方向性を照らすヒントがたくさん詰まっている、まさに「人事企画の羅針盤」です。
それでは、また次回の「人事企画の羅針盤」でお会いしましょう!
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