ミラティブログ社員リレー〜「日プから学んだ1つのコト」(廣田@ジャニヲタ)
突然ではありますが!
ミラティブ社員が勝手気ままに年末年始にブログを書く企画が始まります!一発目は採用担当の廣田がお送りします。
ちなみに言い訳をしておきますと、当初の予定では一人目ではない想定で「まぁこういう趣旨のブログがあってもいいよね」と、完全に斜め上のブログを書いていました。
まさか初っ端になってしまうとは…これでいいのか…?
いいのかな…。まぁいいですよね、こういうのも。
ということで、お時間あるときにまったりお読みください。
K-POP好きやエンタメ好きは絶対に見て!
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案の定ハマるオタクな私
案の定、日プにハマってしまった。
日プとは、韓国の人気オーディション番組「PRODUCE 101」の日本版「PRODUCE 101 JAPAN」の略である。
101人のアイドルを目指す男の子たちが困難な課題に立ち向かい、順位を争う。最終的に11位以内に選ばれた男の子たちがグループとしてデビュー、という流れだ。
PRODUCE101の面白いところは「国民プロデューサー」と呼ばれる視聴者の投票によって、彼らの順位が決定するということだ。
プロからの評価でも、彼らのパフォーマンス力でもなく、最終的には彼らを「推したい」と思う視聴者がすべて判断する。
詳細はこちらのサイトが良いと思う。
とにかく10代女子を中心に相当な人気を博したコンテンツだった。
もともと小さい頃からオタクで、ずっと何かにハマってきた私。アニメ、漫画、ゲーム、芸人、バンド、そしてジャニーズ…。
社員からのレコメンドにより、私は日プの沼にスピーディに沈んだ。
今回、別にその沼の良さについて語るわけではない。
その番組内で感じた「環境によって人は変われるし、恐れずに自分より上の環境に行くべき」という気づきを細々と語りたい。
以下、少し語ってしまうのでどうか興味のない人は結論までスキップしてほしい。
あの子がほしい あの子じゃわからん
それは第6話。
その時、約半数がすでに脱落をしていた(日プは101人→60人→20人→11人と減っていくスタイルだ)。
次の課題は「グループバトル」と呼ばれるもので、残されたメンバーが10組に分かれグループとしてパフォーマンスを披露するというものだ。
このグループの決め方がなかなかエグかった。
上位10位までのメンバーが、残りのメンバーを順繰りに指名していくドラフト制だった。花いちもんめに近いかもしれない。
まぁそこまではまだいい。
しかし最後、ずっと指名を受けず残されたメンバー9人は、逆に自分たちで入りたいグループを指名するのだ。
完全にプライドがズタボロになった状態。
「うちのグループには要らない子」としてラベリングされた状態。
そんな彼らが、自分から入りたいグループを逆指名するのだ。
なお、パフォーマンス後グループごとに順位が付けられ、1位になるとグループメンバー全員に投票が数万プラスされる。
個々人の能力というよりも、グループとして1位を目指すことがなにより重要だった。
遠慮のかたまり
さて、最初に逆指名を行う子はどんなグループに入ったかと言うと。
10組のなかでは中位に位置するメンバーが揃ったところだった。
2人目も同様に中位グループを指名した。
司会のナインティナインも、「遠慮なんてしなくていいよ!」と彼らを励ます。
最初2人は自分が勝つよりも、自分によってグループに迷惑がかかることを優先させたのだ。
なんのためにここに来た?
そして3人目。ようやく意を決したのが磨田寛大であった。
「人生を変えたい」
そう言って、彼は最も順位の高いメンバーの集まるグループへと合流した。
彼は歌もダンスも未経験。この日プに出るために、大学を辞めて三重から上京した20歳の男の子であった。
結論、彼は相当なプレッシャーがありながらも、周りのサポートの甲斐もあって見違えるほどのパフォーマンスを披露した。
おそらく下の動画を見てもらえれば、周りと遜色ないダンスと歌を披露していることがわかるだろう。
彼はグループパフォーマンス前41位であったが、その後順位を上げ26位にまであがった。
惜しくもデビューには至らなかったが、日プ脱落後も地元:津市のカフェでファンミーティングを開催し、長蛇の列をつくるほどだった。
たくさんのお手本
彼のあのときの決断は本当にかっこよかった。そう思う。
そして、勇気づけられもした。
プライドなんてどうでも良い、周りの目や将来の心配なんてどうでも良い。
とにかくその時の自分にとってベストな選択をするべきなんだ。
冷静に考えて見れば、初めて何かにチャレンジをするときは、大概お手本を見てそれを真似するところからスタートする。そのお手本が身近にたくさんあればあるほど、自分はそのお手本に近づくことができるのだ。逆に、お手本のレベルが低いと、それ以上のものにたどり着けないものなことは明白だ。
自分の身近に”お手本”があるか。これが大切なのだ。
思えば、私は幸いにもお手本がたくさんあって、今がある。
新卒で入った会社では、ありがたいことにCOO直下での仕事も多く、新卒でありながらも経営層の考えに触れることが出来た。
その後もお手本だらけの環境だった。もちろん、自分が若手だから当たり前だろうとも思うが、客観的にみても相当恵まれた環境にいた。
ミラティブだってそうだ。
10月にはCHROの修さんが入社してくれた。人事領域を極め尽くした方だ(企業経験やコンサル経験もある。チートキャラだ)。
CxOだけではない。社員一人ひとりがそれぞれに長けているし、努力を重ねている。シンプルに、ありがたい環境と思うのだ。
ゾーンに入りました
ミラティブのメンバーとなり、何度も自分の不甲斐なさに入社したことを悔やみそうになった。「自分は何一つ出来ない。もう無理。しにたい」なんて思うこともあった。実際に迷惑もたくさんかけた。いや、かけている。
でも正直、私は今もしれっと生きているし、ミラティブで働けている。
今は楽しさがありながら、成果を追いかけねばならない相当なプレッシャーもあり、良い塩梅で自分に存在している。
正しく言えば、もはや何周か回って「もうやるしかない」というゾーンに入った。
うだうだ言ってないで兎に角やればいいや。死ぬわけじゃあないし。
そんな気持ちになっている。
そんなゾーンに入った状態で、こんな環境にいられるなんて、最早怖いものはない。
しかしまあ、正直自分が成長しているのか、それは正直全くわからない(次回の評価査定でわかるだろうか)。
けれど、ぼんやりと1年前の自分とは一緒に働きたくないな。と思う。それくらいの実感はしている。
お手本をツカメ!
もし。もしである。
今読んでいるあなたがなにかに悩み、苦しんでいるとしたら、一旦、プライドとか不安とか全部振り切って、最適なお手本を探して、それにぴったりとくっついてみることをおすすめする。
まずは解決しそうな環境を探し、そこに無理やり身を置いてる。
そうすると、身の回りはきっとお手本ばかりだ。
やってくしかねえな。となると思う。
その状態になったらもはや勝ちだ。あとはやるだけなのだから。
きっと、その先に何かが見えるはずだと信じている。
私も、その曖昧だけど強烈な何かを掴むために、来年を生きようと思う。
どうかみなさまにとってより良い一年となりますように。
それではー。
※ミラティブの"お手本"ぶりはどうなんだい、と気になった方がいたら以下からご応募ください。
最近筆不精のCTOが手紙を書いたのでこちらもぜひご一読を。
最後に、日プのテーマソングを貼って本当におしまい。
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