信じていた猫に逃げられた
久々に信じていた猫に逃げられた。
最近、歳を取ったせいか以前のように逃げなくなったので油断していた。
誰もが喜びに打ち震えるフライデーナイト、しかも介護疲れの老体に、あなたを捕獲する元気は私にはありゃしません。
あきらめましたあなたのことは。
もうチュールもあげない。
とは言いつつ、ごはんとチュールを持って、車の下に立て籠るニャーに降伏するように呼びかける。
君は完全に包囲されている!
抵抗はやめて早く出て来なさい!
ご飯もチュールもあるよ!
きっと近所の皆さんはまた隣りのニャーが逃げたとお笑いになっていることだろう。
なんでニャーは私が楽しく憩おうと思う時に限って逃げるのだろう?
前回の逃走は子供の受験が終わった日の解放感に満ち溢れた寒い夜であった。
今回は晩御飯前でお腹が空いていたことや、共犯者がいなかったせいか(前回は共犯者あり)、その後あっさりと自ら投降した。
おかあさんは疲れました。
その後、週末なので楽しくしようとスーパーで買ったお安いお寿司を食べたが、お安いだけに今三つくらいだった。
今後、お寿司には妥協しない人生を歩むことを心に強く誓った。
もちろん、ニャーには懲らしめとしてご飯は30分くらいお預けにした。
そのくらい許してくだせい。
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