映画「おいしい給食」はおいしい
「おいしい給食」なんて、給食だけで映画できるんかい?暇つぶしにちょっと見るか、くらいに思って見た所、見事にはまった。
昔、小学校の先生をしている友人が、小学校の先生の良い所は給食と夏休みがあることだと言っていて、私もその通りだと思った。
今や週休二日制のせいか、夏休みはだいぶ短くなったらしいが給食はかわらないはず。
かく言う私も仕事の楽しみは、社員食堂で食べる昼食だったりするから、似たようなものだ。
食は大事である。
どうでもいいことをとうとうと述べる芸風は、自分と合い通じるものがある。
給食をこよなく愛する教師と生徒の、給食愛を巡る密かなバトル。
食を大切にするその学校では給食前に校歌を歌う。喜びに満ちて校歌を歌う教師。隠しても隠し切れない給食愛。校長いわく、「だだ漏れです。」
ちなみに私が好きだった給食メニューはチキンスープ。牛乳にミルメークがつく時は幸せでした。社食で好きなのは豚汁定食です(季節限定)。
この映画は給食と言う領域を超えて、もはやグルメ番組、いや、グルメ映画だ。
大豆田とわ子ファンとしては、生徒役に娘の大豆田唄役の豊嶋花ちゃんが出ているだけで、好感度が爆上がりする。
たかが給食の話なのに、最後は感動の涙が溢れる。「給食はおいしい」は、大豆田とわ子ロスがまだ終わらない私に大きな癒しをくれた。
そして、夏バテ気味だった私の食欲を復活させてくれた。
「給食はおいしい」よ、ありがとう!
自分以外の誰かが作ってくれる食事はなんでもおいしい。
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