当たり前の日常
こんにちは。Miroです。
今日はポカポカしていてとても気持ちの良い天気でした。天気が良いのも久しぶりな気がして、ペットを連れて少しお出かけをしてきました。
二匹のトイプードルと近所のドッグランに遊びに行きました。
我が家はマンションなので普段お外に行くのは朝と夕方のお散歩だけです。近所に公園もないのでいつもコンクリートの道をお散歩することしかできません。なのでたまにお天気が良いときは思いっきり遊べるようにドッグランに連れて行きます。
普段はお散歩していてもすぐに抱っこを求めてくるのですが、今日は二匹ともめずらしくドッグランまで楽しそうに歩いてくれました。
ドッグランでも大興奮で走り回って、連れて行った甲斐があるなぁとこちらまで嬉しくなりました。
こんな何気ない日常ですが、私にとってはすごく幸せな時間です。
私はつい最近までパニック障害に苦しみ、普通の人が当たり前のようにやっていることができず辛く苦しい日々を過ごしました。
お散歩に行きたくても外に出るとパニック発作を起こしてしまい部屋の中で静かに過ごすことしかできませんでした。
私のペットはまだ2歳10ヶ月と0歳10ヶ月なので、遊びたい盛り。
特に10ヶ月の子はお散歩デビューしてすぐに私が体調を崩してしまったので近所へのお散歩くらいしか連れていけませんでした。
可愛くて愛おしくてこの子たちのためならなんでもしてあげたくて「お外に連れて行きたい」「公園で思いっきり走らせてあげたい」と毎日思っていました。
でもいざ外に出てみると発作が起きる恐怖で動けなくなってしまいます。無理して出かけて倒れたりしたらこの子たちはどうなってしまうのだろうと考えると怖くて外にも連れ出してあげられませんでした。
私のせいでお外で遊べないことが申し訳なくて、罪悪感で心がいっぱいでした。
それでも2匹とも私が具合悪そうにしていると、遠くからずっと見守ってくれて、部屋に篭ってばかり居ると部屋から出て!と言うようなそぶりで私を部屋の外に誘います。
私が辛い状況をこの子たちなりに察してくれていて、私のことを心配しているのだと感じました。
とっても優しい子達で、いつも私を救ってくれます。
今は症状も落ち着き日常生活が普通に過ごせるようになってきたので、これまで我慢させた分沢山可愛がって沢山お出かけに連れて行って、毎日幸せだなってわんちゃんなりに思っていてくれると嬉しいな。
私は病気になったことで、当たり前の生活を送れることは、実はとっても幸せなんだということに気づきました。
そんなふうに言う人はこれまで沢山出会いましたが、私は「大袈裟だなー」なんて馬鹿にしていました。
でもそれは辛い経験をしたことがないから分からなかっただけでした。
辛い経験をしたことがある人は当たり前のことが当たり前じゃないと分かるんです。
このことを気づかないで一生を終える人も居るかもしれません。それはそれで幸せなのかもしれないです。
でも私は、そう思う経験が出来たからこれからの当たり前の日常を大事に過ごさなきゃいけないと思いました。
私の今日感じたことを少しお話ししてみました。
最後までご覧頂き感謝致します。
Miro