大公開!大学の給与:専任講師編
今回は専任講師の給与について書きたいと思います。専任講師は、大学教員として生計を立てることができるエントリーポジションです。今まで非常勤をいくつも掛け持ちして、何とか食いつないできた生活からようやく脱出できる、大学人としての最初の目標地点といえます。
もし30歳で専任講師になれれば、それはものすごく恵まれている人だと思います。
私の大学では、専任講師は3等級です。三等級の幅は、33万円~73万円まであります。若いうちに専任講師になって一生退職する70歳まで専任講師で終わっても73万円は稼げます。私の大学の教授職の最高俸給は74万円なので、たった1万円しか違いません。
なので、社会的ステータスや学内外での扱いや論文や学会発表もせずにのらりくらりしていても、私の大学ではそんなに最終的に行き着く給与額はさほど変わりません。
中には優秀なのに、責任や大学行政にかかわりたくないという先生であえて専任講師のままでいる人も中にはいます。それはもはやその人の生き方なので、それはそれでよいと思います。
一般的には30歳半ば~40歳前半ぐらいまで専任講師の人が多いようです。
そこで、専任講師なったばかりの33歳と、43歳の専任講師の給与を公開したブログがこちら👇
教授、准教授の給与については、こちらをお読みください👇