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市民ランナー必見! 駒澤大学陸上競技部のトレーニングでレベルアップ!

駅伝強豪の駒澤大学陸上競技部は、砧公園周辺を活用し、クロスカントリー(クロカン)コースとして走力を鍛えています。

大八木総監督が率いる駒澤大学陸上競技部は、約30年間、砧公園周辺を走り込み、大学駅伝界の常勝軍団として君臨し続けています。その結果は、出雲、全日本、箱根の三大駅伝で29回もの優勝を誇る実績に現れています。

長年、駒澤大学が砧公園で練習を続けている理由は、砧公園周辺がクロカンコースとして優れているからです。公園周辺の高台や岡本地域の急坂を利用することで、箱根の山道を想定したトレーニングが可能です。また、多摩川を渡って平坦な川崎方面とは異なり、アップダウンの多い岡本の坂を使って、強靭な脚力を養っています。

大八木総監督自らが考えた12kmの周回コースは、信号で止まらず、常に左回りで進むように工夫されており、箱根駅伝の2区や5区を意識した仮想区間としても機能します。このコースでの鍛錬が、駒澤大学の強さを支えているのです。毎日の積み重ねが、三大駅伝での活躍や、現役選手やOB選手たちの国内マラソン優勝、さらには世界陸上やオリンピック出場へとつながっています。

一見きつい12kmですが、大八木総監督が作ったこのコースを1年生から4年間、毎日走り続けることで、選手たちは真の力を身に付けます。「駒澤といえば砧公園でのクロカントレーニング」と言われるように、これが駒澤大学の強さの秘訣です。クロカンコースでのトレーニングがスピードの向上に繋がり、今や他の強豪大学もクロカンコースを設けるようになっています。

砧公園には内側のクロカンコース(約1.5km)と外側のサイクリングコース(約1.6km)を利用する場合、1周あたり約5分50秒(1kmあたり3分50秒)のペースで走ります。大八木総監督は、この距離をウォーキングメジャーで正確に計測し、選手たちに緻密なトレーニングを課しています。

大八木総監督は「登りは力まずスムーズに、下りはリラックスしてスピードを落とさない」走り方を推奨しています。クロカンコースでリズムをつかみ、ただ走るだけでなく、意識的なペース配分が必要です。都心でのトレーニングが困難と感じている方も、駒澤大学が砧公園周辺を走って29回もの三大駅伝優勝を成し遂げていることから、都心でも十分にトレーニングができることを証明しています。駒澤大学の強さは、この砧公園周辺のクロカンコースから生まれているのです。

市民ランナーの皆さんも、ぜひ砧公園で駒澤大学のトレーニングを参考にし、レベルアップを目指してみましょう!

1 スタート:駒澤大学玉川キャンパス
2 聖ドミニコ学園横の道路坂:傾斜があって100メートル近く続く坂
3 東名高速高架下:左に曲がって東名高速の道路の下をくぐり抜けると砧公園
  砧公園:左側に砧公園を見ながら平らな道を進み、環八東名入口を左に曲がり北方面に500メートル走る
4 グランド橋:行きに潜った東名高速の上を係る橋を渡る。この辺りはアップダウンが激しい。
5 岡本3丁目の坂:急な坂で足に効く
6 岡本3丁目の激坂:下りではないが疲れた足にさらに負荷がかかる



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