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会社にはどれだけ借金があるの?

貸借対照表の右側には、一年以内に支払期限がくる負債(流動負債)と、1年以降に支払う期日が来る負債(固定負債)の二つが記載されています。「流動」と「負債」の分かれ目は1年であることは資産と同じです。

負債には、以下の3つがあります。
1 未払いの仕入代金・買掛金、支払手形
2 運転資金の借入金(短期借入金返済まで1年内)
3 設備投資の借入金(長期で返済まで1年超)


2の運転資金〟は、事業を持続・継続させるための資金です。
事業の流れは、
①在庫を仕入れて
②販売して
③売上代金を回収する
が基本です。
従業員にも毎月給料を払和なければなりません。

このとき、売上代金を回収するよりも、在庫の仕入代金、
人件費や経費の支払のほうが、タイミングとして早くやっ
てきます。 このタイミングの差を埋めるお金が、運転資金
です。売上が増えるほど運転資金は必要になります。

運転資金が必要のないビジネスもあります。家賃、 授業料、手付金など、売上代金を先にもらうビジネスです。資金繰りを考えれば、売上代金は先に
もらうことがベストです。

負債のなかで、一番重要なのは「銀行からの借入金」です。 借入金が月間 (年間売上÷12カ月)の3カ月以上あるなら「注意」、6カ月以上なら「要注意」です。

借入金が多くても、返済力があれば大丈夫です。具体的には現在の借入金を7年以内で返済できれば、大きな問題はないでしょう。

あなたの勤める会社にはどれだけ借金がありますか?要注意しなければならない借入があったり、7年で返済できない借入額がある会社なら、転職した方が良いかもしれません!


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