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エリオット波動 3波のとりかた(1)

波動の中で一番伸びやすく3波に乗れた場合の利益率の高さを考えると、1波でもなく5波でもなく、3波を狙いたい

そのために必要な考え方をメモしておく

①2波を見極める

まずは、1波を見極めることは難しいため、1波が出たあとに大きな押し戻りを待つ。その押し戻りを2波と見極められれば大きな3波の波動に乗ることができる。

また、きれいに調整波を作ったかどうかと重要な水平線に絡んでいるかも2波を見極める上では重要なことになる。

②3波と5波の見極め

①の2波の判別法を用いてエントリーした場合でもその3波狙いの波動が実際はあまりの伸びずに高安値更新ができず終わってみれば5波だったということがある。この5波をなるべく避けて3波を捉えるにはどのように考えれば良いか。

環境認識が大切になる。
上位足の環境認識を行い重要水平線に到達している場合は既に3波にて推進のエネルギーを使い目標到達していると考えられる。そのため上位足の重要水平線に到達している場合はエントリーを避けたい。

3波と期待できる水平線との関係性としては、その重要水平線をブレイクして戻しがあった場合は更なる伸びが期待できるため3波が出ると仮定してエントリーしたい。

エントリーしたあとのポジション伸ばし方としては3波なのか5波なのか見極めるのが難しいためプライスアクションをしっかり見て重要水平線をブレイクできずに反転の動きが出た場合は5波だったと考え撤退をする。撤退した後に伸びていくことも頻繁にあるが資金を守ることが最優先であり取れるときに3波が取れれば良いと割り切りチャレンジしていきたい。

③3波かどうか確かめる方法

チャートソフトのフィボナッチやトレンドラインを1波に描写し1波の長さと3波と思われる波動の長さを比較する。1波よりすでに3波が長ければ3波の可能性が高い。

3波は大前提として波動の中で一番短くなるとはない。そのため必ず1波以上の波の長さになる。

既に3波が1波分の長さになっている場合はその後4波と5波になりトレンド転換して反転していく可能性も出てくるので気を付けたい。この考え方を使って3波狙いでエントリーしたのに逆行されることを防ぎたい。

④まとめ

上位足の環境認識を行い3波が出る環境かどうか分析し、2波を見極める判別方法を用いて2波終点から3波開始時にエントリー。エントリー後には伸びた後の重要水平線での高安値を更新できるかのプライスアクション次第で撤退も考える。1波の長さと3波の長さを比較して3波の見極めを行う。

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