番外編② 移動にまつわるハプニングたち🤦♀️
この間友達が"旅運"について面白い文章を書いていたけど、それが本当にあるのだとしたら私の"旅運"もまた、かなりの強運だと思う。
いつも何かしらのハプニングは起きながらも必ず助けをくれる人が現れ、危険に遭うこともなくどうにか丸く収まってきた。(前回の空港閉まっちゃう事件のようにね。)
後から思い返せばそしてそんなハプニングの数々が、旅を面白いものにしてくれている。
本当は全部紹介したいくらいだけど、今回は最近あったものの中から移動にまつわる2つのハプニングエピソードについて!
Ep.1 ホームレスのおじさんに助けを求めて
デンマークからスウェーデンへの大きな移動を控えたその朝、よしいくぞ!と気合を入れて宿を出発。中央駅から出ている長距離特急のチケットを予約していたので、まずは最寄りの駅から中央駅に向かわなければならない。15分前に駅に着いて、何の疑いもなく電車を待っていたけれど…駅には他に誰も来ない。気付けば、さっきまで出ていた時刻表示もなくなっている。
え、どーゆーこと?
人に聞きたくても誰もいないし、時間は迫っているし、どうしようどうしよう…と焦る気持ちを抑えて考えていると、駅の隅でタバコを吸っているホームレスのおじさんを発見!
電車動いてないの?どうしよう?と彼に話しかけてみた。
ロレツが回ってなくて何を言っているかわからなかったけど、一緒に行ってやるから落ち着け、と伝えてくれているのはわかった。
でも気付いたのが遅すぎて時間はギリギリ。迂回ルートで向かって特急に間に合うのかもわからない。それでもただ中央駅を目指して…!
私はおじさんに連れられ、(2人とも無賃乗車だったけど) バスとメトロを乗り継いでなんとか中央駅までたどり着いた。特急の発車までは残り5分ほど。ギリギリセーーーフ!!💦
よかった、よかった、ありがとう、と抱き合った。
ここから1人で大丈夫なのか、と何度も確認してくれて、その優しさに感激。途中おじさんが虚な目をしてお水をくれ、と言うので差し上げたけど、もっと食べるものとかお渡しできたらよかったな…。
※バスとメトロのチケットは悪いと思って事後購入しました。
p.s.その後特急は乗れたものの、次に乗る電車もまた動いておらず、電車のチケットでバスに乗れ!と言われ(どゆこと?振替輸送的な?)、この時もまたその次に乗る特急の時間が迫っていたのでわけもわからないままとにかくバスへ。バスでどれくらいかかるんだろうか。一体間に合うのだろうか。全身に緊張が走ったままバスに揺られ、駅に到着。ま、ま、間に合った〜🥵
あとはストックホルムまで乗りっぱなし。この日は本当に疲れました。
週末は電車が動いてなかったりするみたい?もーーーほんとよくわかんない未だに😭
Ep.2 間に合うはずがなかった…のに!
これは本当にミラクルだった😂
ノルウェー北部、トロムソから オスロ空港に飛び、一夜を空港で過ごした後のこと。
今回もまた、中央駅から出ている長距離特急の予約をしていたので、朝【6:13 空港駅発】の電車に乗って まずはオスロ中央駅に向かわなければならなかった。
5:30になった頃、そろそろ行くか、と駅に向かうと、時刻表示にズラリと並んだ「canceled」の文字。まてまてまて。やめてくれ。日付を確認、今日は日曜日。…っだぁぁ、またこれかぁぁよくわかんないけどぉぉ。
またバスで向かわなきゃいけなくなったんだけど、次のバスは6:10発。聞いてみると、中央駅まではバスで1時間。私が乗る特急は【6:49中央駅発】。
絶対間に合わないじゃん!!!!
バスの運転手さんには「多分無理だよ、なんで1時間前のに乗らなかったの?」と憐れな目を向けられ、私も内心オワッタと思って、それなら多額を出してバスに乗ることもないと一瞬迷いがあったけど
いや、やっぱり賭けてみる。と乗車を宣言。よっしゃそれなら乗れ、と運転手さん。
結局、ぜんっぜん間に合わなかったの。バスが中央駅に着いたのは7:09。それでもバスの中で、時刻表示のスクリーン上に【6:49→7:20】 と変更のお知らせが出されている映像を頭の中で流して念じ続けた私。お願い、お願い…!
バスが到着し、全然間に合わなかったわぁーと思いつつも一応小走りで時刻表示を確認しに行きました。
そこで何を見たかって!?
【6:49→7:30】!!!!!!!
さすがに口が開いた。ぽかーーーーーん
そんなことある!?10分違うけど頭に流した映像の通りだ。
凄すぎて鳥肌が立つ。口が開いたままチョットにやけてとにかくホームへ。
間に合っちゃった…
後に「燃料不足により発車できませんでした」とアナウンスがあったけど、本当にナイス準備不足!だし、あの時賭けてみようと判断した自分にも大感謝。見守ってくれてるご先祖にも神様にも大感謝。
忘れられない日になりました🌷
おしまい😊