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2022.10.2 ノルウェー🇳🇴オーロラを観に

自分にとってこの旅最初の山場、第1関門となっていた「オーロラを観る」
今回のnoteはそれに向けたノルウェー滞在の奮闘記です。😂

まずはノルウェーの首都、オスロへ

スウェーデンからノルウェーの国境越えはなんだかとても楽しかった!ストックホルムから鉄道で7時間ほどだったかな?景色が大きく変わるわけではないのだけど、面白かったことがひとつ。
国境を越えてしばらく経った頃、窓の外をぼんやり眺めながら"おや?"と思った。見える景色が『アナ雪』の世界観そのものなのです。なんと言っても木の葉の色付き方が!!
もしかしてもしかして、と思って調べてみると、『ノルウェーのベルゲンという街がモデル』と。
わーっっっ!!やっぱりねーー!!
実はこの体験、初めてではなくて。世界一周を始めて最初の国、メキシコへ行った時のこと。ロサンゼルスでトランジットを待つ間、ラウンジで見たメキシコ人の坊やたちの骨格が、『リメンバーミー』の主人公ミゲルに本当そっくりで!!
ディズニーの描写は驚くほど細かくて本当にすごいのだと、世界を旅して気付かされる。好きな人はぜひモデルになっている場所に行ってみてほしいです。

この写真じゃ全然伝わらないけど🥺

到着したオスロの中心はまさに"先進国"という感じ。鉄道の発着表示がオールスクリーンで驚いた!そしてこの居心地の良さはきっと、ここの人達の清潔に対する感覚が日本人と近いからなのだろうと後から気付いた。私は気にしてないと思っているけど、無意識のうちにストレスになっているんだろうなー。

すご〜い

一気に北上。いよいよ!!

元々はフィヨルドに沿って段々と北上していくつもりでしたが、とにかく物価が高くて長く居られない&早くここを出ろと胸のザワザワが止まらないのでサッと行ってサッと戻ってくることに。
北欧に憧れはあったけど、入る前からずっと寒い方暗い方に向かうことへの恐怖心を抱えていて、入ってからも早く出ようと心の内で警報が鳴り続けてた。そういう勘は結構当たる。それを丁寧に汲み取るのは様々な場面の判断において本当に大事だと思うのです。

ところが…初めからズッコケ😱

向かうはノルウェー北部、北極圏の入り口に位置するトロムソという街。夜便の飛行機で行って空港で朝が来るのを待とうと思っていたんです。空港泊はもう慣れたものだし、宿代が浮くからね。
でも前日ふと心配になって調べた。そんな地方の小さな空港も24時間開いているのか?って。
…やっぱり開いてない。悪い予感も当たるものです。
口コミを見れば泊まれたとか追い出されるかもとか色々。調べれば調べるほど不安になる。
空港まわりは治安が良いとは思えないし、かと言ってその時間に街まで降りる手立てがあるのかもわからない。今更夜遅くにチェックインできる宿を探すのも難しいし、泊まれたって言ってる人がいるのに諦める気にもなれなくて、イチかバチか賭けてみることに。とはいえリスクを取っていることもわかっていたので前夜眠れないほど動揺してたし、正直なところ最悪の事態まで考えてました…。

女神様👼

そして迎えたフライト当日。緊張で震えながら飛行機を待つラウンジで私は、あ。と閃いた!
ここでホスト探せばいいんじゃん!
トロムソ行きの飛行機なんだからトロムソに住んでる人だって中にはいるはず。探し出して、どうか朝までお家の中にいさせて、とお願いしてみようじゃないか。
そうして話し掛けた2人目はインド人の女の子。彼女もまたオーロラを観に行くところだったのだけど、私の泊まる宿の共有スペースにこっそり入る?と提案してくれた😭
それもそれでリスキーだけど、外にいて危ない目に遭うよりはバレて怒られる方がマシだ。あぁ〜これで生きて朝を迎えられる。ありがとう女神様…

命の恩人🙏

結局、その緊張感に耐えられずまだ真っ暗な朝の5時にその宿からも出てきてしまったのだけど、それから2時間ほどで無事にお空が明るくなりました。北極圏の朝5時。極寒でした。😇
(宿のオーナーさんには後でちゃんと謝りました)

おまたせしましたオーロラ観に行くよ

どうしたらオーロラが観られるのかは全く調べず、とりあえず北に来ただけの私は、周りの人にツアーは予約したの?え、してないの?何しにきたの?みたいな反応をされ
あ〜、そーゆーもんなんだ、と思ってツアーを予約。お金かかるし楽してはつまらないからツアーはほとんど使わないのだけど、こればかりは自分じゃどうにもできなさそうだなと思って。
当日はとても天気が良くて結局はツアーじゃなくても街から見えたらしいけど、それでも参加してよかったなぁ。私のiPhoneSEのカメラじゃ何も写らなかったし。(完全英語のガイドもほぼ理解できて、いつの間に伸びた自分の英語力にも感動。)
バスで街から離れたビーチまで行き、夜が更けるのを待つこと2時間ほど。寒くてもう無理…と思い始めた頃、遠くの空にぼんやり雲のようなものがかかり始めた。すると、「みんな見える!?」ってガイドさんが。
…え、あれなの?オーロラ?
だって薄く雲がかかってるようにしか見えないんだもん。

最初のうち(肉眼ではぼんやりとしか見えてないよ)

でも横で一生懸命カメラをセットしていた彼の写真を覗いてびっくり!まさに雑誌とかでみるソレだった。はぁーなるほど。どうりでカメラツアーが多いわけだ。どうやらオーロラは写真に写してこそのものらしい。確かに、肉眼はシャッターを開いたままにして光を取り込むとかできないもんね。とは言っても、ずっと見ているとだんだん近付いてきて大きくなって、カーテンのようにゆらゆら動くのも、崩れるように強い光を放つのも見えた。感動…

だんだん近づいて…
ゆらゆら

やりました。北のミッション、コンプリート。
事後だけど、オーロラについてちゃんと調べてみよう。知識をあらかじめ得ておくことも大切なのだと学びました。(今更?😅)

トロムソとお別れ

長い長いトロムソ滞在もこれでおしまい。(実際たった3日だけど)
ここまで読んでいただきありがとうございます😭
最初が怖かったから第一印象は良くなかったけれど、トロムソは本当に美しいところでした。
さすがに北なんだなって、肌で感じた。気温ももちろんそうだし、外へ出た瞬間の空気のにおいとか、街が持つ色(雰囲気)とか、やはりオスロまでとは全然違う。それを感じられただけで行ってみてよかった!

お家可愛い。真っ青な空とのコントラストも素敵!

これから南下するのみとなった安堵で疲れがどっと出たけれど、もうしばらく北欧旅が続きます。 
その後トロムソ→オスロ→ストックホルム→フィンランド入国までの道中もハプニングの連続でなかなか面白かったので
ぜひ次回のnoteもチェックしてください!!

トロムソをバックに📸

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