2022.11.21 半日限りのロンドン観光🇬🇧
ボスニア(サラエボ)からギリシャ(アテネ)への短距離を移動するのに一番安い便が、なぜかロンドン経由。しかもトランジットは18時間もある。
というわけで!!予定外のロンドン観光を決行することに!!ルート的に今回イギリスを組み込むのは無理だと思っていたから超ラッキー!!
LCCの多くが発着するロンドン・ルートン空港に着いたのは13時頃。あまり夜遅くなると帰路が怖いので、21時頃には空港に戻りたい。ルートン空港はロンドン市内から少し離れた位置にあり、往復の時間を考えると市内に滞在できるのは約6時間。
この短い時間でロンドンを堪能するために一役買ってくれたのは…
再び登場です。サラエボで出会ったジェントルマンのジョン!
なんと彼はロンドン出身。こんなタイミングでロンドン出身の人に出会うなんて私は本当にツイている。ありがたや〜。
ジョンはオリジナルの観光コースを考え、なんともクールなブリティッシュイングリッシュで私に伝えてくれた。(あまりにかっこいいので録音してた。今でもよく聴く。笑)
まずは空港から市内へ入るのが難関だったのだけれど(バス高くて…😭)、落ち着いて調べたらここでもユーレイルパスが使えることがわかったので安堵。空港から出ているシャトルバスで鉄道の駅まで出れば良いだけだった。ふぅ…。ユーレイルパス、本当に秀逸。
市内に降り立つと、つい数時間前までいた東ヨーロッパとはまた全然違った景色が目に飛び込んできた。
レトロな装いの建物。赤い2階建てバス。クリスマスの装飾。はためく英国旗…。
あぁ、思い出すだけであの興奮が蘇る。見るもの全てがカッコよくて、キラキラと輝いて見えた。
重たいバックパックも預けられず、傘もさせないほどの強風の中で雨もしっかり降っていたけれど、そんなことはどうでも良かった。そんな状況でさえも楽しいと思えてしまうほど、私はこの目に見えるロンドンの景色に夢中になっていた。
ナショナルギャラリーは残念ながらバックパックが大きすぎるせいで入場を断られてしまったのだけれど、ジョンに勧められて行った”テートモダン”が本当に素晴らしい場所だったので紹介したい。
ここもナショナルギャラリーと同じく入場料は無料。展示されているのは主に現代アートで、教科書に載っているような有名作品を見るのとはまた違う面白さ、新鮮さがある。展示だけではなく、クリエイティブな活動をサポートするような設備が整えられていたり、気軽に立ち寄り長居できる工夫が至る所に見られ、こうして若者をはじめ全ての人にアートに触れる機会が与えられているのだと感動した。
夜は結局行くアテがなくなって駅でマックをかじるハメになったけど、それもまた旅っぽくて良い思い出になったな。
無事空港へと戻ったのは21時過ぎ。フライトは翌朝6時半。空港泊は何度やっても少しの緊張と不安が付き纏うものだけれど、何も心配はいらなかった。
ここルートン空港では、今までに見たことのないほど大勢の人が空港で夜を明かそうとベンチや床に横になっていた。中には幼い子供連れの家族も。えぇ〜それはちょっと大丈夫なの?😅
早々に同じ便を待つ友達もでき、よかった〜と思っていたのも束の間。
ギリシャ人の彼女は休みたい私の気持ちなどお構いなしに話し続けるものだからかなり辟易でした。
「ギリシャ人は本当によく喋るの。しつこいくらい。」と”やれやれ”って感じで言ってたけれど、いやいや、まさにあなたもね。
半日とは思えないほど充実した、楽しい楽しいロンドン滞在でした♪