
Realme neo7レビュー:コスパが良すぎるパフォーマンス重視の端末
投稿2度目でございます。みりすです。
今回はRealmeが12月11日に発表したRealme neo7を諸事情で1日遅れの12月12日に購入し、12月20日に到着しました。記事執筆時点でBLUなし3週間メイン機としてdocomo SiMを刺して運用してきた感想をまとめていきます。
Realme neo7とは
Realme neo7とは中国のoppo系列のブランド、Realmeが12月11日に発表した端末です。今まではRealme GTシリーズでしたが独立を果たし、新たなシリーズとして生まれたのがRealme Neoシリーズです。
Realme neo7は発表当時かなりの注目を集めました。数少ない7000mahのバッテリー詰んだスマホという点を筆者はかなり衝撃を受けました。今まで中国の性能の高いスマホを使ったことがなかった筆者にRealme neo7は初めての中国スマホとして小さくない驚嘆を与えました。
Realme neo7のスペック
今回購入したRealme neo7のスペックと価格を同時に紹介していきます。
| 名称 | Realme neo7 RMX5060 |
| ------- | ------------------- |
| RAM容量 | 12GB |
| ROM容量 | 512GB |
| SoC | Dimensity 9300+ |
| 価格 | 2499元+消費税 |
簡単なスペックです。この他にも特徴的なスペックはあります。
・ディスプレイ
まず、LTPO AMOLEDディスプレイを搭載している点です。LTPOとは通常のAMOLEDディスプレイよりも消費電力が少なく、電池持ちに優れています。それに加えてダメ押しの7000mahの高密度バッテリーなのですから公称で3日間持つほどのバッテリーと言われても納得出るかもしれません。他にも1.5Kかつ120HzのディスプレイですからTwitterやWebブラウジングも問題ないと言えます。
・SoC
SoCはDimensity 9300+(以下D9300+)です。D9300からクロック周波数が上昇し、最適化も少しされている改良版になります。
モバイルプラットフォーム向けのSoCの中で最も有名なQUALCOMM社の一世代前、Snapdragon 8 gen 3の性能を超えているので大抵の重いゲームも快適にプレイすることが出来ます。
・値段
値段は京東で2499中華人民元、購入時点で52000円ほど、それに加えて輸入消費税で2900円、計55000円程で購入出来ました。
Realme neo7の外見
筆者はマリンブルーを購入しました。





Realme neo7の特徴
・圧倒的なコストパフォーマンス
特徴はなんと言ってもそのコストパフォーマンスだと筆者は思っています。D9300+を搭載し、尚且つ7000mahの端末で驚異の4万円台と言う事実がそれです。最小構成が12GB/256GBというのもそちらに拍車をかけています。先日発表されたXiaomi Poco X7 Proは最小構成が8GB/256GBと言うのも拍車をかけていると思います。Realme neo7は執筆時点での価格が2099中華人民元、Googleの為替レートで約45300円でしたのでPoco X7 Proに4.4万円を支払うのならneo7に4.5万円を支払う方が筆者的には幸せになれると思います。SoCも前者はD8400-ultra、後者はD9300+と性能もかなり変わってきます。
Poco X7 Proと比べるのはおかしい!Redmi turbo 4と比べろ!という過激派の皆さんも安心してください。価格、性能どちらの面でもneo7が個人的には上回っています。turbo 4はPoco X7 Proと同じD8400-ultraですがPocoと違い最小構成は12GB/256GBとなっていますが値段は4.3万円。値段もそこまで変わらずに性能の大幅な向上が見られるneo7の方が良いと判断します。
筆者はCN版ROMでもそこまで特に不便に感じてもいないというのも理由の一つにあります。
・IP68IP69防水防塵
その他の特徴としてはIP69の高温の耐久テストに合格しているのでお風呂や水場でも安心して使用できるどころかシャワーをneo7に長時間当ててもうんともすんとも言いません。問題なく使用できます。
Realme neo7の不満点
これはRealme neo7だけでは無いのですがBLUの枠が毎月5万人だったのがシリーズごとに200人までに縮小されたのが最も残念だった点です。筆者は8 gen 3よりも性能が良いD9300+を選び、Oneplus ace5ではなくneo7を購入しました。筆者の中でBLUはマストになったのでBLUしながら他のコスパ機種が出ていない性能の良いD9300+という理想の条件でした。しかしRealmeは購入後にRealmeのBLUポリシーを変更したため非常に残念でした。
他にはグローバル版がないというのもありますが、筆者的にはそこまでの必要性を求めていません。Redmi turbo 4などはグローバル版があるので不満点として挙げておきます。
Realme neo7の満足点
筆者はGalaxy S23 Ultra(以下s23u)からRealme neo7にメイン機を変更しましたがまず驚いたのはその圧倒的な性能とバッテリーの持ちようです。
・性能(ベンチマークスコア)
筆者のs23uは個体差なのかantutuベンチマークのスコアがかなり低く出てしまいます。


このとおり約80万点程の差が出ています。
崩壊:スターレイルを主にプレイしている筆者にとっては8 gen 2でもかなりカクついていたためD9300+変えた時はかなり性能の高さに感動しました。
・バッテリー
バッテリーの持ちようはs23uから大きく変わっています。s23uは5000mahに対して物理的に大きい7000mah、しかも内部的なソフトウェア処理においても恐らくですがneo7の方が体感上です。

このとおり普段使いにおいて1度も充電を挟まず約13時間も持ってくれるスマホはスマホとしての役割を全うしてくれています。
・重さ
s23uの馬鹿みたいな重さと一変、本体のみで213gです。ケースをつけても250g行かない軽さには驚きです。これだけでも価値はあります。
Realme neo7のカメラ
カメラです。センサー的にはIMX882を搭載していますが広角と超広角の二眼なので普段使いにしか使えませんが一応作例を出しておきます。この端末を持ちつつ綺麗なカメラが欲しいのならこれに加えて一眼レフまたはoppo Find X7 Ultraなりを買うのがいいと思います。筆者は後者を狙っています。




個人的にはかなりエメラルドフィルターの使い勝手がかなりよく、フィルター前提でほとんどの写真を撮っています。仮にもoppo系列なのでoneplusやoppoのフィルターを使えるのはかなり強いのではないでしょうか?

最後に
s23uからRealme neo7に乗り換えましたが筆者は大満足です。執筆時点ではBLUができずそこのみ大きな不満を残していますがそれ以外は比較的価格よりも良い体験をしたと思っています。
筆者的には次に目をつけているOppo Find X7 UltraやRealme GT7 Proなどが気になっているためoppo系列への評価が非常に上がった1台でした。過去に使用していたOppo Reno9 aのOSがかなり気に食わなかった点もあり、評価は下がっていましたがneo7で一転です。
これからも暫くはメイン機運用していく予定です。
ここまで読んでくださってありがとうございます。次回もよろしくお願いします。