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召使28、リネリネ17フレミネ16、タルタリヤ君が今年度19になるでFA

 原神の少年少女モデルの人間キャラや召使やタルタリヤ君の年齢の話をだらだらとしていきたい

 考察と見せかけた思い込みである。
 ひとつ前のVer4.6までのありとあらゆるイベント及びキャラクターストーリーのネタバレを含む可能性があります。お気をつけて。

 以前Xで少年少女モデルの人間たちの年齢はこれくらいじゃないか論をポストしたことがある。
 それをこちらでまとめつつ、そこから壁炉の家メンバーと召使の年齢もある程度絞り込めるのではないかという話だ。

※以下は召使実装以前、Ver4.5時点のポストである

『原神の少年少女モデルの人間の年齢これくらいの印象
騎士団(ノエル、アンバー、スクロース、ミカ)、モナ→18~19
冒険者(ベネット、フィッシュル、レザー)、バーバラ→16~17
幼馴染(行秋、重雲、香菱、胡桃)→15(中学)
辛炎雲菫→17
刻晴と嘉明は大学生くらい
稲妻(万葉、綾華、宵宮、平蔵、ゴロー、心海)→16~19、忍20以上
スメール→コレイは中学、ニィロウレイラは18~19(大学)
フォンテーヌ→リネリネフレミネは16、シャルロットは19、千織シュヴルーズ20以上』

『何故考えていたかというと、召使がそこそこ若そう・フレミネは先代召使を知っている・フレミネは母親と家の記憶がしっかりある年齢・タルタリヤはマジで18~19っぽいと考えると、リネが王を継承するに若すぎることはないのかもと思った』

 というポストをしていたのだ(X内ではこの後だらだらとリネや召使の話をしていたが年齢とは関係ないのでカット)。

 何故そう感じたか細かく説明していく。
 重ねて言うが個人の感想のため「へ~そういう考えもあるんだ」程度にしてほしい

 まずはタイトルの通り召使、リネリネフレミネ、タルタリヤ君の話をしてから他の少年少女の話をする。


召使の年齢

 召使が28歳だと思うのは、彼女が17歳で先代を殺害し昇格、その後自ら拾ったリネの伝説任務にてリネリネのマジックの師匠であるセサルが十年前に死亡しているからである。

 ペルヴェーレが17歳の時に先代を倒したのは確定であり、その後しばらく投獄の後氷神から恩寵を賜り当代の召使になっている。

 フレミネの証言を鑑みるに討伐→投獄→昇格・帰還は一年以内に行われている可能性が高い。
 つまり召使就任は17か18も確定事項。

 そしてフレミネが来てから数か月後にリネとリネットが引き取られている。あまりのスピード感。

 リネリネがセサルの元へ行ったのは壁炉の家に入ったばかりで、任務のためマジックの精度を上げるため身分を隠してセサルの手ほどきを受けた運びとなっている。

 時系列で言えば
 フレミネ母とクルセビナの取引によってフレミネが壁炉の家に来る
 →クルセビナ討伐、ペルヴェーレは当時17歳
 →ペルヴェーレはスネージナヤにて投獄
 →召使アルレッキーノに昇格・フォンテーヌに帰還
 →ここまででフレミネが来てから/召使襲名から数か月以上経過しているが恐らく一年以内
 →リネリネが壁炉の家に引き取られる
 →リネリネはセサルに弟子入り&セサル死亡が十年前

 だとするとこの間に召使が18になっていてもおかしくはない、というか自然だ。

 ちなみにスネージナヤのネタ元がロシアだとすると、ロシアでオーロラが観測しやすいのは九月以降。
 召使の誕生日は8月22日なので、もしかすると18歳の誕生日をスネージナヤの牢獄で迎えているかもしれない。
 そうだとエモいな~という考えで28歳説を推しているところもあるので、普通に27の可能性も高いけど

 中国では欧米諸国と同様に学年の区切りは八月末だ。ペルヴェーレの誕生日を引き取られた日ではなく本当に八月末とするならば、彼女は早生まれである。

 つまりクルセビナを倒せないと感じていた時の彼女が16歳の九月初旬だとするとほぼ15歳の身体と経験値だ。
 そして倒した時が一年半以上経った17歳の八月初旬だとほぼ18歳になる。多少の勝機も芽生える気がする。(神の目の有無が大きかったようだが)

リネリネフレミネとタルタリヤ君の年齢

 じゃあリネリネフレミネは何歳くらいなのか?
 壁炉の家に先に来たフレミネがリネを兄呼びしていたことから一個差説が丸いかもしれない。

 しかし自分はなんとなく三人は同い年に感じていた。フレミネが早めにリネを兄呼びから卒業したことを血の繋がりがある双子に引け目を感じたというよりも、フレミネ流の意地や矜持のように感じたからだ

 弟という庇護対象じゃなくて、友であり仲間であり家族としてリネを守る側になりたい想いからだと感じたのだ。
 年齢への結論で言うと、同じ年に生まれた三人だけど学年は違う感、でどうだろうか。

 元のポストでは彼らの年齢を16くらいと考えていたが、召使がリネに求める次代の王の話を鑑みるに17↑が正しい感覚では、と思い直した。

 フレミネが自分の母と生家にまつわる記憶が強く残っており、当時の自分達の状況を論理的に説明できる。そのため彼は小学生にあがる程度の年齢(6~7)まで母といたと推測
 そんなフレミネがまだ子供(少年モデル)
 1の年齢にプラス十年すると16~17
 最年少のタルタリヤ君が英語表記等を見るに二十歳未満が濃厚。しかし酒を飲んでいることから多くの国で飲酒が解禁される18以上ではある
 召使がリネを王にしようとする中で適切な年齢を考えると、彼女自身が先代を倒した17歳前後がラインのように思える
 当時の召使や今のタルタリヤに及ぶとは思えないためリネは18以下と仮定

 つまりリネリネが17、フレミネがギリ16、タルタリヤ君が今年19になる大学一年生(概念)、召使が28だと考えた。

 なんかバランス良い感じしない?します。

 あと、これだと召使がタルタリヤに対してちょっと家の子供達と似た扱いを見せているのも納得がいく。

召使とタルタリヤ君

 召使伝説任務内で腹を割って話すより以前から、少なくとも療養のため家に連れて帰り子供達と接触させる程度の「舐め」があるのは、彼がリネリネフレミネとほぼ同年代な上に、自分がそこそこ年上だからではなかろうか

 例えばタルタリヤ君が22歳だとすると、自分側(大人側)として扱うだろう。

 確定で22↑のディルックと、そう年齢の変わらないガイアとジンが完全に社会的にも人間関係的にも大人として扱われ、本人達もそう振る舞っているからだ

 あの世界の20越えは現代における20歳以上よりかは明確に大人としての責任を自他ともに背負っている様子だ。
 あいつら経歴や性格的にアラサーでもおかしくないのにね。そこはちょっとアニメチックな設定に思える。

 そしてタルタリヤ君は英語版でヤングアダルト(カテゴリーでバラつきがあるがそう呼ばれるのは12歳もしくは13歳~18歳もしくは19歳)の表記があるから最高で19歳と推測されている
 各国の表記で彼はとことん若さを強調されているのもあり、譲れないポイントのようだ。

 呪い(血統)バフがあるとはいえ人外ゴロゴロ執行官の中では若くして執行官に任命された彼女にとって、同じ人間で子供達と同世代の後輩タルタリヤ君は気の置けない相手なのではなかろうか。

 淑女の燃え残った心を読み取ったアルレッキーノならばタルタリヤ君の裏表の無さもわかっているだろうし。

タルタリヤ君はまるで雄鶏に引き取られた壁炉の家の子供

 年齢のことを考えていたら、命じられたまま任務をこなす子供、という点で壁炉の家の子供達とタルタリヤ君ってマジで似てるなぁと感じた。

 ずっと壁炉の家の子供達と稲妻の終末番を対比にしていると考えていたのだが、あからさまに終末番側に善ナーフが入っている(早柚デートの暗殺が襲撃に変更されたり)と前のトーマのnoteで嘆いていたくらいには期待が薄まっている。

 しかし壁炉の家の子供達と対応した存在がタルタリヤ君だとしたら、それはそれで燃える話である。

 タルタリヤ君を嫌な仕事でもきちんとやる男、と認識していたが、裏を返せば命令にちゃんと従う気質である、そして私情で投げ出したり変更したりしないということだ。

 それって命じられたまま任務をこなす、と言い換えてしまえるのではないだろうか?

 彼にはきちんとした思考ロジックがあり、主体性があり、善悪の基準があり、好き嫌いもはっきりしているにも関わらず、だ。璃月での仕事っぷりを考えるとやっぱり『仕事だから』やるようだし。

 『命じられたまま任務をこなす』タルタリヤ君に子供達と接触させたのも、もし雄鶏と召使が本当に対立した時に尖兵としてタルタリヤが使われることを避ける意味合いもありそうだ。
 今のタルタリヤ君なら壁炉の家に乗り込んで殺すようなことは拒否するだろう。子供達を裏切るなら戦う、と言って見せた彼ならば。

 逆に言うと、何故それ以前なら召使と対立する可能性があったかというと、彼が雄鶏の吹き込んだ内容を信じていたからだ。

 彼の素直さは美徳でもあるが、ここまで来ると危うい。

 純粋性を保ちすぎていることも、彼が子供にカテゴライズされるべき年齢なのかもしれない、という危惧の裏付けになっている。

 タルタリヤ君はずっと自分を子供の夢を守る側として自分を置いているが、プレイアブルキャラの中で見ても彼は年少組に入る。人外キャラも多いことながら、成人キャラも多い。

 もし彼が本当に18前後だとしたら、女子大生社長(仮)刻晴の方が年上の可能性も高い。それいいな、刻晴がお姉さんだと思うと無茶苦茶いい。お姉さんキャラが好きだから。
 おちゃらけイベントでタルタリヤ君にお姉さんぶる刻晴頼みますほよば。

他の少年少女の年齢とかあれこれ

モンド


騎士団(ノエル、アンバー、スクロース、ミカ)、モナ→18~19
冒険者(ベネット、フィッシュル、レザー)、バーバラ→16~17

 まずは冒険者組フィッシュルは新人で、14歳の時に神の目を授かり、直近一年で雷の神の目は発現していないと学者の発言があるため、15以降であることは確定。
(この話は稲妻上陸前で、目狩り令の影響と称されていたが実際の所は不明。影は自分達が神の目を与えるわけではないと言っているが彼女の言うことを真に受けていいのかという疑問もある。なんか……影ちゃんって明確に神の中でも知らないことの方が多いっぽいから……)

 レザーは年齢不詳、バーバラは騎士団の若手面子を素直に頼りにしているので彼らより年下に思えた。

 ベネットはベニー冒険団を率いていたとはいえ活動期間は非常に短そうなことと、彼の精神性が思春期を過ぎて大人に差し掛かったものを感じたからだ。
 ベネットは自分を拾い育ててくれた親父達への恩返しとして彼らの介護を自らの当然の仕事だと考えており、旅人とのデートイベントの最中も急いで家に帰る。
 親父達と言うが彼の養育者は全員すでに老人で、しかも若い頃から無茶をしてきた冒険者のため身体に色々支障をきたしているようだ。

 あの自分から喜んで介護を引き受けておきながら自分のしたいことを諦めきれない/外に世界があることを知りながら自分の足で内側に戻っていく精神性自我の確立と自分の環境への受容に裏打ちされているため、高校生くらいなのかなと。

 自分はデートイベントのベネットが不運でも最後まで冒険出来たルートが大好きで、逆に親父の面倒みないといけないから……と帰っていったルートが凄く寂しくなってしまった。
 そういう理由で誰より先に帰っていく子がいつの時代にもいたので……。

 騎士団の少年少女面子はその冒険者たちより年長に思える。彼らは新人でもなく、すでに配属された後いくつかの任務をきちんとこなし、ルーティーンが組まれているほどだ。

 ミカは飲酒しているので18以上だが、実はモンドにいながら一切酒の話をしていないアンバーとスクロースがなかなかに謎である。
 アンバーはあのエウルアと深い関係にあるキャラなので、飲めたら飲むだろうし、飲めなければ誰かが愚痴っていそうなものだ。スクロースはコレイとも対等に友情を育んでいたし、もしかしたら二人ともギリギリ成人していなのかも……?

 モナも性格は子供っぽいところはあっても実際は立場があり仕事もありその縁も伝手もある社会人だ。高校生よりは大学生寄りだと思う。

 そしてノエルはどうやら複数回試験を受けているが、しかして他の道があると諭されたりしない程度の若さと思われる。

 余談:騎士団の印象を鑑みるに、彼女は技量や知識が足りないわけではないと感じる。騎士という結局は戦いがメインになってしまう職業には就かない方が彼女にはいいのではないか、と騎士団も悩んでいるのではなかろうか。
 モンドでは騎士団が役所の事務と実務、警察、裁判所その他多岐にわたる業務を一手に受けている。国家公務員がすることはほとんどやっていると思ってもいいのだろう。

 そうすると逆に、騎士団はどうしてもシステマティックにならねばなるまい。ノエルのような個々への対応を気配りによって変えるタイプの、まさしくメイド的な性質は民間向き、とは思う。
 でもノエルの騎士団昇格イベとか来てほしいなぁ~。

璃月


幼馴染(行秋、重雲、香菱、胡桃)→15(中学)
辛炎雲菫→17
刻晴と嘉明は大学生くらい

 まず璃月の幼馴染組がコレイを除く唯一の中学生くらいの年齢だと感じたかというと、祖父の死後家業を13で継いだ胡桃と幼馴染である他の三人全員が親の庇護下にいるからだ。
 行秋が残されたモラトリアムを楽しい日々にしようという寂しい考え方をしていることから、あの年代では一人前の職業人(つまり就職した人)になることは珍しく、大抵は親の庇護下にあることが当然のようだ。

 そして同じ璃月港で育った辛炎がいつも過去絵等では四人と少し離れた場所に映っていて、彼女はすでに親元から離れ自分の道を歩んでいる。幼馴染らとは多少の年の差がありそうだ。
 雲菫もまた四人とはあまり縁がなく、そして辛炎に懐いているのはロックの精神もそうだが純粋に年が近いのもあると考えた。

 刻晴って……『女子大生社長』の概念キャラじゃない???一応令嬢キャラではあると思うのだけれど、過労死寸前のバリキャリの印象の方が強い。
 でも絶対女子大生社長!!!!そっちの方が、ほら、その、いいじゃないですか……。

 嘉明もキャラストでは少年連呼だが、海灯祭では青年として扱われているため成人しているが若い……というか恐らく18になってすぐとかの若さな気もする。
 璃月の成人式がどんなものかは知らないけど、パパや親戚達とは離れて剣鞘鏢局の人たちにお祝いしてもらったとかだと切ない。パパと和解できてよかったね。

稲妻


万葉、綾華、宵宮、平蔵、ゴロー、心海→16~18、忍20以上

 忍以外の全員を16~18というざっくりとしたくくりにしているのは、稲妻という特殊な環境が他国での推理方法では難しいからだ。

 登場人物のほぼ全員、とくにメインストーリー中に実装もしくは登場したキャラクターは先祖代々の家業を親もしくは後見人からすでに継いでいる。
 
職業どころか人生の自由も無く、幼少時から血統や環境故に手伝いや訓練をさせられていたからだ。

 一番謎なのは兵士になる前のゴローなのだが、情報は無い。しかしキャラスト曰く「元々一般兵だった」彼の実績と人望が兵士としての長年の経験を裏付けている。
 元々珊瑚宮の島民は兵士になるか数百年単位で停滞している農業研究に励むか漁師になるしかない。

 だが心海は幕僚になりたいという夢があったことから心海がただの子供で居られた頃には島民が幕府軍を志したり、実際に志願出来たのかもしれない。島から出られるということや職業を選べるということでもあるので、稲妻ではかなり夢のある話でもある。
 しかし「数十年単位で戦場にいる兵士」が珊瑚宮にいるため、抵抗軍という名前の組織は目狩り令発令後に結成されたとしても珊瑚宮はずっと戦争をしてきたと思われる。
 夢は夢でしかなかったようだ。

 稲妻面子は社会的立場等ではなく、少女とか少年とか他者からの評価を軸に考えねばならない。
 そして万葉、綾華、宵宮、ゴロー、心海、平蔵の六人は全員少女もしくは少年とゲーム内外で明言されている。
 魈とかも夜叉少年とか言われてるので鵜呑みにしてはいけないが……。

 一方では留学経験もあり様々な仕事もして色々な資格を取得している。現実の話をしてしまうが、資格の中には〇ヵ月以上の就労経験等が必要なものもあるため、そういった資格も取得しているならばやはり十代では無理だろう。
 そして影ちゃんがピキって鎖国が本格化した原因は岩神の崩御だ。その前に留学できる年齢だとすると成人と確定していいだろう。

余談:宵宮は家業が好きになれた人生で良かったね~と気軽に思っていたが、彼女の伝説任務2で本当は旅行などに行ってみたかった、でも鎖国や内戦や父親の世話があってそんなこと考えられもしなかった、と言われて旅人・申し訳なさ過ぎて反省泣き・蛍になっていた。
 明るく元気な奴が悩みとか無いとか考えるなんて……俺は最低の豚です……ってなってたからスメールへの旅も、フォンテーヌへの旅も一緒になってはしゃいでおきました。

スメール


コレイは中学、ニィロウレイラは18~19(大学)

 コレイの年齢を考えるとわりとバグる。漫画版ではアンバーとすらかなり身長が違い、ヨォーヨやクレーに近い年齢くらいのサイズ感だ。
 そして漫画版はモンド編の一年前である。一年であそこまでティナリに懐いたり身長が伸びたり、というとなかなかに不思議だが、そもそも魔神任務内でも結構な月日が経っているため、スメール到達時点ではもしかしたら漫画版から三年後とかになっている可能性もある。

 メロピデ要塞には数か月いたみたいだし。え!?数か月も要塞に!?

 この年齢とか時間軸とか公式もしくったな~とか思ってそうだなって勝手に思っている。ディルックの最年少で騎士団長になって四年放浪して……とか若すぎるし人生急ぎすぎてるし。要塞に数か月もいるし

 ただセノとの関係値は一年ちょいと考えると納得がいく。連れてきてくれた恩人だけどまだちょっと怖い人、だから知り合って一年はリアル。
 ともかくコレイは未熟さや幼さが強調されているのもあり、璃月幼馴染組と同じく中学生くらいだと考えると自然かもしれない。

 ニィロウはそこそこキャリアがある。それは練習を重ねた年月もあり、バザールで名を馳せるまで公演を続けた積み重ねの結果だ。そのため18~19くらいかな、と。

 レイラは大学進学で上京してきた大学生感が半端ないから。というか多分中国でもよく見られる勉強のため都会で寮暮らし/一人暮らしを始めた若者が彼女のモチーフだと思われる。

 このキャラ造形は知恵の国ならではだし、同時に世界も時代も違う我々が身近に感じることのできる設定だ。
 自分も上京したからレイラを見ているとなんかいちいちリアルだな……と寄り添ってしまう。

 教令院という格上と格下が混在する苛烈な競争環境で人間関係を一から作らなきゃいけなくて、でも自分の生活や勉強もあって、でもでも上手くやるには結局他人とのコミュニケーションが必要で、でもでもでもそれで自分が擦り減ったら意味無くて……。
 やりたいことはハッキリしてるのに、それ以外の問題が次から次へと足元になだれ込んでくるから上手く歩けなくて『そこ』にたどり着けない、みたいなの。

 現実でそういったことに苦しむ若者を応援したり、一人じゃないよと寄り添うためのみほよ流の皆自身であり皆の友達でもあるキャラなのかな、って。だから大学一・二年生っぽいと感じたのである。

 セノとティナリが割愛されているのはあいつらは普通に成人済みだと思ったからだ。酒も飲んでるし。
 スメール人の年齢を考える時に指標になるのはカーヴェだ。彼は26以上29以下と確定しており、アルハイゼンもまたカーヴェより二歳年下だということが確定している。彼らは全員教令院の卒業生で、卒業後それぞれのキャリアで輝かしい功績を上げ続けている。

 セノは若干成長していない疑惑が伝説任務2で発生してきたが、よくよく考えなくても小柄な成人なんて普通は珍しくもなんともない。
 少年モデルでごく普通に成人、というのも原神のキャラメイクの幅広さの一環だと思われる。

 そして元ポストの頃には影も形も無かった新人・セトス。彼もセノと同年代のはずなので成人だろう。彼の表記は一貫して若者だし、酒も普通に飲んでいる。
 逆にスメールは他の国と比べて子供のキャラが少ないとも言える。もしかしなくてもコレイだけが子供の範疇にいるキャラクターな気がする。

フォンテーヌ


リネリネフレミネは16、シャルロットは19、千織シュヴルーズ20以上

 三人小隊は上で述べたので割愛。というか17かなと修正した。

 シャルロットが19というのは、高卒で就職した奴ムーブが強いから……という半分冗談で半分本気の理由はおいておいて、レイラ(スメール)が進学、シャルロット(フォンテーヌ)が就職で自己実現をするという対比になっているのかな、と感じたからである。

 フォンテーヌにおける仕事での自己実現、を担うのがシャルロットと思った、が正しいかも。

 彼女は初期は記事の書き方から勉強したこと、連続して同じ賞をとったこと、半年以上の潜入取材をしたこと、その反響と報復がすさまじくて鎮火までの措置としてモンドに派遣されていたこと(七聖召喚イベ)などがキャラストに書かれているため、働き始めてからそこそこ長いようだ。

 若手記者と言われているが新人記者とは言われていない……よね?多分。ともかく二~三年の就労経験はあってもおかしくはない。

 千織は稲妻で様々な修行や奉公した後に国を出た。フォンテーヌに来てからしばらくは芽も出ず、伝説任務で語られたようにビッグになることを夢見て仲間と一緒にファッション・ウィークへの出場のため色々と努力をしていたりもした。確実に成人済の大人だろう。しかし綾華との縁の結び方的に、そこまで年上というわけでもなさそうだ。
 ……千織が何歳まで塀を乗り越えて他の家の庭に侵入して遊んでいたかにもよるが……。いや何してんねん。

 シュヴルーズも特巡隊に就職後いくつもの任務をこなした後に昇任試験を受けて現在の立場にいるため、キャリアは十分だ。やはり彼女も大人組と思われる。

 スメールでは極端に子供がいないが、フォンテーヌでははっきりと子供と大人(すでに自分の道を見つけて働いている人)が分かたれている印象だ。国のテーマによってプレイアブルキャラの属性をしっかりと考えているとわかる。

 お姉さんが好きなので千織とシュヴルーズが少女モデルなのが気に食わなかったが、若くても/若く見えても自分の道を歩むのであればそれは責任を背負う大人なのだ、という信念から来ているのかもしれない

 と考えると、好き勝手生きているようで実際は運命を捻じ曲げられているタルタリヤ君が長身男性モデルを使われていて、見た目だけは完全に大人なのもその逆なのかもしれないな~と思った。

結論:見た目で年齢はわからないが、考えること自体が重要


 タルタリヤ君の足は棒である
 同じ初期モデルであるディルック、ガイア、鍾離と比べるとわかるが、足がすとーんとしている。太ももと膝にあまり差がないし筋肉とかがついている感じじゃない。

 鍾離はとくに顕著だ。実は岩神の足はポリゴン数が多くてムキムキだぞ。あと岩神はどうやらケツも固い。大人の男のケツをしている。多分割りばしどころか槍も折れる。※公式が配布している3Dモデル参照

 一方のタルタリヤ君のすとーんとした足と丸いだけのケツよ。リオセスリみたいにバルクアップして肉のついたケツですらない。可愛らしいが頼りないケツだ。
 これって部活やってる男子高校生が背ばっかり伸びてヒョロヒョロの時の身体じゃないか?汝はティーダ?

 原神はゲームの作り上同じモデルを使うしかなくて身長差や体格差をそこまでつけられない。それに一番歯ぎしりしているのがほよばであることは皆さんご存じであろう。
 ゲーム内外のイラストで自社制作でも外部依頼でも絶対盛られてるな……というキャラや常に小柄/華奢だな……となるキャラがわりと決まっているし。

 しかし行秋とミカの膝を見比べてもらったらわかるが、ミカは凄くガッチリしている。行軍する人間の足だな、という以外にそこそこ身体の出来ている足だという印象も受ける。二人の年齢の違いを膝で感じるというわけだ。

 そういった細かい違いはゲーム内にもしっかりと存在しており、様々な点を観察するのもキャラへの理解を深める方法の一つだ。

 とはいえあくまでも個人の想像の域を出ない点は多々ある。
 公式設定と個人の感想の区別をつけながら、都合の良い幻を推していきたい。

 召使の年齢がある程度絞り込めることも、自分は凄く嬉しい。
 その辺りをひたすらぼかす作品もあり、それはそれで想像するのもしないのも楽しい。
 だが人外がゴロゴロいる原神世界だからこそ、人間のことを知る機会が多い程に世界の深みを覗けると思うのだ。

 最後にひっくり返すようで悪いが、そもそも時間の流れを現実と同じ感覚で考えない方がいい。
 旅人が時間を好き勝手に動かせることから、時計上の時間や暦、キャラクターの体感、実際の時の流れって多分リンクしていないんじゃないかな?

 ここまで読んでくれてありがとう。

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