子宮頸がん検診の精密検査が痛かった話
会社の定期健康診断のついでに受けた子宮頸がん検診にて、
『要精密検査』の結果が出てしまいました。
添付されていた紹介状には『軽度扁平上皮内病変(LSIL)』の文字。
まぁそんなに心配することはないだろうと思いつつ、
今年卵巣腫瘍もやっちゃってるからきちんと検査しておこう、
ということで、会社に詫びて病院を予約しました。
* *
受付さん『生理日は避けた日程で予約してください』
この時はまだ油断していた。
ふーん、エコーでも入れるのかな。わかったー。
くらいにしか考えていなかった。
というか、私はてっきり
『要精密検査』という言葉から、
”MRIに入るのだ”
”だからこの日はMRIに入る日程を決めるだけなのだ”
と、なぜか勝手に思い込んでいた。
前回の卵巣腫瘍の時の流れを
完全になぞった形でとらえていた。
MRIに入るなら、月に一度通ってる
大好きなネイルをオフせねばならない。
いつもはかからないオフ代を払わないといけないのかー
とか、考えていた。
そして当日。
先生『頸部から細胞を採取する検査をしますね。』
『3か所から組織をプツンっといただきます』
『痛いので頑張りましょう』
――え?痛いの?
『検査結果が出る2週間後までは性交渉なしでお願いしますね』
『検査後1~2週間は痛みと出血がありますのでナプキンをつけてください』
――ええ~、、、
『それでは処置室へお願いします』
――え~~~~。
あのピンクの、拷問器具のような診察台に乗らねばならない。
今から。何の心の準備もできていないのに。
めっちゃ憂鬱な気持ちになった。
アレには一種のトラウマのようなものを抱いている。
重刑を宣告された被告人のような足取りで向かい、
のそのそとズボンとおパンツを脱ぐ。
(靴下もいつも脱いじゃうけど、脱がなくてもいい気はする)
* *
まずエコーで中の様子を見られる。
何もいない。
そして、耳鼻科で耳の中を診る時に使う
筒みたいのをでかくしたような何かを挿入される。
ちょっと痛い。つらい。帰りたい。
内視鏡で使うようなカメラを挿入され、酢酸を付けられ、
またカメラで診られる。
ごそごそする。帰りたい。
『それでは今から細胞を採らせていただきますね』
『3回ほど痛みがありますが、お声を掛けながらやっていきますからね』
少し間が空いて。
おまたの突き当たりの壁(伝われ)が
細い何かに引っ張られる変な感覚が伝わるとともに、
ヂクゥッッッ!!!!!
とした痛みが走る。
いや痛いな!!!??!!!!!??!?
痛んだところがじんわりする。多分血出てるこれ。
2つ目、3つ目と採取される。
先生『ちょっと力抜けますか?お尻ぺたーっとして』
ふんーーっぺたーーーーっっ
無事3つ採取され、もう終わる。。。と思ったのも束の間。
先生『では止血の処置に入っていきますね。いきますよー』
キュゥゥーンという、超音波的な機械の音と痛みが連動する。
いや、さっきより痛!!?!?!?!?!
刺すような燃えるような痛みがピンポイントに走る。
多分焼いてるねこれ。患部焼いてるよね。
先生『大丈夫ですか?では2つ目…』
私『え待って、そういうこと?????』
先生『…?』
そう。この処置をあと2回施そうとしている。
少し考えればわかることである。
しかし何の覚悟もしていなかった身として
これはパニックにならずにはいられない案件だった。
ゆえに突然のタメ口。すみません。
助産師さんが手を握ってくれる。あたたかい。
偉大で尊い仕事である。
しかし2回目3回目も変わらず痛かった。
医者に殺意を覚える程度に痛かった。
油断したら思いつく限りのあらゆる汚い言葉が
口から飛び出してしまいそうだった。
様々な感情が押し寄せる中で、なんとか検査は終わった。
* *
検査後のお腹は生理痛よりも少し鋭い痛みがチクチクと、重く続いた。
生理痛よりもちょっと下の位置で、
範囲は小さく、でも確実に痛いって感じ。
鎮痛剤で少し緩和はされたが、食欲が湧かなかった。
今回の反省点としては、
事前にもっとちゃんと調べてから行くべきだった。
は~ネイル落とさなきゃ~とか、そんなレベルの話ではなかった。
完全に甘くみていた。
同じ思いをする女性が一人でも救われればと思い、
レポートにしてみた次第です。
検査の結果はまだ聞けていないので、
来週あたりに病院へ行ってこようと思います。
何もないといいな。
以上です!
最後までお読みいただきありがとうございました。