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自分を守るキャリア戦略しか取れなくなった話

キャリアコンサルタントなのに自分のキャリア構築を諦めるのはどうかと思うのですが。完全に「詰み」の状態に入ってしまった。

詰み始めた要因は、今年の春先に配転教育によって業種転換の内示が出た事。
(配転教育されるような若手ではないので、若手の為に席を開けろという意味合いだと自己理解している)
確かにずっと人事領域で仕事をしてきたので、長すぎるから新しい知見を得てねという会社の意向は重々理解している。私が異動になればこのポジションも空き若手のチャンスにもなる。それはとても良い事だと思う。
でも、異動先としてアサインされていたのが、業種も違う現場店舗業務。
弊社の店舗は人も少なく、希望休も少ない。
事務系ワーママの私がフラッと異動しても大して役に立てない事は明白だ。
今の部署は土日祝休めない代わりに、平日比較的自由に休みが取れる。これが私的には助かっているのだ。

「成長」を前面に押し出して異動させるのが弊社のお決まりだが、私の異動での成長ポイントが上司からも出てこなかった。
私自身も、自分の経験を活かして仕事をしていく事を望んでいたので、ちょっと、いやかなり違うなとずっと考えて、転職も視野に入れて準備をしていた。
でも結局いろいろな兼ね合いで今回の異動は一旦無くなったんです。
ホッとした気持ち1割、今後どうしようという気持ち4割、なんか疲れたな5割


これ以上頑張る必要があるのかな。頑張ってもどうせ希望しない業種に異動になるのに。
いやいや、今も頑張る事で自分の経験にもなるし、異動先でも新しい経験ができて自分の為になるよ。ともう一人の自分が言う。
言っているけど、もうその言葉を鵜吞みにできない。そこまで若くないし。人生折り返しに来ると自分の事も良く分かってきているので、きっと何とか仕事をするけど心が死ぬんだろうなと予測もできる笑

いっそそれなら、
自分の働く上での希望条件をカバーできる部署を希望していく戦略をとるしか自分を守れないんだと思う。
これでいいのかは分からない。正解にしていく力は私に残っているのだろうか。

私はずっと会社でのキャリアの積み方にモヤモヤして絡まっている。
尾石晴さんの「からまる毎日のほぐし方」最近読んで心が落ち着いた一冊。自分の絡まりってやっぱりキャリアだなと気付けた。気付かないふりしていたけど。形を変えて何回も私の前に出現するのってこれなんだよね。

働く自分を好きでいたいのになぁ。


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