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okome_thai
#1 中でも特別に好きなのは
こんにちは。mirin です。
最近、頭の中でいろんなことを考えるのですが、
なんとなくずっと頭から離れてくれず。
頭の片隅に置いておくのも気になるので、文字にして消化してみようかと、Noteを始めました。
特に意味もないし、読んでタメになるような話でもないし
暇つぶしにもならないような、ただの独り言です。
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中学生の頃、「自分には特別好きって言えるものがないなぁ」と悩んだことがあります。読書とか音楽とかそれ自体は好きだったけれど、例えば本ならこの作者さんが好きとか、音楽ならこのバンドとか。中でも特別にコレが好きと思えるものがない気がする、と思ったんですよね。
何かきっかけがあってそんなことを考えたのか、正直よく覚えてはいないのですが。母が割とハマると とにかく深いタイプなので、そんな母を見ていて、私にはそういうものがないなぁと、ふと思ったのかもしれません。
そんな時にあるブログを読みました。
あの頃はまだガラケーでしたが、掲示板とかブログとかはなんとなく見ていたんですよね。どこの誰だか忘れてしまったのですが、小説家の伊坂幸太郎さんの「死神の精度」という本について書かれた内容でした。
そのレビューが結構興味をそそられるもので、読書はもともと好きだったし読んでみようかな、と思ったんですよね。さっそく本屋さんで「死神の精度」を買って読みました。先が気になって一気に読みましたね。他にはどんな本があるのかな、と調べて読み進めていくうちに、小説家なら伊坂幸太郎さんが「特別に好き」になりました。(一番好きなのは、「チルドレン」という作品です)
今では、私の頭の中の「特別」と書かれた箱には、いろんなものが入っています。中学生だった頃の自分に見せてあげたいですね。