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【デッキ紹介】鎧竜一触
初めての方ははじめまして。そうでない方も、またご覧になっていただきありがとうございます。ミルガです。今回もデッキ紹介です。4月からの新生活が忙しくなりそうなので、3月中に更新しておこうと思い書きました。
1.きっかけ
まずは、今回のデッキを組んだきっかけからです。きっかけとなることが2つありました。そこから紹介していきます。
1.1.救いの架け橋
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HISTORY ARCHIVE COLLECTION での新規です。使いたいと思ったのは②の効果。宝玉獣モンスターとフィールド魔法をサーチすることができます。現代遊戯王では、フィールド魔法を持ってくる汎用的なカードは軒並み規制されています。「テラ・フォーミング」、「盆回し」、「メタバース」と3種類もあるのに3種類とも規制されています。なのにもかかわらず、救いの架け橋はフィールド魔法をサーチしながらついでに宝玉獣モンスターもサーチすることができます。ハンドコストを必要とするフィールド魔法と持ってくると、ハンドコストを宝玉獣で賄うことができます。墓地効果なので「おろかな副葬」がフィールド魔法と宝玉獣モンスターの2枚に変わります。
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今回のデッキで選んだのは、「宝玉獣 コバルト・イーグル」と「竜の渓谷」の2枚です。
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渓谷のコストでコバルトイーグルを捨て、「ドラグニティ-ギザーム」をサーチして召喚することでコバルトイーグルを蘇生することができます。
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宝玉獣がコストになるだけでなく、再利用できる部分に魅力を感じました。また、この2体から7シンクロやリンク2に繋ぐことができます。
1.2.あるコンボ
これは蔵院さん(@kusakari_fish)とリモートデュエルしていた時に教えていただいたものです。コンボの内容は記事にしていらっしゃるのでこちらからどうぞ
簡潔に説明するとランク4から「ドラグニティ-ファランクス」を経由して「天球の聖刻印」を作ることができます。
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天球の②の効果で「妖醒龍ラルバウール」を特殊召喚することで、「サイバー・ダーク・クロー」をサーチすることができます。
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クローからサイバーダークの動きにいけるので、ファランクスとギザームによって6シンクロか7シンクロを使い分けることができます。
この2つのきっかけによって初動が決まり、デッキを組み始めました。ここからデッキの中身を紹介していきます。
2.デッキレシピ紹介
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サイバーダークをメインとして戦います。メインデッキは初動展開とサイバーダークとシナジーのあるカードで主に構成されています。ここからひとつずつギミックの紹介していきます。
3.サイバーダークで落とす先
カノンとクローの効果で落とすモンスターです。
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メインデッキからもエクストラデッキからも墓地に落とせるので、いくつも選択肢があります。
3.1.BF-精鋭のゼピュロス
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メイン2にカノンを戻して特殊召喚しランク4を組むことができます。ランク4を組めるということは天球の聖刻印をリンク召喚できるということです。(上記参照)
3.2.黄金卿エルドリッチ
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装備されたカノンクローを墓地に送って壁もしくは除去札になります。カノンクローの③の効果で手札アドを稼ぎにいきます。強力でかつ有名なカードなので特に語ることはありません。
3.3.ヴァレルロード・R・ドラゴン
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②の効果でカノンクローを破壊し回収します。カノンクローの③の効果で手札アドを稼ぎます。エルドリッチと同じ仕事をしますが、ヴァレルRはラルバウールとアーデクからサーチすることができます。
3.4.旧神ヌトス
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盤面を1枚除去します。それだけです。2400以上の相手モンスターを攻撃対象にしてヌトスで破壊すると、戦闘ダメージを受けずに済みます。
3.5.虹光の宣告者
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儀式モンスターをサーチします。このデッキだと、イリュージョンオブカオスとヴァレルRの2枚です。一応、ギザームとソウルズによってシンクロ召喚することもできます。
4.ソウルズ&捕食植物
「マジシャンズ・ソウルズ」もサイバーダークととても相性が良いんです。
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②の効果でワールドとカノンクローをコストにしてドローします。ここまででカノンクローを墓地に送る手段が3つめです。多いですね。このドローのために「イリュージョン・オブ・カオス」とアーデクを採用しています。
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①の効果でソウルズをサーチします。デッキトップに戻すことも重要です。素引きしてしまったコバルトイーグルやラルバウールを戻すことができます。
ソウルズを特殊召喚する際のコストは「時花の賢者-フルール・ド・サージュ」を使用します。
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②の効果でカードを戻すことができますので、サージュが複数ある時は、同名を戻すことができます。同名を戻すことでソウルズのコストを確保することができます。その後、レベル1の植物族をサーチできるので採用したのが「捕食植物セラセニアント」です。
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サーチできて且つ単体で仕事をするカードとして採用しました。いわゆる防御札です。③の効果でプレデターカードをサーチできるので、「捕食植物ブフォリキュラ」も採用しました。このカードはサージュからもサーチできます。
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スケールに置いて使用します。P効果で闇属性限定の融合を行うことができます。融合召喚するのは「ガーディアンキマイラ」です。
5.ドロドロゴン
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融合素材代用モンスターであり、場で融合する効果を内蔵しています。サイバーダークにファランクスを装備することで立てることができます。ここから融合先となるモンスターを紹介します。
5.1.神炎竜ルベリオン
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場・墓地・除外から戻して融合できるカード。このデッキだと最もドロドロゴンの効果で出しやすいモンスターです。ルベリオンを経由するのは、場では素材を用意しづらいモンスターやデッキに戻したいカードがある時です。ドロドロゴンを使いまわしたい時にもルベリオンを使います。
5.2.超魔導師-ブラック・マジシャンズ
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1ターンに1度魔法・罠が発動すると1ドローすることができます。ドローすることによりアドバンテージを稼ぐので、序盤に出してデュエルを有利に進めていくために使用します。
5.3.ブルーアイズ・タイラント・ドラゴン
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全体攻撃ができる高打点のモンスターです。また、戦闘を行うと墓地の罠を再セットできる効果をもちます。デュエルの中盤から終盤にだして盤面を捲っていきます。3400の全体攻撃で相手のライフもかなり削れるので、③の効果は使っても多くて3回です。
5.4.超魔導戦士-マスター・オブ・カオス
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①の効果で蘇生し、②の効果で相手モンスターを一掃します。基本的には、終盤で勝負を決めにいくときに使います。また、このカードは上記にあったルベリオンを経由しなければ融合召喚できないモンスターです。墓地のドロドロゴンとイリュージョンオブカオスで融合します。
6.他のカード紹介
まだ紹介されていないカードを最後にさらっと紹介していきます。
6.1.サイバーダーク
ホーンは貫通持ち、エッジは直接攻撃持ちです。キールは300バーンなので採用を見送りました。
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救いの架け橋で持ってくるフィールド魔法の選択肢の1つです。サイバーダークに耐性を付与し、再度召喚して装備させる効果をもちます。1度目はファランクスを装備し分離して、2度目はカノンクローを装備したりします。また、1度目にカノンクローを装備してエルドリッチ効果使って2度目にカノンクローを再装備できたりします。なくてもいいですが、あったら手札や場が増える1枚です。③の効果も一応使います。
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装備を増やすか装備を外して除去する効果を選択できます。こちらもエルドリッチやヴァレルRと同じよう使い方ができるのですが、相手ターンにも外すことができ、相手の盤面に触れることができるのは2つにない魅力です。
6.2.ドラグニティ
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初動以降に竜の渓谷が残っている時にサーチすることができるので採用してます。ドゥクスでもドロドロゴンを作ることができます。サイバーダークとドゥクス両方がある時はドゥクスでドロドロゴンを立てるようにしましょう。風属性・鳥獣族は融合素材としてこのデッキでは使えないからです。
6.3.RR
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蔵院さんの記事にあったランク4から天球を組む要員です。カノンの効果でゼピュロスを落としてメイン2から天球を構えるためです。シンギングを素引きしたらイリュージョンオブカオスでデッキに戻してしまいましょう。
6.4.闇属性ドラゴン族
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ラルバウールでのサーチ先です。基本的にはクローをサーチしますが、サイバーダークギミックがもう手札にある時に持ってくる選択肢として採用しています。
6.5.融合
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救いの架け橋で持ってくるフィールド魔法の選択肢の1つです。②の効果が特に優秀で、ドロドロゴンの効果での融合でも反応します。このデッキで素の融合から出てくるモンスターは「ガーディアン・キマイラ」のみです。
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1枚ドロー&2枚除去もしくは2枚ドロー&1枚除去です。手札の要らないカードを融合素材にして手札交換できるのはとても便利です。このデッキではちゃんと対象耐性もあります。
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2枚目以降のおろかな副葬で墓地に送ります。このデッキにはドローソースがいくつかあるので、おろかな副葬を2枚引くことが全然ありますので採用しました。素引きしたらコストにしましょう。
6.6.罠
罠カードはタイラントで使いまわすことができるので、それを考慮して採用しました。
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人によっては現代遊戯王で最も見ることが多いであろう罠カードです。あまり知られてない効果かもしれませんが、セットされていた場合同じ縦列の魔法罠を無効にできます。タイラントの効果で相手の伏せと同じ縦列にセットしましょう。
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リソースを回復するために採用してます。壺とは異なり、魔法罠も戻せるのは利点です。タイラントで使いまわすときは中盤から終盤なので墓地にはたくさんのカードがあります。どんどん使いまわしましょう。
6.7.エクストラ
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主にソウルズをリンクリボーにします。初動展開で天球を構えますが、小さなモンスターで殴りにきてメイン2で展開してくる人もいます。なので、それを防ぐためにリンクリボーと並べます。
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融合を使うにあたり採用したいリンクモンスターですね。ですが、このデッキでは、融合モンスターとクロシープを並べる程の展開力はないので、変える候補でもあります。
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個人的にレベル7以上のモンスターが出しやすいデッキには採用したいリンクモンスターです。耐性をもちながら除去効果をもつ優秀なモンスターです。他に相性のいいモンスターがいたら入れ替える候補でもあります。
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打点減少効果を持ち、対象耐性を付与し、擬似的な破壊耐性をもつ実はかなり優秀なモンスターです。サイバーダークの2400以上の打点をもつモンスターが相手にいても殴りにいくために採用しています。
7.最後に
最後までご覧になっていただきありがとうございました。サイバーダークを使っている方はたくさん見てきたので自分流のものを形にしました。最後にこのデッキ名の「鎧竜一触」についてです。このデッキには採用されていませんが、サイバーダークの融合体は全て「鎧」という漢字が使われているので、この漢字を使った言葉を調べていました。その時に「鎧袖一触」という四字熟語をみつけたのですが、この「鎧」という漢字を使った四字熟語はこれ1つしかないそうです。オンリーワンなのはいいですよね。その四字熟語をもじって決めました。意味はまったくもって関係ありません。なんなら逆まであります。気になった方は是非とも調べてみてください。これからも不定期でこのようなデッキ紹介の記事を投稿していこうと思ってます。作成したデッキは遊戯王ニューロンで"#ミルガノレシピ"と調べていただけると全てみられます。ここまで読んでいただきありがとうございました。また、別の記事も読んでもらえたら幸いです。
更新記事を書きました。こちらもご覧ください。